2023年6月30日(金)~7月30日(日)までの期間、全国のパティスリーやホテル、レストランなど、昨年より60店舗以上多い225店舗が参加するスイーツの祭典「ダイナースクラブ フランス パティスリーウィーク 2023」が開催されています。
参加店はこちら : https://www.francepatisserieweek.com/pastryshops
※ 「ダイナースクラブ フランス パティスリーウィーク」は今年で13周年を迎える日本最大級のレストラン・イベント「ダイナースクラブ フランス レストランウィーク」の姉妹イベントです。
今年のテーマであるフランスの伝統菓子「エクレア」は、稲妻が落ちるのと同じぐらい一瞬で食べられてしまうことから、フランス語で稲妻を意味する「エクレア」 と名付けられたそうです。
歴史上、誕生したのは19世紀とまだ若いフランス国民菓子ですが、シンプルながらその存在感は絶大で、フランスでは最も基本的な菓子とされ、日本のシュークリームやショートケーキの様に身近な存在ですが、近年はシェフの個性を反映するクリエイティブなスイーツのひとつとなっています。
■エクレア(エクレール)の誕生
エクレール誕生秘話には諸説ありますが、有力なのはフランス料理史上、天才製菓人・天才料理人として名を残す「Marie Antoine Careme (アントナン・カレーム)」による考案と言われています。
私たちが美しいと感じるフランス菓子の洗練された味や見た目は、アントナン・カレームによってもたらされたと言っても過言ではありません。
もともとシュー生地の原点は、16世紀イタリア・フィレンツェの大富豪メディチ家カトリーヌ・ド・メディシスがフランソワ1世の次男(後のアンリ2世)のもとに輿入れをした際に連れてきたお抱え菓子職人が、小麦粉、牛乳、バターでできた生地を少量ずつ天板にのせて焼いたものだったそうです。
シュー生地を完成させた菓子職人ジャン・アヴィスの弟子として、当時パリで人気の「バイイ」が経営するパティスリーで見習い修行を始めた16歳のカレーム。
当時はフランス革命の混乱期。捨て子であったカレームがどのようにして19世紀近代料理最高の巨匠と呼ばれるようになり、数多くの料理人や菓子職人を魅了していったのかは、また別の機会にお伝えしていけたらと思います。
製菓にも建築的な立体で美しいシルエットの要素を取り入れたカレームによって、当時使用されていたしぼり袋に口金をつけて細く絞りやすく、また装飾性を高め使いやすくしたと伝えられています。
シュークリームのシュー生地をしぼり袋で、まるでシャルロットのように細く絞り出して焼いたことで、「エクレア」が誕生しました。
正式名は「Eclaire(エクレール)」、フランス語で「雷、稲妻」の意味を持ちます。
このお菓子に「エクレア」という名前がついた説には、生地を焼いた際にできる表面の亀裂が稲妻に似ている、中のクリームが生地からはみ出さないように稲妻が光るがごとく電光石火ですばやく食べなければいけない、また、表面にかけられたチョコレートやフォンダンが稲妻のように光って見えるからと言われています。
「ダイナースクラブ フランス パティスリーウィーク2023」
「ダイナースクラブ フランス パティスリーウィーク2023」
開催期間:2023年6⽉30⽇(⾦)~7⽉30⽇(⽇)
主催:フランス パティスリーウィーク事務局
特別後援:在⽇フランス⼤使館
特別協賛:ダイナースクラブ(三井住友トラストクラブ株式会社)
パートナー:ヴァローナ ジャポン 株式会社、サンペレグリノ イタリアンスパークリングドリンクス、エールフランス航空、プレジデント(ラクタリス・ジャポン)、ガルバーニ(ラクタリス・ジャポン)、レ ヴェルジェ ボワロン(日仏商事㈱)、ドゥマール(日仏商事㈱)、ラ ローズ ノワール(日仏商事㈱)、ラ・ペルーシュ(㈱アルカン)、ネグリタ(ドーバー洋酒貿易㈱)、住商モンブラン株式会社、antenna*、マイリトルボックス
参加各店舗は「エクレア」に基づいたオリジナルスイーツはどれも想像を超えて独創的であり、この期間にしか体験できない特別な一品。
開催期間にしか食べられない、各パティシエの想いが詰まったオリジナル商品の数々。今年は夏らしい果物をふんだんに使用したエクレアの他、和素材をエクレアと融合させたものや
お惣菜のように野菜などを使用して食事にもなりそうなエクレア、高級食材をふんだんに使用したエクレアなど、昨年以上にバリエーションが豊富になっています。
夏らしく、どこかエキゾチックな味わいが楽しめるエクレア
ル・ショコラ・アラン・デュカス「エクレール・ショコラ 」
東京工房と六本木店のル・サロン限定でそれぞれ異なるフレーバーのエクレアを用意。
♢東京工房限定:ÉCLAIR CHOCOLAT NOIR PASSION(ノワール・パッション)
