[佐藤ひと美のスイーツレポート194]サロン・デュ・ショコラ2023 の魅力と注目ポイント

1月18日(水)京都、1月19日(木)の東京をかわきりに、日本各地で「~パリ発、チョコレー卜の祭典~サロン・デュ・ショコラ2023」が開催されます。

第21回目を迎える今年は、「LOVEこそPEACEだ!」をテーマに、世界各国から実力派のショコラティエ・パティシエが手掛ける新作を含めたショコラや、ガトー、そしてカカオを使ったイートインなどが登場!

ひと足お先に展示会にお邪魔し、調査してきました。

注目を集める初上陸ブランドなど最高級のショコラが集い、そして毎年さまざまなテーマで製作された豪華な限定ボックスで私たちを楽しませてくれる「~パリ発、チョコレートの祭典~ サロン・デュ・ショコラ 2023」のオススメ情報をご紹介していきます。

■「サロン・デュ・ショコラ」とは

※2019年のフランス・パリにて撮影

1995年、チョコレートが大好きな2人の情熱的な実業家によってパリで始まった「サロン・デュ・ショコラ」。

拠点となるフランス・パリでは毎年10月下旬~11月上旬に開催。日本やアメリカ、中国、ロシアなど毎年世界16ヶ国、世界32都市以上で開催実績のあるショコラ専門の展示会、世界最大のチョコレートの祭典のひとつです。

前回取材訪問した、パリで開催された 2019年10月の「サロン・デュ・ショコラ」には、 世界60ヵ国から約500の出展者と著名なシェフやパティシエが参加していました。

デモンストレーションや、ワークショップ、またカカオ農園の生産紹介やマッチング、チョコレートに関する書籍やグッズ販売、特徴的なチョコレートファッションショーやパフォーマンスのほか、ワールド チョコレート マスターズのワールドファイナルなどが会場内で楽しまれています。

三越伊勢丹では、2003年1月に伊勢丹新宿店にて開催をスタート。

東京新宿をはじめとする三越伊勢丹グループ各店にて 毎年開催され、次回2023年1月開催で21回目を迎えます。

昨年に続き今年も、週ごとで出展ブランドや、切口を変えるなどして開催。

■【 サロン・デュ・ショコラ 2023 】

21回目のテーマは「LOVEこそPEACEだ!」

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ショコラの美味しさはたくさんの「愛」でできています。大切な人たちへの想い。素材を育んでくれる自然への想い。互いを思いやる温かな気持ちが、つながりあいつむぎあいながら、そのひと粒、その一枚が生まれます。

ショコラの幸せの中にある優しさと強さを、すべての愛情を。味わって、楽しんで、抱きしめて。

私たちの生きる世界がもっと微笑みにあふれることを願って。

サロン・デュ・ショコラ 2023、いよいよはじまります。

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2023年も東京会場はPART1とPART2の2部構成で展開

〈開催期間〉

東京会場:伊勢丹新宿店 本館6階 催物場

一般会期:2023年1月19日(木)~2月5日(日)※最終日は18時終了 

一般会期:

〈PART1〉〉TASTE OF CACAO ~広がる、楽しむ、カカオの世界~

   2023年1月19日(木)~1月25日(水)※最終日は午後6時終了

〈PART2〉THE ARTISANS ~最高峰ショコラティエの技~

   2023年1月29日(日)~2月5日(日)※最終日は午後6時終了

会場へのご入場について

サロン・デュ・ショコラ2023開催期間中、混雑が予想される一部の日時・時間帯については、新型コロナウイルス感染拡大防止、会場混雑緩和の観点から、入場整理券(無料)をお持ちのお客さまのご入場とさせていただきます。

※入場整理券(無料)が必要としない日時においても、会場混雑の状況に応じて入場制限をする場合がございます。 詳細は「三越伊勢丹オンラインストア」サロン・デュ・ショコラ2023 情報ページをご覧ください。

各開催場所・日時 情報 (すべて一般会期)

丸井今井札幌本店          :2023年1月27日(金)~2月14日(火)

仙台三越          :2023年1月28日(土)~2月14日(火)

ジェイアール京都伊勢丹   :2023年1月18日(水)~2月14日(火)

広島三越          :2023年1月28日(土)~2月14日(火)

岩田屋本店                     :2023年1月25日(水)~1月31日(火)

