現代のスイーツ業界に新たな息吹を吹き込むために次の独自性を打ち出し、よりアート性・ファッション性を高めた商品を産み出すラグジュアリーでコンセプチャルな「LOUANGE TOKYO (ルワンジュ東京)」。
ヌヌースと呼ばれる愛らしいテディベアの形をしたケーキを見た事がある!という方も多いのではないでしょうか。
”映え”という言葉が定着した現代。その中には、味か見た目か…どちらかが重視されてしまう作品も少なくありません。
「LOUANGE TOKYO (ルワンジュ東京)」では、「厳選素材」へのこだわりはもちろんのこと、「時間」「空間」を提供するというコンセプトをもとにモノづくりをし、”~愛する人に賛辞の気持ちを込めて~”とメッセージを吹き込んだブランドとして、幅広く愛されています。
製菓の国際コンクール「WPTC(ワールド ペストリー チーム チャンピオンシップ)」を2度優勝した藤田浩司氏がグランドシェフを務め、ハイクオリティーかつアート性、ファッション性を高めた味覚のみならず、五感で楽しむことのできる作品を生み出しています。
今回、[佐藤ひと美のスイーツレポート]で紹介するのは、2021年5月8日 銀座にグランドオープンしたスイーツ×朝食が楽しめる新しいスタイルの店舗「LOUANGE TOKYO Le Musée(ル・ミュゼ)」。
「時間・空間を提供するものづくり」からさらに進化した、「儚さを追求した体験型店舗」はまさにスイーツの美術館。
新店舗のコンセプトは「CONTRAST(コントラスト)」。
古くから愛されてきた伝統的技術と、最先端の技術を掛け合わせた新旧のコントラスト。酸味や甘味などの味覚のコントラスト。インテリアやスイーツの色彩コントラストなど、様々な対比を楽しみ、よりブラッシュアップした演出で記憶に残るようなスイーツを様々な形で提供する店舗を目指しているそうです。
「LOUANGE TOKYO Le Musée(ル・ミュゼ)」
グランドオープン:2021年5月8日(土)
住所:東京都中央区銀座1-9-5
営業時間:10:00~19:00(※6月15日から 8:00~19:00)
定休日:不定休(祝日時、不定期で休業する可能性あり)
URL: http://www.louange-tokyo.com/
天井高7メートルの吹き抜けと、プティガトーをモチーフとしたようなシャンデリアが目を惹くエントランス。
店内に入ると、アート作品のようなスイーツが、全長8メートルのショーケースの中に並んで、お出迎えしてくれます。
ショーケースを抜けた店内の奥には、焼き菓子等をご購入いただける物販スペース。
こちらの壁面は美術館をイメージし、実際に購入する事ができるスイーツを額装したインテリアを施しています。
またイートインスペースでは、芸術鑑賞をするようにここでしか味わうことのできない〈アシェットデセール〉などをゆったりと味わうこともできます。
LOUANGE TOKYO Le Musée 限定のプティガトー(スフレ)
全長8mのショーケースに並ぶ、アート作品のような魅惑的なプティガトー。
味わいはそれぞれに個性があり、1つ食べれば全種類制覇したくなってしまうこと間違いありません。
見て楽しめ、食べても楽しめる、魅惑的なスフレが揃っています。
その中から、私のおすすめを数点ご紹介させていただきます。
SPHÉRE ROUGE ~ スフェール・ルージュ ~
あまおう苺のソースをあまおうクリームの中に、最先端の技術でソースを閉じ込めるこでフレッシュ感を演出。
苺と相性抜群のピスタチオのパンドジェンヌを生地にし、ロゼシャンパーニュとライチの香りのマリアージュを楽しんでいただけます。
SPHÉRE TARTE MANGUE ~ スフェール・マンゴータルト ~
5・6月限定「熟赤の雫」宮崎マンゴーを使用した贅沢タルト。
タルト生地の中にはパッションのジャム、ココナッツのミルリトンを使用しています。
上層のパッションマンゴームースは、フレッシュ感を残しつつ全体のバランスを取っており、南国の香りを感じていただける逸品です。
SPHÉRE FORÊT NOIR ~スフェール・アルモニー ~
ヴァローナチョコレートの「シバララクテ40」を使用した濃厚ミルクチョコレートケーキ。
中の層は風味豊かなコーヒー豆の香りを引出し、アクセントとして際立たせたホワイトコーヒームースに、アプリコットのコンポート、ジョコンド生地とフィヤンティーヌが絶妙なハーモニーを織りなします。
SPHÉRE RAVE ~ スフェール・ラーヴ ~
「イタリアンアカデミーオブチョコレート」2004年クーベルチュール部門で世界第一位を受賞した「マラカイボ65% 」カカオチョコレートを使用したチョコレートムース。