♢六本木店限定:ÉCLAIR CHOCOLAT AU LAIT PASSION(レ・パッション)
幾何学模様のショコラを飾ったエクレール2種。
♢東京工房限定:「ÉCLAIR CHOCOLAT NOIR PASSION(ノワール・パッション)」価格: 1,760円
住所:東京都中央区日本橋本町1-1-1
サクサク⾷感のクランブルを乗せて焼き上げたショコラのシュー生地の中には、濃厚な風味を持つペルー産カカオ75%と100%ショコラとキャラメルのクリームに、パッションフルーツのコンフィ、香ばしくキャラメリゼしたピーカンナッツが詰まっています。
その上には、ほど良き厚みのある幾何学模様のショコラ板。
♢六本木店限定:「ÉCLAIR CHOCOLAT AU LAIT PASSION(レ・パッション)」価格: 1,760円
住所:東京都港区六本木6-12-2 六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り
赤い果実のような酸味が特徴のマダガスカル産のカカオ75%と100%のショコラをブレンドしたキャラメルクリームを使用。
パッションフルーツのコンフィやキャラメリゼされたピーカンナッツがたっぷり。
大胆に飾られた幾何学模様のカカオ45%のショコラ オ・レから広がる優しいミルクとカカオの風味をご堪能いただけます。
店舗情報: https://lechocolat-alainducasse.jp/
ザ・ペニンシュラブティック&カフェ 伊勢丹新宿店 「トロピカルエクレア」
パッションフルーツ、バナナ、マンゴーなど夏らしいトロピカルな味わいをが詰まったエクレアです。ふわっとしたシュー生地には、マンゴーカスタードのほか、口どけ優しいパッションフルーツやバナナ風味のなめらかなクリーム、ホワイトチョコレートのシートが一枚挟まり、様々な食感が一度にお楽しみいただけます。
「トロピカルエクレア」価格:880円(税込)
住所:東京都新宿区新宿3-14-1 本館B1F
店舗情報: https://francepatisserieweek.com/pastryshops/peninsula-isetan/
Pâtisserie Le Cadeau 「エクレア ショコラ・エキゾチック」
稀少なタヒチ産バニラとヴァローナのカカオ分80%ショコラを使用した濃厚なクリームをショコラのエクレアにたっぷり詰め込み、マンゴー、ブラッドオレンジ、パッションの爽やかな酸味のクリームと、オレンジパッションのコンフィチュールで夏をイメージしました。
「エクレア ショコラ・エキゾチック」価格:580円(税込)
住所:群馬県伊勢崎市宮子町3409-6
店舗情報: https://francepatisserieweek.com/pastryshops/patisserie-le-cadeau/
和素材をふんだんに使用。フランスの代表的スイーツ・エクレアとの融合を見事に表現!
寿月堂 銀座 歌舞伎座店「抹茶と玄米茶のエクレア」
フランス パリで展開する寿月堂と辻調理師専門学校 フランス校元職員 杉本都香咲が「日本茶専門店のエクレア」をコンセプトにコラボ。 お点前に使用されるグレードの静岡産抹茶を使用したクレームパティシエールは、濃厚なお濃茶を食べているような味わい。シュー生地に 有機栽培の玄米茶を敷き詰めたチョコレートをのせました。
「抹茶と玄米茶のエクレア」価格:580円(税込)
住所:東京都中央区銀座4-12-15 歌舞伎座タワー5F
店舗情報: https://francepatisserieweek.com/pastryshops/jugetsudo/
パレスホテル東京 ラウンジバー プリヴェ「エッサンス」
赤紫蘇のクリームとジュレ、赤スグリのジャムがたっぷりと入ったショコラエクレア。ペストリーショップ「スイーツ&デリ」(ホテルB1F) でテイクアウト(1,500円)もご用意しております。
「エッサンス」価格:2,300円(税込)
住所:東京都千代田区丸の内1-1-1
店舗情報: https://francepatisserieweek.com/pastryshops/lounge-bar-prive/
Fleur de soleil 「エクレール シークワサー」
サクッと焼き上げたエクレア生地の中には、沖縄県産シークワサーを使用した、爽やかで優しい酸味の特製シークワサークリームを詰めました。 表面は、シークワサー香る自家製フォンダンで仕上げました。
「エクレール シークワサー」価格:345円(税込)
住所:沖縄県国頭郡国頭村奥間384-1
店舗情報: https://francepatisserieweek.com/pastryshops/fleur-de-soleil/
豊かなバニラの香りが主役のエクレア!