※会場の営業時間や取り扱いブランドは店舗により異なります。ご来場前に各店舗HPをご覧ください。

※掲載の情報につきましては、諸般の事情により予告なく変更・中止させていただく場合あり。

■サロン・デュ・ショコラ 2023 オンラインストア

「サロン・デュ・ショコラ 三越伊勢丹オンラインストア」2023年1月6日(金)午前10時より販売がスタート!!

https://www.mistore.jp/shopping/feature/foods_f3/salon_du_chocolat_f

※オンラインストアの販売方法等に変更があるとのことなので、公式 サロン・デュ・ショコラ 2023 情報サイトをチェックしてみてください。

「サロン・デュ・ショコラ」初登場ブランドや、毎年おなじみのブランド、新商品など”おうちにいながら”人気のシェフのショコラを並ばずにゲットできます。

2023年はアクセス集中によるシステム不具合を防ぐため、仮想待合室を導入!(2023年1月6日(金)午前9時30分ごろから入室可能)仮想待合室参加者の抽選(ランダム)で順番にページへアクセスできるようになります。

※10時以降にアクセスされたお客さまは、最後尾から先着順でのご案内

■【New Brand】ココが気になる!

1 . PATRICK AGNELLET(パトリック・アニヨレ):フランス

チーズ農家に生まれ15歳から料理、パティスリーに興味を持つ。フランス南東部のアルプスの街アヌシーに2004年にお店をオープン。

アルバン・ギルメ氏に師事していた息子のルイ氏含め、家族で山や湖、アルプスの大自然を背景に美味しいチョコレートやお菓子を作っています。自ら山にはいって摘んできたハーブや花を使用したショコラや、アヌシーの歴史をテーマにしたコフレなど地域性が魅力です。

「ショコラ アソート(14個入)」5,940円

「モンタニャール(4個入)」3,240円 (表面にナッツがたっぷり)

2 . AGNÈS & PIERRE(アニエス エ ピエール):フランス

2013年に南フランスのロデーズで店をオープン(夫婦共にショコラティエ)。2018年にC.C.Cのチョコレートアワードを受賞し、2019年からフランスのトップのショコラティエを紹介するC.C.Cガイドブックに掲載されました。 

2021年から著名な世界的シェフ、ミシェル・ブラス氏のためにチョコレートを制作。使用する素材の多様性や、アイディアに幅があるショコラ専門店です。

「コフレ195°(8個+1枚入)」3,888円 (ヒゲショコラの下に個性的なお酒で作ったボンボン入り)

「コフレ ニュアージュ(4個入)」2,916円 (オレンジフラワー風味と、ヴァニラ風味の雲型ギモーヴ2種)

「ショコラアソート(9個入)」3,672円

3 . ALLÉNO & RIVOIRE(アレノ&リヴォワール):フランス

2022年12月にパリ7区にオープンしたショコラトリー。3ツ星スターシェフ、ヤニック・アレノ氏と、彼のレストランのシェフパティシェ、オレリアン・リヴォワール氏がタッグを組んでカカオの世界に新風を巻き起こしたと話題。

チョコレート職人ではない二人が、これまでに味わったことのないチョコレートと新しい喜びをクリエイトしている。

タブレット テロワール ドゥ フランス「アコール パルフェ アベック ル コニャック」3,888円 (タブレットパッケージは下の方)

「コフレ ドゥ スティック(6個入)」3,888円(スティック型のプラリネショコラ)

■【必見!】「サロン・デュ・ショコラ」だからこそ実現した限定セレクションボックス

多くのショコラファンが“今年はどんなテーマのラインナップになるのだろう?”と心待ちにする「サロン・デュ・ショコラ」限定のショコラボックスが今年も登場します!

三越伊勢丹オンラインストアと会場〈PART2〉で販売。※ワールド チョコレートマスターズBOXは、会場〈PART2〉のみの販売となります。

「Ensemble アンサンブル ~ともに~」16個入

16ブランドから各1個 / 価格:9,072円(税込)

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いまの時代だからこそ、未来に向けて

 共に進んでいきたいヒトへの想い。

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ショコラティエひとりひとりが、いま大切にしたい人や感情、価値観を思い浮かべながら作った16粒。
未来に向けてともに進んでいきたい生産者、家族、仲間、同僚。人生の原動力となるような感情。それらが豊かに調和してひと粒の中でハーモニーを奏でています。

