
夏という季節が深まるにつれ、スイーツシーンが熱い視線を注ぐ果実――「桃」。
みずみずしく可憐な佇まいの一方で、桃は果汁が多く、酸化による変色が早く、タルト生地を湿気させやすいという、パティシエ泣かせの繊細な素材でもあります。

フルーツタルトのパイオニア「キル フェ ボン」が、2026年7月18日(土)から7月31日(金)まで開催する真夏の風物詩「PEACHフェア」。

全12店舗で展開される全7種のラインナップ(全店共通6種・店舗限定1種)は、まさに「桃という果汁あふれる素材のポテンシャルを解剖し、7つの異なる味覚のロジックで仕立てた芸術作品」です。
先日開催されたメディア試食会で明かされた開発秘話やペアリングの提案、さらにはギフトアイテムまで、桃という果実の魅力を最大限に引き出すレシピの美学とともに、その全容をお届けします。
1. なぜキル フェ ボンの桃タルトは「サクサク」と「ジューシー」が両立するのか?

タルト専門店「キル フェ ボン」の今回のフェア試食会で語られた通り、桃が夏のスイーツとして愛される最大の理由は、圧倒的な「甘み・香り」、そして暑さを一瞬で吹き飛ばす「みずみずしさ」にあります。
しかし、その溢れ出す果汁こそが、サクサクとしたタルト台(パイやシュクレ)の食感を奪う最大の天敵。果汁を抑え込みすぎれば桃本来の魅力が半減し、果汁を垂れ流せば生地が湿気てしまうというジレンマが存在するのです。

キル フェ ボンでは、長年蓄積された人気レシピの知見をベースに、組み合わせるクリームの油脂分や生地の焼き加減、さらには桃のカット方法(厚切り、薄切り、ダイス状)や火の入れ方に至るまでを緻密にコントロール。
生の果汁感を解き放つフレッシュな構成から、皮ごと焼いて旨味と水分を生地側に凝縮させる技法まで——「桃の甘やかな芳香を引き立てつつ、後味は心地よくさっぱりと仕上げる」という、タルト専門店ならではの完璧な黄金比を構築しています。
2. 【試食会でお披露目】桃の概念を広げる注目の4アイテム

メディア試食会では、全7種の中から特に注目の4品が振る舞われました。シェフたちの計算し尽くされた構成美を紐解きます。
① 【新作】桃と季節のフルーツタルト 〜バニラ風味〜

価格: piece 1,680円 / whole (25cm) 16,800円 / whole (17cm) 9,100円
【味わいと構造のロジック】
「桃の美しい乳白色を主役に」という着想から生まれた、今季を代表する新作。果肉のみずみずしい乳白色を引き立てるため、周りには旬を迎えた「すもも」や甘酸っぱい赤い果実が華やかに配されています。

土台を支えるのは、甘く芳醇なバニラカスタードと、やわらかな酸味を持つフロマージュブラン。まろやかな乳のコクに、すもも特有のきゅっとキュートな酸味が重なり合うことで、主役である桃の優しい甘みが立体的に浮き彫りとなる計算です。一口ごとに甘みとキュンとする酸味が交差する、夏にふさわしい華やかなアロマの広がりを楽しめます。

② 山梨県産 プレミアムピーチのティラミス ~カフェラテ風味~
価格: piece 1,890円 / whole (25cm) 18,900円
【味わいと構造のロジック】
糖度13度以上という圧巻の甘さを誇る最高峰ブランド「山梨県産プレミアムピーチ(大糖領・信玄・一桃匠のいずれか)」を惜しげもなくあしらった一品。特筆すべきは、「桃×カフェラテ」という独創的な素材のフュージョン。

プレミアムピーチの圧倒的な糖度と滴る果汁を受け止めるため、あえて尖った苦みのコーヒーではなく、ミルクのコクを効かせた「カフェラテ風味のティラミス」と柔らかな「桃のムース」を重ねています。エスプレッソのほのかな香ばしさとミルクのまろやかさが、桃の濃密な甘みを一層立体的に引き立て、口の中で甘美な余韻となって広がっていく——まさに計算し尽くされた進化系ティラミスです。

③ 焼きっぱなしの桃とアーモンドクリームのタルト
価格: piece 1,310円 / whole (25cm) 13,100円
【味わいと構造のロジック】
「生でみずみずしく味わう」という桃の既成概念を心地よく裏切る、フレッシュとは対極の奥深い魅力を凝縮させた通好みの一品。桃をなんと「皮ごと」、サワークリームを忍ばせた贅沢なアーモンドクリームとともにじっくり焼き上げています。

じっくり火を入れることで桃の果汁がアーモンド生地へじんわりと染み込み、果実本来の甘みと酸味がぐっと濃縮。焼き上げた桃特有の香ばしく濃厚な味わいと、上にふんわりと絞られた軽やかなクリームが見事なコントラストを描き出す、職人の美学が宿る焼きタルトです。
④ 桃とチーズのタルト(ロングセラー継続販売)

