[佐藤ひと美のスイーツレポート85]”きな粉”の魅力を再認識! 京都発 きな粉スイーツ専門店「吉祥菓寮」が渋谷に上陸

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に罹患された皆さまおよび関係者の皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。

緊急事態宣言が解除され、少しずつではありますが、皆様の生活にも日常が取り戻されつつあるのではないでしょうか?

流行終息後に向け「新しい生活様式」そして「新しい業務様式」と上手に向き合いながら、工夫を凝らし、いかに今までのライフスタイルに近い過ごし方の提案をしていくかを模索する業界が増えてきています。

世界各国が一刻も早い経済活動再開を願う中、2020年7月28日(火)より東京 渋谷の宮下公園がリニューアルをし、公園×商業施設×ホテルが一体となった渋谷の新たなランドマーク「MIYASHITA PARK(ミヤシタパーク)」が順次オープンしました。

今回[佐藤ひと美のスイーツレポート]でご紹介させていただくのは、全長約330mからなる“低層複合施設”「MIYASHITA PARK(ミヤシタパーク)」のSouth 2Fに店舗を構える京都発きな粉スイーツ専門店「吉祥菓寮(きっしょうかりょう)」。

※「MIYASHITA PARK(ミヤシタパーク)」飲食・食物販店舗のオープン日は2020年8月4日(火)からとなっております。

■吉祥菓寮とは

1934年に北川徳次郎が日本で初めて「煎り大豆」を節分豆として販売する大豆菓子専門店「桂華堂(けいかどう)」を創業。見た目にシンプルな大豆を煎っただけのお菓子でしたが、そのシンプルな煎り大豆を作るのに、実に 5日の手間をかけているそうです。

現在でも世界遺産の平安神宮、上賀茂神社、下鴨神社などで、その節分豆が親しまれています。「吉祥菓寮」は、桂華堂の後継者となる北川 聡 氏が、国産大豆の美味しさをもっと知っていただきたいとの想いから 2015年に京都・祇園の地でオープンしたきな粉スイーツの専門店。

吉祥菓寮 京都祇園本店 外観

「吉祥菓寮」では、上質な大豆を使い、自家焙煎することで生まれる香り高いきな粉を使って、「煎り大豆」のように、シンプルな中にもこだわりが凝縮された味を追い求めています。

店舗情報

吉祥菓寮 祇園本店 (京都市東山区古門前通東大路東入ル石橋町 306)

吉祥菓寮 京都四条店 (京都市中京区柳馬場通四条上ル瀬戸屋町 471 ピアヌーラ柳馬場 1F )※カフェにきな粉の自家焙煎室を併設した吉祥菓寮の旗艦店

吉祥菓寮 京都伏見稲荷店 (京都市伏見区深草一ノ坪町 27-20)

吉祥菓寮 六本木ヒルズ店 (東京都港区六本木 6-2-31 六本木ヒルズノースタワーB1F)※2020年6月1日(月)オープン

吉祥菓寮 渋谷 MIYASHITA PARK 店 (東京都渋谷区神宮前6丁目 20 番地 10 号 MIYASHITA PARK South 2F)※2020年8月4日(火)オープン

SNSで話題となったフォトジェニックなパフェも楽しめる!

「吉祥菓寮」看板メニューは、大粒の国産大豆を自家焙煎したきな粉とサクサクとしたメレンゲ、くちどけの良い豆乳ブラマンジェなどを重ねた美しく食感豊かな「焦がしきな粉パフェ」。

一口食べると口の中いっぱいに広がる濃厚で深い香りとコクが特徴で、和洋創作スイーツとして、京都の地元の方々から観光客まで根強く愛されているそうです。

地域に合わせた限定メニュー、季節毎に替わるシーズナルメニューを1〜2ヶ月に 1回程度開発されているそうなので、何度足を運んでも飽きがこないのも「吉祥菓寮」の魅力の1つ。

「吉祥菓寮 渋谷 MIYASHITA PARK 店」では、3種のパフェが登場!

