[佐藤ひと美のスイーツレポート 28]スイーツ激戦区 東京 自由が丘に“チョコレートよりもチョコレートな” ガトーショコラ専門店がオープン!


スイーツ激戦区 東京 自由が丘に“チョコレートよりもチョコレートな” ガトーショコラ専門店がオープン!

2019年2月1日(金)、東京 自由が丘に新しく誕生したガトーショコラ専門店『Chocolaphil™(ショコラフィル)』。
“チョコレートよりもチョコレートを感じるガトーショコラ”をコンセプトに、1号店を自由が丘駅直結の商業施設「エトモ自由が丘」内にオープンしました。

手掛けるのは、「お菓子を、進化させる。」のステイトメントのもと、1Brand=1Productでおいしさを追求するビジネスモデルを軸に、チーズタルト専門店「BAKE CHEESE TART(ベイクチーズタルト)」、カスタードアップルパイ専門店「RINGO(リンゴ)」などブランド店舗運営を行う『株式会社 BAKE』。
日々進化するITテクノロジーを使ったユニークなブランド開発と、原材料や製造手法などお菓子作りの本質を掘り下げおいしさを追求することに加え、今の時代に合った製造方法を取り入れ「お菓子の可能性」を広げることを目指しています。

2019年1月(取材時)には、7ブランド106店舗を展開し、日本で誕生したブランドを国内および海外8カ国に展開しています。

チョコレート本来の味わいを楽しむ為に「香りと口溶け」ふたつの要素が鍵になることを発見した『株式会社 BAKE』は、チョコレートをそのまま食べるより、身体の熱で香りが開花して、口溶けの瞬間を一番楽しめるお菓子「ガトーショコラ」をBAKEの視点でとことん深掘りし、“チョコレートよりもチョコレートを感じるガトーショコラ”をコンセプトに誕生した専門店ブランド『ChocolaphilTM(ショコラフィル)』。

先日、2月1日にオープンした一号店では、鎌倉のアロマ生チョコ専門店「ca ca o(カカオ)」が手掛けるコロンビア産の厳選されたチョコレート2種(力強い味わいのカカオ70%と、まろやかな後味のカカオ45%)をバランスよく配合して使用する事で、チョコレートの旨味を余すことなく焼きあげた、五感全てで楽しめ、広がるチョコレートの香りを感じる2種類の商品「焼きたてガトーショコラ ロンド」と「ガトーショコラ レクタングル」を販売しています。

◾️ブランドテーマは「New Classic」

海を越えてきたカカオをイメージソースに、広大な海を思わせる鮮やかな青色「ウルトラマリン」をブランドカラーに採用しています。パッケージには「ウルトラマリン」に加え、チョコレートの味や風味を守るために昔から使われている「銀紙」という多くの人の記憶の中の“チョコレートらしさ”と結びつく素材からインスピレーションを受けた「シルバー」がキーカラー。

ガトーショコラの味わいを守る機能性と、一粒のカカオから派生するものの広がりや反響(リフレクション)を表現しているそうで、ブランドネームにもある通り口にした瞬間の満ち足りた気持ちがこもった“チョコレートを愛でる”を最大限に表現されたブランドカラーになっています。

◾️商品について

先にも紹介していますが、2種類の商品「焼きたてガトーショコラ ロンド」と「ガトーショコラ レクタングル」を販売するガトーショコラ専門店『Chocolaphil™(ショコラフィル)』。

「焼きたてガトーショコラ ロンド」は、ふわふわムースのような焼きたての口どけが贅沢に味わうことができるカップタイプ。
まず優しく漂うカカオ独特な芳醇のビターな香りが立ち込める「ロンド」。表面はサクサクで、スプーンですくう感覚は密度のある重たいタッチを感じます。

コロンビア産カカオの赤く甘酸っぱいベリーのフルーティな酸味を感じ取れる濃厚なガトーショコラですが、香りの余韻は広がりながらも軽い食べ応えになっていました。
工房一体型を店舗デザインに起用した自由が丘店では、焼きあがる様子や、広がる芳醇で甘いチョコレートの香りなど五感で楽しめるようになっているため、チョコレート好きな方だけでなく、子供と一緒に訪れた場合でも待ち時間を楽しめる店舗であると感じました。

そして、チョコレートの美味しさをぎゅっと濃厚に閉じ込めたバータイプ「ガトーショコラ レクタングル」。

ロンドに対し、こちらの商品は大人数でワイワイと分け合う空間も演出できる商品になっています。
オススメの食べ方は、冷蔵庫で一日寝かせること。冷やすことで生地が締まり、口あたりの変化が楽しめます。

どちらも同じ材料を使っているのに異なる仕上がりである『ショコラフィル』のガトーショコラ。まるで魔法のような……科学のような……余韻を残すまろやかな後味が魅力的です。
チョコレートとバターを絶妙なバランスで混ぜ合わせ、軽やかな口あたりを引き立たせる卵白やコクを深めるクリームなどで、カカオに秘められたポテンシャルを最大限引き出しています。どちらを食べても、それぞれの口どけが楽しめるので、食べ比べをしてみるのも面白いかもしれませんね。

トッピングに使用するのは、カカオ豆をフレーク状に砕きキャラメリゼした特製カカオニブ。
クランチの食感とキャラメリゼした程よい甘さ、カカオ本来の苦味を感じ、食感のアクセントを楽しめる新感覚ガトーショコラです。

熱を入れると開花するカカオの華やかな香りと、チョコレートが口の中で溶けていく味わいを最も感じる瞬間。チョコレートの旨味を余すことなく焼き上げた、チョコレートを愛する方へも自信を持って贈り物にできる商品だと思います。

賞味期限は10日間と長いことも、手土産選びには嬉しいポイントかもしれません。

◾️製造中の工房に潜入!

工房一体型の店舗なので外からもカウンター越しからも、カップタイプ「焼きたてガトーショコラ ロンド」の焼き工程は見ることが出来ますが、今回は間近で感じてみようと製造工程を見学してきました。

チョコレート生地をカップタイプの型に流し込み一度焼きあげます。(画像上部の鉄板が焼きあげ前です)

一度焼き上げたら、キャラメリゼしたカカオニブを散らし再びオーブンへ入れて再度焼き上げます。

この焼き上げている過程の甘い香りは、店先まで広がって自由が丘をさらなるスイーツ激戦区の飛躍に一役買うことでしょう。

バレンタイン期間中は、[佐藤ひと美のスイーツレポート 27]でもご紹介した銀座三越にも2月4日(月)〜2月14日(木)の期間でポップアップストアを展開しているそうなので、自由が丘はちょっと遠いけど濃厚で新感覚のガトーショコラってどんな味なんだろう?と気になった方は、バレンタインの贈り物選びに覗いてみてはいかがでしょうか。

Chocolaphil™(ショコラフィル)
オープン日:2019年2月1日(金)
住所   :東京都目黒区自由が丘1-31-11
営業時間 :11:00~20:00
HP     :https://chocolaphil.com

前回“次回は苺スイーツ”とお伝えしておりましたが、新店舗オープン&バレンタインシーズンということもあり“チョコレートよりもチョコレートな” ガトーショコラ専門店をご紹介しました。

次回は、苺スイーツ情報をご紹介させていただきます。
お楽しみに!