参加シェフ:クリスティーヌ・フェルベール(ローズ風味のフランボワーズガナッシュをノワールでコーティング。自然、生産者、フェルベールさんの調和のひと粒。初めてのクリエーション)、ジャン=ポール・エヴァン(「&」をハートとコラージュするアイデア。デーツとシナモンのガナッシュをショコラノワールでコーティングしたひと粒)、カンタン・バイィ(キャラメリゼしたミルクガナッシュに、ピンク色のヒマラヤ塩をプラスしたボンボン)、パスカル・ル・ガック(塩ミルクキャラメルのムースタイプのガナッシュをミルクチョコレートでコーティング。メゾンを代表するボンボンショコラ)、クリスチャン・カンプリニ(マンゴーとパッションをベースにエスプレット唐辛子とスパイスとラムで軽やかに仕上げた「ゴア」というパランク氏作のカクテルからインスピレーションを受けて制作)、フィリップ・ベル(初めて日本のサロン・デュ・ショコラに参加した時から作っているココナッツのホワイトガナッシュ&苺のパートドフリュイの2層粒)、ナオミ・ミズノ(優しい百花蜜を練り込んだガナッシュと、カカオからの糖分のみで作られたホールフリュイチョコレートのガナッシュを合わせたボンボンショコラ)、フランク・ケストナー(フルーティーでハーブのような香りのパッションベリーとパッションフルーツジュースを合わせたガナッシュ仕立て)、トゥルビヨン バイ ヤン ブリス(フランボワーズのパート ド フリュイとシナモン風味のプラリネサブレのボンボン。アルザスの伝統的なデザートからインスピレーションを受けて作ったもの)、パティスリー・サダハル・アオキ・パリ(エクアドル産カカオが持つ爽やかなアロマと芳醇な風味にぴったりなコクのある蜂蜜のマリアージュ。素材の良さがしっかり伝わる製法にこだわったとか)、ベルナシオン(ダイヤモンド型のノワールの中に栗のクリームとカットした栗を入れてラム酒で風味づけ。自分たちと同じように代々で仕事をしている方々を想い、初めてクリエーションしたボンボン)、モリヨシダ(ヴァン ショーのガナッシュをノワールでコーティング)、パティシエ エス コヤマ(サンタカタリーナ農園のコーヒー豆をデカフェ処理したものとチャンチャマイヨミルク48%のガナッシュをマリアージュ。ハイミルク53%でコーティング)、アルバン・ギルメ(マルコナ産アーモンドと、グリルしてキャラメリゼしたポップコーンをミックスしたプラリネ。食感はサクサクでクリーミー。ノワールでコーティング)、セバスチャン・ブイエ(キャラメリゼしたリンゴのコンフィとピーカンナッツ&ヘーゼルナッツの自家製プラリネの2層仕立て。ペカンのアクセントを入れてひとひねり)、ニコラ・ベルナルデ(地球のように丸くて、皮の部分は再利用できるエコロジーな素材=ココナッツを使ったプラリネ)

「Ma ville マ ヴィル ~地と生きる~」12個入

12ブランドから各1個/ 価格:6,912円(税込)

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 大切にする故郷、地域のエッセンスを感じられる1粒を。

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ショコラティエたちが根をおろしている土地や、これからもつながっていたい故郷、場所、情景など。その地が作り出すかけがえのない素材、文化、風土へのオマージュを込めたひと粒です。過去、現在、未来。その場所の空気感、エッセンスを感じてください。