黒千石のきなミスパフェ(左)、夏恋の桃色パフェ(中央)、焦がしきな粉パフェ(右)

京都で人気の定番メニューに加え、MIYASHITA PARK 限定で自家焙煎きな粉を使用したティラミスパフェ「黒千石のきなミスパフェ」が登場します。

北海道産の黒千石大豆を使用した黒豆特有の甘みと分厚い皮から生み出される香ばしさ、芳醇なコーヒー風味のゼリーやシロップ、ひんやりくちどけの良いきな粉とバニラのアイスが織りなす、フラットなグラスの中で表現された和と洋の新感覚なマリアージュ。

下からコーヒーショコラソース、「吉祥菓寮」自家焙煎の濃厚なきな粉”ミヤギシロメ”を使用したアイス、アーモンドやホワイトチョコを使用したクランチ、黒千石大豆きな粉と2種のチーズを合わせたクリーム、コーヒーシロップ漬けをしたお麩、コーヒーゼリー、きな粉クリーム、ホワイトチョコベースの黒千石大豆きな粉ガナッシュ、薄くスクープしたバニラアイス、コーヒーショコラクリーム、メレンゲ、コーヒーショコラクリームを注文されてから仕上げていく姿もテーブル席側から見ることができます。

黒千石大豆きな粉ガナッシュは一周絞り入れています。

最後に振りかけたきな粉パウダーを入れた14層構造のパフェ。

黒千石大豆を脇役とした、全体が織りなす味わいを楽しむことができるパフェに仕上がっています。

さらに、夏季限定メニューとして旬の桃をたっぷりと使用した「夏恋の桃色パフェ」も登場。

甘く熟した桃のコンポートのフレッシュで爽やかな香りに、スッキリとした酸味の自家製ラズベリーヨーグルトのムース、白ワインゼリーを重ねた、暑い夏に心安らぐ大人なスイーツです。

3種類ともいただきましたが、スイーツに使用しているきな粉は、それぞれの大豆に合う焙煎方法で丁寧に自家焙煎したものなので、香り高く上品。

スプーンを入れた瞬間にサクっと割れる軽やかなメレンゲ、くちどけの良いクリームや素材などを重ねた美しく食感豊かな美しいパフェでした。

また、オープン限定特典として 50名様限定企画【おうちで楽しめる「自家焙煎きな粉」プレゼント】も実施されるそうです。(※なくなり次第終了)

今後もきな粉スイーツを通して、たくさんの方々にきな粉の魅力を感じていただけるように、パフェのみならず、きな粉を存分に味わえる新しいデザートメニューも開発中とのことなので「吉祥菓寮」から目が離せません。

国産きな粉を日本のカルチャーとしてもっとたくさんの人に楽しんでいただきたいとの想いから、ダイバーシティの街・渋谷にオープンする新たなカルチャースポット「MIYASHITA PARK」へのオープンを決定したという、きな粉スイーツ 専門店「吉祥菓寮」。

きな粉が持つポテンシャルや、豆が違うだけでこんなにも味の雰囲気が変わるのか…と和素材への興味をより強く感じることができました。

是非、きな粉の魅力に取り付かれてみてください!

今回は、2020年8月4日(火)東京・渋谷にオープンする京都発きな粉スイーツ専門店「吉祥菓寮 渋谷 MIYASHITA PARK 店」のスイーツ情報をご紹介させて頂きました。

店舗名:吉祥菓寮 渋谷 MIYASHITA PARK 店
所在地:東京都渋谷区神宮前6丁目 20 番地 10 号 MIYASHITA PARK South 2F 営業時間:11:00〜21:00
※ラストオーダーは各 30 分前
HP:https://kisshokaryo.jp/

<新型コロナウイルス感染症拡大防止に関する取り組み> お客様に安心してご利用いただけるよう、MIYASHITA PARKでは入場制限と事前予約制(miyashita-park.tokyo )、スタッフの検温、マスクの着用、手洗い・消毒の強化等を実施しています。また、お客様入店時にアルコール消毒のご協力をお願いしております。ソーシャルディスタンス確保のため、座席の間隔をあけてご案内いたしますので、ご理解の程宜しくお願いいたします。

味わいの細部までこだわったスイーツで心に響く笑顔に繋がればと思います。

まだまだ自粛ムードが続きますが…次回も、都内で出会った素敵なスイーツ情報をご紹介させていただきます。

お楽しみに!