第4回 「ANA INTERCONTINENTAL TOKYO（ANAインターコンチネンタルホテル東京）」
ラグジュアリーな雰囲気でゆったりとした非日常的な時間を楽しむことが出来る高級ホテル。
さまざまなテーマ設定や厳選された素材、話題の素材を使ったスイーツ、季節に合わせたテーマのアフタヌーンティーセットを提供しているため、近頃は宿泊やホテルレストランの利用者だけでなく、平日・休日問わず女子会やスイーツ好きのお客さんで賑わっています。
高級ホテルのスイーツが流行っている理由を人気のホテルスイーツのご紹介と合わせてご紹介します。
なぜ高級ホテルのスイーツが流行るのか!?編 第4回目の訪問先は、東京 赤坂・六本木まで各徒歩圏内という東京の中心部に立地する「ANAインターコンチネンタルホテル東京」です。
周辺には中央官庁、各国大公使館、国内外の一流企業など、国際的な政治経済の中枢機能が集結し、日本的なおもてなしの心が生む上質のホスピタリティと国際水準のサービスが調和したインターナショナルホテルです。
ビジネスとレジャーの両拠点として機能するロケーションの良さも魅力の一つとして評価されている「ANAインターコンチネンタルホテル東京」で、2018年10月1日（月）から12月26日（水） 期間限定のイベント『チョコレート・センセーション』を今回ご紹介していきます。
［スイーツレポート12］で掲載した、今まさに「第4のチョコレート」として話題を呼んでいる、世界有数の高品質チョコレートメーカー「バリーカレボー」の【ルビーチョコレート RB1】。
■ルビーチョコレート RB1 とは。
ブラジル、エクアドル、コートジボアールで栽培されているカカオの中でも、ルビーカカオ豆の特徴であるピンク色のルビーカラーと、甘酸っぱいフルーティーな味を引き出す前駆物質を保持するカカオ豆を用いています。
ルビーカカオの特徴である綺麗なルビー色を最大限かつ自然に引き出すために、「バリーカレボー」が約10年にわたる研究開発を経て、特殊製法を開発。
着色料を一切使わない、カカオ由来の鮮やかなルビー色の成分を保持する天然カカオによって作り出された奇跡のチョコレートです。
「ANAインターコンチネンタルホテル東京」ホテル内 10 ヶ所のレストラン＆バーほかパブリックエリアを含め、全館を挙げて開催
■『チョコレート・センセーション』
ルビーチョコレートを使用したアフタヌーンティーなど合計47種類のルビーチョコレートを使用した商品がレストランも含めて楽しめるとのこと。チョコレートビュッフェでは、個性あふれるチョコレートを一堂に揃えた、チョコレート好きにはたまらないイベントです。
商品名 ：Chocolate Sensations Starring Ruby Chocolate（チョコレート・センセーション）
発売日 ：2018年10月1日（月）～2018年12月26日（水）
実施店舗：アトリウムラウンジ、シャンパン･バー、ピエール･ガニェール パン・エ･ガトー、MIXXバー＆ラウンジ、ダビンチ、ピエール・ガニェール、ザ・ステーキハウス、雲海、カスケイドカフェ
まずは、【ルビーチョコレート RB1】を中心とした、ダーク、ミルク、ホワイト、ルビーと様々な個性あふれるチョコレートを一堂に揃えた
■チョコレート・デザートブッフェ
（ルビーチョコレートアイテムを 含む約 50 品）
場所：3階「The Champagne Bar（シャンパン・バー）」
時間：11:30～13:00/13:30～15:00/15:30～17:00/17:30～19:00/19:30～21:00（5部制）※但し、日曜のみ4部制（19:30～21:00を除く）
料金：お1人様 平日 5,600円/土・日・祝日 6,200円（共に税サ別）
ロビーから階段を上がると、一面可愛らしいルビー色で出迎えてくれる「チョコレート・デザートブッフェ」。
ANAインターコンチネンタルホテル東京オリジナルの「ルビーチョコレート」（宝石型/リップ型）をはじめ、モンブラン、シュークリーム、パンナコッタ、タルト、ムースなど、計11種類のルビーチョコレートを使用した見た目もキュートなケーキやデザートが並んでおり、どれも「今すぐ食べたい！」という誘惑にかられる商品ばかり。
「ルビーチョコレート」だけでなく馴染みのあるダーク、ミルク、ホワイトなど各種チョコレート及び、彩り豊かなチョコレートスイーツ 16種類。そしてそれぞれパーセンテージが異なるクーベルチュールをテイスティングできるカウンターコーナーも設置。
ハンマーを使って自分でチョコレートを割り砕くブースや、濃厚なホワイトチョコレートのショコラショを自由に注げるブースなど、ブッフェならではの楽しみ方もあり、スイーツ好きな方はワクワクするはず。