参加シェフ:フランク・ケストナー(カライブのガナッシュとブルーベリーのジュレを2層にして、ノワールでコーティング)、クリスティーヌ・フェルベール(アルザスの象徴であるフランボワーズを使ったカルダモン風味のガナッシュ)、リリアン・ボンヌフォア(ホテルの庭で採れた蜂蜜、モントンのレモン、プロヴァンスのアーモンド。リリアンさんにとって欠かせない3つの場所の素材を組み合わせた、蜂蜜ガナッシュと、レモン&アーモンドのプラリネの2層)、ル・フルーヴ:上垣 河大(農薬不使用の桑の茶葉を使った青々しい香りのショコラをイタリア産のアーモンドで作った自家製のプラリネと合わせたひと粒)、アレクシア・サンティニ(アーモンドとライムのプラリネ)、イヴァン・シュヴァリエ(フランボワーズの紅茶を使った香りの良いガナッシュ)、カンタン・バイィ(胡椒のような風味を持つジンの原料ジュニパーベリーをクリームで抽出。ノワールのガナッシュに仕立ててさらにジンで風味づけ)、ユミコ サイムラ ピッコラ パスティッチェリア イタリア(シチリアの塩をアクセントにしたトスカーナ産ピーナッツのペーストを、ホワイトチョコレートベースのクレミーノとプラリネの二層に仕立てたコクのあるひと粒)、オリヴィエ・ヴィダル(ブルゴーニュ産のカシスの果肉を使って仕上げたガナッシュ)、ブルーノ ルデルフ(「ボルディエ」の生クリームやバターなどを使ったショコラ。上層はケニア産のコーヒー豆を使ったカフェキャラメル、下層は口どけの良いミルクガナッシュの2層仕立て。カカオ70%のダークチョコで包んだデュオキャラメルシリーズの新作)、アトリエ ガトー:ニコラ・アレウィン(シンプルなトリュフ)、フレデリック・アヴェッカー(グラヴェゾンの農家のイチジクとカリンのジュレと、アモンドリエというアーモンドとレモンのプラリネを組み合わせたショコラ)

「Message  メサージュ ~想い~」9個入

9ブランドから各1個/ 価格:5,616円(税込)

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 1粒のショコラに託される言葉。

   今だからこそ伝えたい、作り手の想い。

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想像もしていなかったことが巻き起こった、今という時代の真ん中で。ショコラティエたちが、世界中の人や、身近な人たちへ伝えたいメッセージをショコラを通じて語りかけます。それぞれの個性、哲学、関心ごとが透けて見えてくるのも楽しい、9粒の言葉です。

参加シェフ:ドゥブルベ・ボレロ:渡邊 雄二(下層にフランボワーズと滋賀県産黒イチジクを煮つめたパートド フリュイ、上層はフレーバーティーのチャイとレのガナッシュという2層)、ル ブリストル パリ:ジョアン・ジャケティ(モントンの生産者から手に入れたレモン、さらにレモン風味のオリーブオイル、レモンの花の蜂蜜も使用)、パスカル・ル・ガック(ミルキーな繊細さの次にアルマニャックがもたらす芳醇な香りとカカオ。甘さと力強さのマリアージュ)、フィリップ・ベル(アーモンドのプラリネ)、ジャン=ポール・エヴァン(甘いオレンジのキャラメルにパンデピスの香りをまとわせショコラレでコーティング)、クリスチャン・カンプリニ(アーモンド、そば粉、パフドライス、ヴァニラ、クレープダンテルなど多彩な食材を使ったプラリネ)、ル ショコラ ドゥ アッシュ:辻口 博啓(芳醇でエキゾチックな香りのカカオブランコから作られるショコラはまるでフランボワーズやライム、グレープフルーツ、さらにバルサミコ酢を加えたような豆の味わいが感じられるひと粒)、ダヴィド・カピィ(ハイビスカスやローズヒップを主役にしたブレンドティーを使ったガナッシュ)、ショコ オ キャレ:ジャン=ピエール・ロドリゲス(リンゴのキャラメルと、エピス風味でサクサク食感のクルスティヤンを使ったボンボンショコラ)

「ワールドチョコレートマスターズBOX2023」8個入

8ブランドから各1個/ 価格:4,752円(税込) ※店頭のみ取り扱い

世界一のショコラティエを決める世界大会「ワールド チョコレート マスターズ」で歴代日本代表シェフ8人が作る8粒をアソート。昨年10月のパリ サロン・デュ・ショコラで行われた決勝戦では田中二朗シェフが世界の強豪シェフを相手に大健闘し、BONBON部門含む3部門でトップの評価を受けました。

参加シェフ:山本 健(2005年代表)、和泉 光一(2005年代表)、水野 直己(2007年代表)、平井 茂雄(2009年代表)、植崎 義明(2011年代表)、垣本 晃宏(2013年・2018年代表)、小野林 範(2015年代表)、田中 二朗(2022年代表)

■ますます活躍する日本のシェフたちに注目!〈PART1〉2人のショコラティエ・パティシエ

nel CRAFT CHOCOLATE TOKYO :シェフ・ショコラティエ 村田 友希

シェフ・ショコラティエ村田友希は、ワールドチョコレートマスターズ2007年総合優勝の水野直己氏に師事しスーシェフを務めたのち、2014年よりフランスやルクセンブルクなどのパティスリーに勤務し帰国。

