暑い夏こそ食べたくなる!美味しい抹茶スイーツ
暑い季節になると、スイーツ市場で賑わいを見せるのが【抹茶】ワードのスイーツやマリアージュ。ここ数年の定番となっていますが、なぜ夏に抹茶を取り入れるお店が増えたのでしょうか?
まず、抹茶の清々しい爽やかな緑という色合いは、視覚から涼しさを与えてくれます。
そして抹茶は特有の優しい薫りとほろ苦さに旨味を兼ね備えた日本美を味わうことのできる素材です。
甘さ控えめで清涼感があり、スッキリとした余韻を楽しむ美しいスイーツ。
さらに人気を後押ししているのは、世界の健康や美容意識の高い人々から注目されているチアシードやキヌアなどと同じ“スーパーフード”であること。
抹茶にはビタミンやミネラル、テアニン、カテキンといった非常に高い栄養素が含まれており、抗酸化作用や殺菌作用、リラックス効果があると言われていて健康効果が高く、関心を集めるキッカケにもなっています。
暑い夏場こそ、特にリラックスしたいですよね。
ということで、今回は暑い夏こそ食べたくなる!美味しい抹茶スイーツをご紹介していきます。
香り豊かな初夏を楽しむ「ANAインターコンチネンタルホテル東京」の『抹茶コレクション』
10月のスイーツレポート「なぜ高級ホテルのスイーツが流行るのか!?編 第4回」でご紹介した、東京・赤坂・六本木まで各駅徒歩圏内という東京の中心部に立地する「ANAインターコンチネンタルホテル東京」では、7月19日(金)までの期間限定で、館内のシャンパン・バー(3FL.)、アト リウムラウンジ(2FL.)、パティスリー「ピエール・ガニェール パン・エ・ガトー」(2FL.)など全7店店舗で展開する『抹茶コレクション』(総称)を開催中。
シャンパン・バーでは、抹茶の魅力を存分に楽しめるよう、様々な香りや食感の異なる多種バリエーションのスイーツや、緑色に彩られた和と洋の軽食メニューを含めた「抹茶スイーツブッフェ」が楽しめます。
シャンパン・バー(3FL.)The Champagne Bar
「抹茶スイーツブッフェ」
価格:平日 大人 4,600円/お子様(4~8歳)2,300円/65歳以上の方 3,300円
土日祝 大人 5,600円/お子様(4~8歳) 3,300円/65歳以上の方 4,300円
(※税・サ別)
時間:11:30~/13:30~/15:30~ 各1時間半・3部制
※但し、土曜は17:30~/19:30~の部を加えた5部制、日曜は17:30~の部を加えた4部制
所々に可愛らしいパンダモチーフがちりばめられており、青竹に笹とパンダを演出したコーナー、抹茶の濃さによって味わいの違いを楽しめるチョコレートやチョコレートファウンテン食べ比べコーナーにもエンターテイメントの要素が。
ウェルカムスイーツ「特選抹茶ティラミス」の京都宇治抹茶と北海道産マスカルポーネを使用した苦味ととろける様な優しい食感は、特別感満載です!
抹茶濃度や味わいの違いを楽しみながら“食べ比べ”ができるコーナーは、とても勉強になりました。
自分で、様々な濃度変化を食べ比べる機会ってあまりないですからね。
クマやパンダ型の抹茶チョコレートは、抹茶の濃さが1~20%と異なる5種類。
小ぶりサイズですが、味わいの変化をしっかりと体感できるでしょう。
計25種のスイーツには、サクサクの抹茶クランブルクッキーとミルキーな口どけのクッキー&クリームや、リングケーキ、マカロン、5種のパンナコッタ(抹茶と紫蘇・柚子・山椒・生姜・胡麻)、ムース、ゼリー、モンブラン、マカロン、シュークリーム、フィナンシェ、ブラウニー、タルト、チーズケーキ、ボンボンショコラ、わらび餅 など表現の違う抹茶スイーツを存分に楽しむことができます。
ブッフェの魅力でもある“軽食”も、「ANAインターコンチネンタルホテル東京」は数々のコレクションを重ねるたびに、そのクオリティーも高くなっています。
抹茶を練り込んだ生地で作った2種類のサンドイッチや、抹茶と鹿の子豆のブリオッシュ、ほうれん草のロワイヤル、帆立と海老のサラダ、海苔のジュレ、サーモンとアスパラのピザなど様々な食材で緑色に彩られた和と洋の15種の軽食メニューも絶品。
所々に潜んだパンダモチーフに出会いたくて、何度も行き来してしまう。女子受けの良い空間でした。
ロビーの中央に位置する寛ぎの空間 アトリウムラウンジの「抹茶アフタヌーンティーセット」も魅力的要素満点!