モンサンクレール 「ディザン・バニーユ」
10年間漬け込んだマダガスカル産の天然100%の高級バニラを使用しバニラ本来の香りを最大限引き出したエクレール。構成はエクレア生地、クレームパティシエール、カバーリングショコラ、クレームシャンティ、ジュレミルティーユカシス、ビスキュイ、ムースバニーユ、グラサージュバニーユの8層です。ジュレの酸味や、ビスキュイやムースを軽い食感にすることでくどくなりすぎず、甘く濃厚で香り高い味わいに。
「ディザン・バニーユ」価格:900円(税込)
住所:東京都目黒区自由が丘2-22-4
店舗情報: https://francepatisserieweek.com/pastryshops/montstclair/
Pâtisserie PorteBonheur 「エクレア・オ・ヴァニーユ」
オーセンティックなヴァニラのエクレア。シンプルなお味を堪能して下さい。
「エクレア・オ・ヴァニーユ」価格:350円(税込)
住所:埼玉県さいたま市浦和区北浦和1-24-11
店舗情報: https://francepatisserieweek.com/pastryshops/portebonheur/
■映えるスイーツ写真を投稿しよう!「フォトキャンペーン」も同時開催!
「ダイナースクラブ フランス パティスリーウィーク 2023」期間中は皆様に繊細で美しいスイーツの画像や動画をInstagramにご投稿いただくフォトキャンペーンが今年も開催されています。
抽選で選ばれた方は、素敵なプレゼント贈呈もあるそうなので、是非チャレンジしてみてください。
応募期間:2023年6⽉30⽇(⾦)~7⽉30⽇(⽇)
応募⽅法:「ダイナースクラブ フランス パティスリーウィーク 2023」イベントの参加店で提供販売されている「エクレア」商品を注⽂し、画像を撮影します。Instagram公式アカウント「@france_patisserie_week」をフォローの上、ハッシュタグ「#フランスパティスリーウィーク」をつけ⼜は@france_patisserie_weekのアカウントをタグ付け、撮影地情報やスイーツやお店の説明などを⼊れて、Instagramに投稿してください。
※Instagram以外のSNS(TwitterやFacebookなど)はコンテスト応募の対象になりませんが、ぜひ⼀緒にご投稿ください。
応募資格:年齢、性別、国籍、住所地、プロ・アマ不問。ただし、⾃分⾃⾝のInstagramアカウントを持ち、かつ公式アカウント「@france_patisserie_week」をフォローしている⽅で、賞品のお届け先が⽇本国内である⽅に限ります。Instagramにてアカウント⾮公開、ハッシュタグ⼜はタグ付けがついていない投稿は、審査対象外となりますのでご注意ください。画像は⼀⼈何点でも投稿(=応募)可能です。
審査⽅法と当選発表:8⽉上旬にエントリー者を抽選で選出し、当イベントの公式Instagramに掲載することで発表いたします。選ばれた⽅にはInstagramのイベント公式アカウントからダイレクトメッセージでその旨をご連絡いたします。お知らせを送った後、5⽇以内に連絡が取れなかった場合、または⼊賞作品の応募者が⼊賞を拒否した場合は、⼊賞は取り消しとなりますのでご注意ください。受賞者にはイベント事務局パートナー企業の素敵な景品をお送りします。
皆様にフランス菓子の魅力を再認識いただくと同時に、パティシエたちの素晴らしい発想と技がより一層注目を集める機会となる「ダイナースクラブ フランス パティスリーウィーク 2023」。
東京だけじゃなく、日本各所で参加店舗があるので公式サイトからお近くではどんなエクレアが登場しているのかチェックして楽しんでくださいね。