2019年2月15日、日本橋浜町「HAMACHO HOTEL」1階にオープンした”手しごと”と”日本らしさ”をキーワードにしたチョコレートショップ。村田氏自ら、ベトナムの契約農家を含む複数産地のカカオの選定から行う「ビーントゥバー」の手法で作り上げるボンボンショコラや、発酵違いのカカオ豆による味わいの違いが楽しめるタブレッドなどを展開。2019年、チョコレートショーピースコンペティションで優勝しています。

「アーバンデザイン コレクション2023」(10個入) 4,104円

八丈島のレモン 、パッションフルーツ、海風しいたけ、そば、チーズなどの新作ボンボン6種と定番4種をバランスよく詰め合わせたBOX。

粒が大きく希少性の高い《信州くるみ》100%で作る自家製のジャンドゥーヤ

「信州くるみのジャンドゥーヤ」(5個入)1,728円

際立つカカオの風味。シンプル・イズ・ベストを実感するショコラもお勧め!!

PRESQUILE chocolaterie :ショコラティエ 小抜 知博

1988年福島県生まれ。製菓学校にて水野直巳氏に学び、その後フランス人シェフ・ステファン ヴュー氏。都内ショコラトリー、ザ・リッツカールトン東京を経て2016年東京・吉祥寺にてビーントゥバーショコラを手掛ける〈プレスキルショコラトリー〉をオープン。

カカオ豆から作るショコラやガトー、上質な素材、香りのマリ アージュにこだわっています。2018年日経新聞全国タブレットショコラ第3位、同大会2020年フォン ダンショコラ第1位。インターナショナル・チョコレート・アワード2020アジアパシフィック大会銀賞受賞。

「ケツァール」(2枚 + 4個入)3,240円

古代アステカで神の使いとさ れたケツァールをイメージ。フレンチオーク発酵でカカオパ ルプのフルーティーな味わいを残したメキシコ産カカオをタブレットとボンボンに。

■ますます活躍する日本のシェフたちに注目!〈PART2〉2人のショコラティエ・パティシエ

Naomi Mizuno :シェフ・ショコラティエ 水野 直己

1978年、京都府福知山市生まれ。2007年のワールド チョコレートマスターズ世界大会で総合優勝。ベスト・アントルメショコラ、ベスト・チョコレートピエスモンテの両部門賞も受賞。2018年のワールド チョコレート マスターズから審査委員長を歴任。水野氏の弟子だった方々もショコラ界で活躍中。

「アセンブルカカオ」(17個+30g入) 7,398円

自然や生産者への敬意とともにカカオの楽しみ方を追求。オレンジやフィグ、ココナッツ、イチゴ、ゆず、ラズベリーなど。

多彩な果実とカカオのマリアージュを中心としたバラエティ豊かな17種の粒。ピスタチオのチョコも入っています。

CARAMEL et CACAO :シェフ・ショコラティエ 若林 繁

国際的パティシエコンクール「クープ デュ モンド」2009に出場しシュガ ーピース部門第1位に。「ル ショコラ ドゥ アッシュ」にて長年統括シェフを務めていた経験を生かし2023年に現ブランドを立ち上げました。

「ひと粒に欲張りな幸せを」をコンセプトに、選び抜いた素材を使って、キャラメルとガナッシュの2層のボンボンショコラを作っています。

「キャラメル エ カカオ 12粒」(12個入) 4,381円

抹茶キャラメル × 柚子 、生姜キャラメル×人参芋、塩キャラメル × 杏、 パッションマンゴー × パッションバナナ、赤紫蘇キャラメル × ルバーブ、 塩キャラメル × クルミ味噌など。キャラメルと素材のマリアージュ12種類を詰め合わせたショコラアソート。

■個性あふれるサブレ・クッキー缶に〈PART1〉は注目!!

【 サロン・デュ・ショコラ 2023 】展示会にお邪魔した時に、多くのブランドからクッキー缶が登場していることに驚き、お勧め調査してきました。

人気即完クッキー缶がリニューアルしたブランドや、はじめましてのクッキー缶などシェフ渾身の作品が大集合!

