eat crator記事:次世代を担う若き表現者の競演。「TOUMIN」シェフパティシエ・野澤倭歌菜と陶芸家・宮下将太氏による味わいと色彩に満ちた秋のコラボレーションデザートコースを開催 

※本記事は株式会社イートクリエーターのウェブサイトに掲載された記事を転載しております。

日本の旬の食材と発酵をテーマにしたモダンフレンチ「TOUMIN」のシェフパティシエ野澤 倭歌菜(のざわ・わかな)と、岐阜県土岐市を拠点に国内外で幅広く活動する陶芸家・宮下 将太(みやした・しょうた)氏のコラボレーションデザートコースを11月29日(金)・30日(土)限定で開催いたします。

本コラボレーションは、11月29日(金)〜12月2日(火)の期間、「at Kiln TOKYO」(恵比寿)にて開催される宮下将太氏の個展にあわせて特別に開催されます。

同世代でありながら、シェフパティシエと陶芸家、異なる道で表現者として活躍する2人による「デザートと器」を通じた新たな体験を、秋の味覚とともにお届けします。生産者の想い、素材や味わいの持つ繊細さを大切にデザートを仕立ててきた野澤。さまざまな業界を経て、陶芸の世界で表現を深めてきた宮下氏。新たな視点と感覚で、互いの手仕事を表現したデザートと器が紡ぐ、味わいと色彩の融合をお楽しみください。

土による質感、繊細な釉薬の使い方によって映し出されるさまざまな色合い。見るたびに表情を変える宮下氏による器は、デザートの背景として溶け込みながらも、独自の世界観と存在感が際立ちます。「宮下氏の器を活かしながらも、自分自身も活かされたい」と語る野澤のフィルターから生まれるデザートとともに、お互いのインスピレーションを昇華してメニューを構成しています。このデザートコースのためだけに生まれた器とデザートが、普段とは違う「器の楽しみかた」、「デザートの味わい方」を提案し、ゲストを新たな食体験へと誘います。

本質を追求する2人による競演。器が魅せる表情、デザートとともに躍る五感

シグネチャーディッシュ:ミルクレープ
「本質を見つめる姿勢」がお互いの共通点だという野澤が用意するのは、長野県・東御市「秀果園」のぶどうを使ったミルクレープ。“パティシエの基礎”とも呼ばれ、素材の選び方・扱い方・技法に至るまで、本質を見極め貫く「初心」を大切にしたデザートです。緑・黒・赤と個性豊かな3品種のぶどう(マスカサーティーン・マスカノワール・クイーンルージュ)の酸味、濃厚なクリームと薄く繊細に焼き上げたクレープを何層も重ねることで、味わいの魅力だけでなく、さまざまな生産者との繋がりや、コースを一緒に作り上げる人との縁を表現します。深い色合いとお重のような二重になった器がもたらす、「静と動」のパフォーマンスとともに、デザートと器のシンクロニシティをお楽しみください。

コースには、「TOUMIN」ソムリエ島村滉輝が考案するアルコール、ノンアルコールのペアリングもご用意。デザート、器が創り出す世界観を一層魅力的に引き立てるコースペアリングを組み立てております。

当日は、宮下氏を「TOUMIN」にお招きし、器についてのお話も楽しんでいただけます。参加者には、このイベントのためだけに造られたイベント限定カラーの「豆皿」を1点お持ち帰りいただけます。

〈イベントに寄せて〉
宮下さんとは、お互いに全く違う業種で活動をしてきましたが、同世代の表現者として多くの刺激を受けています。見るたびに違う表情を見せる作品は、テクニックの繊細さのみならず、土選びや釉薬の表現方法など、モノづくりの本質を大切にしていることが伺えます。陶芸家・シェフパティシエと、活動の場は違えども、私がこれまで大切にしてきた生産者との繋がりや、材料・技法との向き合い方に共通する部分があると思っています。今回のコラボレーションを通して、お互いの表現を磨き合い生まれた、デザートと器が見せる新たな景色をゲストの皆さんにもお届けしたいです。レストランには普段訪れないという方にも、楽しんでいただけるイベントとなっています。この特別な食体験を、ぜひ体験してみてください。
シェフパティシエ 野澤 倭歌菜