価格: piece 1,450円 / whole (21cm) 14,500円
【味わいと構造のロジック】
じっくりとしっとり焼き上げたチーズスフレをベースに、旨味が凝縮された桃のジャム、爽やかな甘酸っぱさのクリーム、そしてフレッシュな生の桃を贅沢に重ねたロングセラー。

濃厚でまろやかなチーズのコクに、みずみずしい桃の果汁とジャムの濃密な甘みが溶け合う見事なレイヤー構造。仕上げに忍ばせた「ミント」の清涼感が全体の後味をキリッと引き締め、夏場でも最後の一口まで重さを感じさせずにペロリと食べ進められる、計算し尽くされた傑作です。
3. その他のラインナップ&店舗限定の和洋折衷
桃のショートケーキタルト ~バニラ風味~(piece 1,310円 / whole 25cm 13,100円)

ふわふわのスポンジと優しい甘みのクリームという王道のショートケーキスタイルに、大ぶりにカットした桃を大胆にトッピング。隠し味に忍ばせた「レモンピール」の爽やかな清涼感とバニラの芳香が、果汁あふれる桃のみずみずしい旨味を何倍にも引き立てる華やかな一品です。
桃のタルト(piece 1,410円 / whole 25cm 14,100円)

バターの風味豊かな練りパイ地に、コクのあるカスタードクリームと甘く熟した旬の桃をぎっしりと敷き詰めた、キル フェ ボンの原点にして至高のロングセラー。「シンプルだからこそ素材とパイの仕立てに一切の誤魔化しが利かない」という、職人の矜持(きょうじ)が詰まった一品。
【仙台店限定】桃とずんだのタルト(piece 1,410円 / whole 25cm 14,100円)

すりつぶした枝豆(ずんだ)を、相性の良い「ビール」とともに甘く煮詰めて風味豊かなコクを引き出し、タルト地に贅沢に敷き詰めた注目作。そこにまろやかな豆乳ムース、モチッとした食感の「求肥(ぎゅうひ)」、そして甘くジューシーな桃を重ねています。「ずんだ餅」の郷愁を感じさせつつ、ビールのコクと桃の甘みが和と洋の境界線を鮮やかに消し去る、新感覚の和洋折衷タルト。

4. 【ペアリング&ギフト】タルトの体験を完璧にするストーリー
メディア試食会では、タルトを味わう「その瞬間」を多角的に演出するこだわりのプロダクトも発表されました。
【PEACHフェアを多層的に楽しむ3つの提案】
①季節の紅茶「桃のブレンドティー」:静岡県産と鹿児島県産の茶葉を贅沢にブレンド。桃の自然な香りを多層的に再現し、タルトの脂肪分や糖分を心地よく流してくれる至高のペアリング。

②夏の贈答「2種の桃ジュレ(ゼリー)」:「清水白桃」と「荒川桃」という代表的な2品種を展開。

白桃ならではの上品な甘みと、荒川桃の濃厚な香りの違いを食べ比べできる極上の夏のギフト。

③店内演出「桃のパラソルディスプレイ」:フェア期間中の全12店舗には、桃をモチーフにした華やかなパラソルディスプレイが登場。空間全体で「桃の絶頂期」を体感できる仕掛けに。
5. 社内アイデアから誕生!ファン必見のフェア限定特典
今回のフェアでは、スタッフの社内アイデアから生まれた初の試みとして「キルフェボンオリジナルステッカー(全3種)」がプレゼントされます。

配布期間: 2026年7月18日(土)~7月31日(金)(※なくなり次第終了)
対象: ケーキ類(タルト)はもちろん、「2種類の桃ジュレ」を購入されたお客様も対象(1会計につき1枚/テイクアウト・イートイン双方可)。
職人の美学が宿る、一期一会の「桃の物語」を味わいに
果実が解き放つ一番甘やかな香りを逃さず、タルト生地やクリームとの緻密な重なり(レイヤー)の中で「最も果汁が輝くかたち」へと仕立て上げる――。
キル フェ ボンの「PEACHフェア」は、単なる季節のイベントではありません。桃というデリケートな素材の特性を熟知し、サクサクとした生地やクリームとの完璧な調和を追い求め続ける、職人たちの情熱と技術が生み出した「夏だけの果実のストーリー」。
みずみずしいフレッシュ桃、香ばしく濃厚な焼き桃、探究心をくすぐるティラミス、そして桃の芳香を引き立てる特製のブレンドティーとともに。わずか2週間という儚なくも贅沢な絶頂期に、あなただけのお気に入りの「桃の一皿」に出逢う旅へ出かけてみてはいかがでしょうか!

【PEACHフェア 開催概要】
開催期間: 2026年7月18日(土)~7月31日(金)
開催店舗: キル フェ ボン全12店舗
展開商品: タルト全7種(全店販売6品、店舗限定1品)、ジュレ2種(清水白桃・荒川桃)
特典: タルトまたはジュレ購入でオリジナルステッカー(全3種)プレゼント
公式特設サイト: https://www.quil-fait-bon.com/mtr/2026_peach_fair.php