Pâtisserie Jun Ujita

「コフレショコラ(1缶)」3,942円

ビターにナッツをのせたマンディアン、ほろほろ食感のサブレショコラ 、発酵バターの素朴なビエノワショコラ、メレンゲのマレショーショコラなど5種のクッキー。

RÉGAL DE CHIHIRO by CAFÉ TANAKA 【New Brand】

「ビスキュイ・ショコラ・ エスポワール(275g)」4,968円

アフリカのサントメ島に自社カカオ農園のカカオの味わいを堪能できる白トリュフ薫るサンドクッキー、濃厚な味わいのディアマンショコラ、フロランタンショコラなど、シェフ渾身の一缶。

ease

「クッキー缶 jardin(ジャルダン)」4,500円

ピスタチオ&チョコチップのクッキー、 ペーカン&チョコチップのアマゾンカカオのクッキーの2種を詰め合わせ。

AMAZON CACAO

「スパイスとカカオのカンカン(1缶)」3,780円

70%クーベルチュールを練り込んだ山葡萄と五香粉風味のクッキー、実山椒とカカオを使ったメレンゲクッキーなど6種。

PAYSAGE

「ガレット ガーデンカカオ(1缶)」3,996円

カカオと紅茶のガレット。ガレットの中に気泡をいれてザクザク食感 に。使用しているカカオパウダーとカカオニブは〈ノエルベルデ〉のもの。

【人気ブランド ショコラティエ・パティシエ】絶対に食べておきたい〈PART2〉オススメSDC限定商品!

1 .JEAN-PAUL HÉVIN(ジャン=ポール・エヴァン)

今期のジャン=ポール・エヴァンのコレクションテーマは<POURQUOI 

PAS? (こんなのがあっても良いのでは?)>。

「サロン・デュ・ショコラ 2023」限定コレクションでは、ショコラへの愛や想像が尽きないエヴァン本人をデザインした限定パッケージを使用。

サロン・デュ・ショコラ限定のボンボン ショコラ「アンテロガション」は、疑問符「?」をアレンジしたデザインで、グリーンカルダモンを加えた甘く 爽やかな香りのジャンドゥージャをビターチョコレートでコーティング。 ※単品販売なし 

サロン・デュ・ショコラ限定のボンボン ショコラ「アンテロガション」

さらに、パリで人気のサブレがサロン・デュ・ショコラ 2023に初登場します!

「サブレ ロン キャラメル(10枚入)」2,290円

生地にキャラメルを混ぜて焼き上げた 深いコクが愉しめるサブレ。香り高いヘーゼルナッツプラリネのアクセント。 

2 .Patrick ROGER(パトリック・ロジェ)

2018年にフランスの最高勲章として知られるレジオンドヌールを受勲するなど数々の受賞歴を誇る「Patrick ROGER(パトリック・ロジェ)」現在フランスで9店舗を展開。

「アベイユ(16個入)」9,936円 (きらめく代表作4種)

「クールール カラー(9個入)」9,720円 (キャラメル入りの緑色のアマゾン、桃キャラメル×甘草、蜂蜜のガナッシュの全3種)

「アソート BR6(34個入)」18,198円

独自の世界観を存分に堪能することのできる「アソートBR6」は必食!!

3 . Vincent DURANT(ヴァンサン・デュラン)

2019年、フランス国家最高職人の称号《Meilleur Ouvrier de France(M.O.F)》を取得した「Vincent DURANT(ヴァンサン デュラン)」。

昨年から日本上陸し、シグネチャーのキャラメル等を閉じ込めたボタン(薄いディスク状)型ショコラが話題に。

今回からヴァリエーションが増え、缶のサイズも小ぶりが登場!

「コフレ エヴァズィヨン ガナッシュ オ アグリュム(24個入)」5,940円 (手前、茶色の缶)

「ボワットエモーブレッサンス ドンブ産のサフランと ブレス産の唐辛子風味のガナッシュ(24個入)」5,940円 (中央、唐辛子とサフランという難しい素材に挑戦した意欲作)

「ボワットエモーブレッサンス キャラメル トロワ ヴァニーエ(24個入)」5,940円 (奥、伝統的なペンダントモチーフの柄)

今回ご紹介しきれないほどたくさんのショコラが集まる「~パリ発、チョコレー卜の祭典~サロン・デュ・ショコラ2023」。

会場でしか出会えない限定イートインのスイーツや、ケークなどの焼き菓子もありますが、オンラインでもオフラインでも楽しめる「サロン・デュ・ショコラ」。

パート1、パート2にわかれての開催、是非お楽しみながら素敵で笑顔になれるショコラライフを過ごしてみてください。