アトリウムラウンジ(2FL.)ATRIUM LOUNGE
「抹茶アフタヌーンティーセット」(「お抹茶」付)
価格 :お1人様 4,900円
提供時間:平日 12:00~18:00 土日祝日 11:00~13:00/13:30~15:30/16:00~18:00 3部制
12種の抹茶プチガトーと4種の緑色のセイボリー(塩味のメニュー)と一緒に、お点前の「抹茶」を自分で点てられる貴重な体験も楽しむことができます。
マカロンやガナッシュ、タルトなど、優しい甘さで抹茶のほろ苦さが引き立つプチガトーに、野菜の味わいと香りが口直しにぴったりのワカモレタルトや、枝豆エクレアなど、一つ一つに細かい趣向を凝らしたセイボリーも加わり、味も見た目も驚き溢れるアフタヌーンティーです。
和の食材を抹茶と楽しむ「帝国ホテル 東京」の『アフタヌーンティー 和(なごみ)』
日本の迎賓館としての役割を担って誕生した日本初の西洋式グランドホテルである「帝国ホテル 東京」。
超一流と評価されているホスピタリティや、数々のVIPをもてなしてきたグルメ、ラグジュアリーな大人スイーツなどクオリティーが高く、ハイセンスな時間を楽しむことができます。
本館1階のロビー横にある「ランデブーラウンジ・バー」で、7月1日から提供が始まった新しいアフタヌーンティーメニュー「アフタヌーンティー 和(なごみ)」が美しい。
本館1階「ランデブーラウンジ・バー」
「アフタヌーンティー 和(なごみ)」
価格 :3,900円(税込・サ別)
提供時間:11:00~19:00(L.O.)
※営業時間は9:00~22:30(バーは25:00まで)
日本ならではの味わいとして注目されている抹茶をウェルカムティーとして提供することで、お点前などの作法に親しみのないお客様でも、気軽に日本の味を楽しむことができます。
3段のティースタンドには、和の食材である大納言やうぐいす豆、黒糖、ごま等を使用したスイーツには、抹茶生地のスポンジで生クリームと大納言をロールした抹茶ロールケーキや、フリーズドライ小豆の食感がアクセントになった黒ごまのワッフルコーン、そしてホテルメイドの和三盆のスコーンと抹茶と大納言のスコーン、セイボリーと、まさに“和と洋の融合”を楽しむことができる「帝国ホテル 東京」の粋なアフタヌーンティー。
東京「青山セントグレース大聖堂」を望めるイタリアンレストラン「VINO BUONO」の『抹茶ときなこのパフェ』
東京 表参道・青山エリアにある“恋人の聖地サテライト”認定「青山セントグレース大聖堂」という、美しいチャペルがある大人気のウエディング会場を望めるイタリアンレストラン「VINO BUONO(ヴィーノボーノ)」では、2019年6月15日(土)~9月1日(日)の土日祝日限定で、「抹茶ときなこのパフェ」が提供されています。
VINO BUONO(ヴィーノボーノ)
「抹茶ときなこのパフェ」
価格 :1,300円(税込・サ別)
提供時間:土日祝日11:30~14:00(L.O.)
この夏、土日祝日限定で提供されているのが、鮮やかなグリーンの抹茶を贅沢に使った和風のときめきパフェ「抹茶ときなこのパフェ」。
グラス上部の厚地抹茶チョコプレートをスプーンで割る瞬間は、是非動画を撮ってみてください。
グラスの中には、ころんとした丸いフォルムの抹茶きなこムースに、抹茶ゼリーとパンナコッタ。そして、マスカルポーネのエスプーマと柚子のギモーヴを添えた“抹茶ティラミス”のような味わいに加え、初夏が旬の黄桃と赤スグリの甘酸っぱさと、ライスパフのさくさくとした食感がアクセントになっています。
また、話題の“ルビーチョコレート”を使用した「ルビーショコラといちごのパフェ」もトキメクほど可愛らしいので、是非友達や家族で一緒に行って食べ比べしてみてください。
生菓子実演カウンターで楽しむ「鶴屋吉信 TOKYO MISE」の抹茶と和菓子
創業1803年より200年以上の歴史を持つ、京都の老舗菓子司「鶴屋吉信」。
東京進出したCOREDO室町の「鶴屋吉信 東京店」では、カフェスタイルになっており、目に前で和菓子を作って提供する生菓子実演カウンター「菓遊茶屋(かゆうぢゃや)」を設置。
今までになかった斬新的スタイルで、作りたて季節の和菓子を抹茶と共に引き立て合う良さを体感できます。
オススメは、「お抹茶と季節の生菓子」。
カウンター上に展示してある3~5種類の和菓子の中からお好きなものを一つチョイスして、実際に目の前で作ってもらいます。
職人さんの見事な手さばきで、あっという間に目の前で仕上げられる練り切りに思わず興奮!
餡がどの様に姿を変えていくのかを、その工程を見ることができるので、スイーツコンシェルジュの皆さんには是非とも行ってみてほしいカウンターです。
(アドバンス検定には、和菓子の項目もあるので、職人さんに詳しく質問してみるのも勉強になりますよ)
今回は、暑い夏こそ食べたくなる!リラックス効果もある美味しい抹茶スイーツをご紹介させていただきました。
次回も旬果実スイーツ情報をご紹介させていただきます。
お楽しみに!