陶芸家 宮下 将太 ×「TOUMIN」シェフパティシエ 野澤倭歌菜 
コラボレーションデザートコース開催概要
日程:2024年11月29日(金)・30日(土)
時間:12:00〜14:00
場所:TOUMIN  東京都港区西麻布2丁目24−14 バルビゾン 73 2F
定員:各日 10名
内容:品数4品+お茶菓子、ペアリングドリンク4杯、ハーブティー
*お持ち帰りの豆皿(イベント限定カラー)1点付
料金:アルコールペアリング含むデザートコース 全5品 12,100(税込)
   ノンアルコールペアリング含むデザートコース 全5品 11,000円(税込)

※別途サービス料を10%頂戴致します
※キャンセル100%の金額:11,000円
予約URL(OMAKASE 内):https://omakase.in/ja/r/nw233038?fbclid=PAZXh0bgNhZW0CMTEAAaa36JG46S7ro5LgAAr6tT5S7Rt4izvjkrwNuB9c6OVfxzBazBlSn9MdXygaemNlhPFN_W9IxgAuUCgqZUDg

<プロフィール>

野澤 倭歌菜 (のざわ わかな )
東京生まれ。東京専門学校卒業後、ホテル日航東京(現:ヒルトン東京お台場)や南青山のUN GRAINにて修行後、赤坂のパスカル・ル・ガックに立ち上げから従事し、2021年よりシェフに就任。チョコレートの世界に飛び込んだ後、レストランへ。2023年オープンのレストラン「TOUMIN」のシェフパティシエとして、コースのフィナーレを締めくくるデザートを考えるだけでなく、パフェやデザートのイベントも開催。足繫く生産者の元へ訪問し素材への理解を深め、その魅力を多方面からアプローチすることにより瞬間的な儚さを表現し、食べて体験して記憶に残るデザートを目指す。

宮下 将太(みやした しょうた)
岐阜県土岐市にて製作。
世界中から集めた原料を0.001gに及ぶ調合、1℃単位の焼成等の独自研究にて開発した特殊釉薬や3Dデータ技術を用いたデザインなどを用い、美濃というアーティストと工場が混在する特別な環境に可能性を見出し両者の長所を活かした幅広い作品を手掛ける。

TOUMIN 概要
旬の食材と【発酵】をテーマにした身体が喜ぶモダンフレンチ。シェフの井口和哉は、「タテルヨシノ銀座」(東京)「ル・コントワール・ド・ブノワ」(大阪)「ミッシェル・ブラストーヤ ジャポン」(北海道)などフレンチの名店でキャリアを磨き、野菜を軸としたフレンチ「restaurant RK / REVIVE KITCHEN THREE AOYAMA」でシェフを務めた。発酵や塩漬けなど【冬眠】していた素材のエネルギー、海や森と自然に溢れる日本の豊かさを感じる月替わりのおまかせコースを提供する。

所在地:〒106-0031 東京都港区西麻布 2丁目24-14 BARBIZON73 2F
アクセス:都営大江戸線・地下鉄日比谷線「六本木駅」、
東京メトロ千代田線「乃木坂駅」から徒歩約 10分
席数:カウンター 12席
予約サイト:https://omakase.in/ja/r/nw233038   ※完全予約制
お支払い方法:現金・カードのみ可
お問い合わせ:toumin@ec-corp.jp
公式Instagram:https://www.instagram.com/toumin_restaurant/

at Kiln TOKYO 概要  
日本独特の歴史文化から育まれる美意識やもてなしの心、自然観から生み出される、実用性とデザイン性を兼ね備え日常に溶け込んだアートであるうつわ。
日常の一コマを上質に変える、作家が手掛ける美しい手仕事のうつわをご紹介しています。
所在地:〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1丁目5−1, WM Yebisu, 1F
公式Instagram:https://www.instagram.com/atkiln/