セイボリーなどの軽食にもチョコレートを盛り込んだ「チキンフリット カカオ風味」や「フォアグラとルビーチョコレートのムース」、チョコレートペーストを練り込んだパン生地を使ったサンドイッチ類（ポークリエット/ハム＆チーズ）などの軽食を5種類以上、さらに自分好みにパフェをアレンジして楽しめるブースなどもあります。
計50種類以上のブッフェアイテムが揃っているので、いろいろなチョコレートの可能性や楽しみ方、どのようなデザートにはどの系統のチョコレートが自分には合うのかなど参考にできる場でもあると思います。
なお、コーヒー・紅茶ほか計15種類のお飲み物のフリードリンク付なので、90分間ゆったりと語るも良し味わうも良しで過ごすことができます。
シャンパン・バーらしく、特別価格で提供するグラスシャンパン（1,500円～）や「マム グラン コルドン ロゼ」フリーフロープラン（ブッフェを含むセット価格：平日11,000円/土・日・祝日12,000円）などの提供もあります。
スイーツメニューすべてにルビーチョコレートを使用した、世界でも先駆けとなるアフタヌーンティーが登場
■ルビーチョコレート・アフタヌーンティーセット
場所：2階「ATRIUM LOUNGE（アトリウムラウンジ）」
時間：平日 12:00～18:00 土日祝日 11:00～13:00/13:30～15:30/16:00～18:00（3部制）
料金：お1人様 6,400円（税サ別）
ロビーの中央に位置する寛ぎの空間「アトリウムラウンジ」では、全てのメニューに話題のルビーチョコレートを使ったアフタヌーンティーが楽しめます。
ANAインターコンチネンタルホテル東京オリジナルの「ルビーチョコレート」（宝石型）、チョコレートの誘惑（オリジナル）/チョコレートバーク/チョコレートとラズベリーのレミントン/チョコレートとラズベリーケーキ/フィヤンティーヌ/コーンパフ/チョコレートマシュマロ/チョコレートバー/ボンボンショコラ/クッキーと、11種のスイーツ全てにルビーチョコレートを使用したプチガトーに、相性の良いセイボリー（軽食）ビーツとマッシュポテトのモンブラン仕立て/リコッタチーズのディップ 苺風味のメルバトースト添え/オマール海老とラズベリーのオープンサンド/ジャンボンブランとリンゴのサンドイッチ/スコーン 5種類を揃えたアフタヌーンティーです。
天然のルビー（ピンク）色が可愛らしいので、写真映えというだけでなく、安心していただけるラインナップ。
プチガトーの中には、和菓子（関西方面版 桜餅）のような見た目のマシュマロ包みもありで、気持ちも華やかな雰囲気になります。
お飲み物は、紅茶、コーヒー、ハーブティー、フレーバーティーなど22種類から1つ選べます。
各種チョコレート商品を含め 50 種類以上揃る3 つ星シェフ「ピエール・ガニェール」の独創性あふれるラインナップ
■ルビーチョコレート・パティスリー
場所：2階「PIERRE GAGNAIRE PAINS ET GATEAUX（ピエール・ガニェール パン・エ・ガトー）」
時間：平日 7：00～22：00/土日祝日 7：00～20：30
世界を舞台に三つ星シェフとして名高い美食の巨匠、ピエール・ガニェール（PIERRE GAGNAIRE）がプロデュースするパティスリー専門店「ピエール・ガニェール パン・エ・ガトー」では、フランスのエスプリが薫るパンとケーキがテイクアウトできます。
『チョコレート・センセーション』期間中には、ルビーチョコレートをはじめ、各種チョコレートを使用した様々なパンやケーキ、マカロン、クッキーなど、ガニェールの世界を 表現する芸術的なケーキやパリ本店と同じレシピで作られるテイクアウト商品を 50 種類以上販売されています。
〈プチガトー〉
ルビーチョコレート･モンブラン 700 円
ルビー･チョコレート・エクレア 700 円
ルビーチョコレート・パンナコッタ 700 円
ルビーチョコレート･タルト 700 円
チョコレート&ラズベリー･ムース 650 円 ほか計 8 品
〈パン〉
ルビーチョコレート・クロワッサン 280 円
ルビーチョコレートクリーム入りブリオッシュ 430 円
ルビーチョコレートとヘーゼルナッツのバトン 490 円
チョコレート・バブカ 540 円
チョコレート･バゲット 380 円 ほか計 7 品 （上記販売商品の価格は、すべて税込）
「カカオ研究所」・「カカオハンターズ」とのコラボレーション企画特別なメニューが魅力的
■日本料理「雲海」 チョコレート玉手箱
ビーントゥバーと呼ばれる方法で、全ての工程を手作業でチョコレート作りしている「カカオ研究所（Cacao Ken）」のチョコレートを使い、ズッキーニを詰めたフォアグラのムースや、アーティーチョークのサラダ、エビやアメリカ産アンガス テンダーロインにカカオニブスを合わせた5種類の料理が蓋を開けると、五感をくすぐるチョコレートの世界へ誘います。