ジョコンドショコラ、オレンジマーマレード、ヘーゼルナッツプラリネのクリーム、キャラメルクリームの層から構成されており、カカオとナッツのマリアージュをお楽しみ頂けます。
LOUANGE TOKYO Le Musée イートイン限定〈アシェットデセール〉
お皿もオリジナルで制作するなど、「LOUANGE TOKYO Le Musée」の象徴ともいえるラインナップ。
苺の森をイメージしたショートケーキやゴッホの「ひまわり」をモチーフにしたアシェットデセール、バカラのグラスで食べる贅沢なマンゴーパフェなどなど、様々な皿盛りデザートを月毎に新作として提供されます。
~ LOUANGE TOKYO Le Museeのスペシャリテ ~
ヴァン・ゴッホ
美術館の内装のイメージに合わせて、陶器皿も一からオリジナルで作り、著名人御用達「立石ガクブチ店」 の額縁を使用することで、本格的なアシェットデセールに仕上げました。
パイナップルのローストで花弁を、ピスタチオペーストとココナッツローストで筒状花を表現しています。
巨匠ヴァン・ゴッホの「ひまわり」の処女作を忠実に再現。
グランドシェフである藤田氏が世界大会で優勝した「ピスターシュ」を花瓶に見立て、濃厚且つ繊細なピスタチオのスイーツを楽しんで頂けます。
フレーズ・フォレ
「苺の森」をイメージして創作したアシェットデセールです。
日本人の好むショートケーキを世界優勝パティシエが様々な食感を加えることで進化系ショートケーキに仕上がりました。生クリーム7分立ての口溶け食感に、メレンゲのサクサク感。あまおうのアイスクリームやあまおうジャムなど口の中に色々なハーモニーが広がります。
店舗のコンセプトの「contrast」のイメージに寄り添っているデセールです。
ラピュタ
天空の浮かぶ島「ラピュタ」をイメージして創造したアシェット。
味の構成はシャンパーニュ蜂蜜のパンナコッタとゴルゴンゾーラのアイスクリーム、アクセントにレモンディルのゼリー、オレンジに漬けたオリーブ、そして食感のアクセントに胡桃とヘーゼルナッツを加えております。
今からの季節にさっぱりと食べることができる夏向けのスイーツです。
朝食メニューも今後展開されるそうなので、そちらも是非注目してみてください。
夜の外出を控えることが多い現在ですが、芸術的なスイーツ、本格的な朝食、そして、上質な空間を提供する「LOUANGE TOKYO Le Musée」で、特別な一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
ART SWEETS 感性×技術×素材
世界最高のパティシエの技術によって、こだわり抜いた素材を最大限に活かし、そして一部のスイーツはコンセプトに合わせて、盛り付けるお皿をひとつひとつ創作。
味覚だけではなく五感で楽しめるアートのようなスイーツの提案から、モノづくりを大切にする「LOUANGE TOKYO」のこだわりを感じ取っていただけるはず。
美術館をイメージしたインテリア 「廃墟×晶瑩玲瓏(しょうえいれいろう)」
店舗名の“Le Musée”は、フランス語で美術館を意味しています。
美術館をイメージしライトグレーを基調としたスタイリッシュな店内には、アート作品のようにスイーツが並べられています。
また、店内奥に併設されたラウンジスペースでは、芸術鑑賞をするようにゆったりとしたお時間をお過ごしいただけます。
WORLD CREATOR×12人 COOL JAPANと共に日本の最先端スイーツを世界に発信
日本の最先端スイーツを世界へ発信するために、世界を代表するクリエイターが参画しています。そのクリエイターの表現方法は様々で、コックコートのデザインからスイーツを使用したヘアメイク 、空間作りなど多岐に渡ります。優秀なクリエイターと共に、日本の最先端スイーツを通してCOOL JAPANを世界へ発信しているのです。
コロナ禍を視野に入れた 非接触型販売&予約システム
お客様のストレスを軽減する為、モバイル端末を使用して購入できるシステムを開発。
お客様のスマートフォンからオーダーができる仕様にすることで、衛生の観点に加え、限りなく非接触型での対応を追求しています。
物販スペースではQRコードを読み込んで商品情報取得&購入が可能。近未来型の決済「キャッシュレス」を導入しているので、お会計もスマートです。
新型コロナウイルス感染症の新規感染者数増加に歯止めがかからないことから、3度目の緊急事態宣言が発令されている中ではありますが、アルコール消毒・店内でのマスク着用・キャッシュレス導入など徹底されているオススメのスイーツ新店舗情報を今回はご紹介させていただきました。
次回も甘く美味しい素敵なスイーツ情報をお届けできたらと思います。
お楽しみに!