■ザ・ステーキハウス チョコレート・センセーション
“カカオはもっと面白い” カカオを通して見るチョコレートの世界を、南米コロンビアで上質のカカオを求めて選定から全ての工程を敢行する日本にただ一人のカカオハンター小方真弓さんによる「カカオハンターズ（Cacao Hunters）」のチョコレートを使ったデザート5種類はこの機会に是非食べておきたいお勧めのスイーツです。
画像左側から
・チョコレートクレームブリュレ マスカルポーネチーズアイス添え1,800 円（カカオハンターズ ARAUCA 70％使用）
・冷製チョコレートスフレ ココアメレンゲ添え1,800 円（カカオハンターズ TUMACO 82％使用）
・チョコレートのミルフィーユ ラズベリーとともに1,800 円（カカオハンターズ SIERRA NEVADA 64％使用）
“ピンク色”スマートカジュアルのドレスコードで宝石箱のような水曜限定の特別なデザート
■ピンク・レディースランチ
場所 ：36階「PIERRE GAGNAIRE（ピエール・ガニェール）」
開催日：2018年10月3日（水）～2018年12月19日（水）毎週水曜限定
時間 ：11：30～13：30
月替りのロゼシャンパンとランチコースを楽しめる、女性のための特別ランチコース【ピンク・レディースランチ】。
メイン料理の後に提供される、ルビーチョコレートを贅沢に使用した特別なデザート「スフィア・ルビー」は、まるで宝石箱のよう。
ドライフルーツ（アプリコット、プルーン、イチジク）のマーマレード、滑らかなルビーチョコレートとラズベリーのクリーム、ハイビスカスのビスケットの 3 層を球体（スフィア）に整え、ハイビスカスのムースで包み、その球体にハイビスカスジュースのグラッサージュをまとわせ、ルビーチョコレートでコーティングした、ミシュラン三つ星シェフ「ピエール・ガニェール」がプロデュースする現代風フランス料理のエスプリを感じるデザートです。
『チョコレート・センセーション』は「ANAインターコンチネンタルホテル東京」内 10 ヶ所のレストラン＆バーほかパブリックエリアを含めた全館を挙げて開催されており、開催期間中は、チョコレート総重量 4,500kg、合計 220 種類ものチョコレートメニューで、私達に新たなチョコレートの魅力や可能性を提示し、楽しませてくれます。
11月1日以降は、2階メインロビーの各所に、チョコレートショップ6店のポップアップストアが登場し、活躍中のパティシエやショコラティエ製作による6つのチョコレートオブジェや写真の展示、総勢13名講師によるワークショップを30回以上開催するなど、チョコレートの歴史的背景や最新トレンドまでその魅力を学べる催しも実施されるそうです。
いろいろチョコレート好きには魅力的すぎるイベントなので、デザートメニューだけでなくレストランでのチョコレートレシピへのアプローチを是非スイーツコンシェルジュの皆様に体感して頂きたいです。
今回は「ANAインターコンチネンタルホテル東京」にて、「第 4 のチョコレート」として話題を呼んでいる「ルビーチョコレート」を使用したスイーツメニューを調査してきました。
『チョコレート・センセーション』期間中、チョコレート総重量 4,500kg、合計220 種類ものチョコレートメニューが揃うというケタ違いのスケールはホテルスイーツだからこそ可能な強い魅力。フルーティーな酸味が特徴的で料理にも相性がよいと言われている「ルビーチョコレート」をどのような形で取り入れたらいいのかを提案してくれて、体感し学べる場です。このような素晴らしいイベント企画が開催されるというのも、ここ最近ホテルスイーツに注目が集まっている理由なのかもしれませんね。
ANAインターコンチネンタルホテル東京
住所：東京都港区赤坂 1-12-33
HP ：https://anaintercontinental-tokyo.jp
ホテルならではの大規模なコラボ企画や、特別なメニューの満喫、ラグジュアリー感満載で居心地の良い食空間などという魅力も、贅沢スイーツを楽しめる高級ホテルのスイーツが流行るポイントなのかもしれません。
女子会や仲間と語らう大切なひとときに活用するのに、ゆったりできる空間だと心も安らぎますし、ルビー色で彩られたピンク可愛い「ルビーチョコレート」イベントはSNS映えもします。
今回は、ホテルスイーツ第四弾としてANAインターコンチネンタルホテル東京の『チョコレート・センセーション』をご紹介しました。
次回はクリスマス情報をお届けします。お楽しみに！
