[佐藤ひと美のスイーツレポート214]チョコレートが主役!スイーツ専門店「ルル メリー」初の路面店、東京・渋谷にオープン。

 想いを贈る日本老舗の洋菓子メーカーとして、1950年(昭和25年)東京・青山で誕生した贈答用洋菓子老舗メーカー「メリーチョコレート」(「メリーチョコレートカムパニー」本社・東京)。

そんなメリーチョコレートが手掛けるチョコレートを主役にしたスイーツ専門店「RURU MARY’S(ルル メリー)」 。ブランドの世界観を楽しむ初の路面店「ルル メリー 青山通り店」が6月21日(水)にオープンしました。

「RURU MARY’S」とは

RURU MARY’S」とは、”もっとおいしく、もっとたのしく時間が生み出すコミュニケーション”をコンセプトとしたブランドです。

ルル(縷々)とは、細く絶えずに続くさまのこと。

ゆったり流れる、縷々(るる)とした時間をスイーツとともに過ごしていただきたいという想いから、新たな客層に向けて2017年に誕生。

チョコレートで心のふれあい、幸せをつくっていきたい、という想いからチョコレートを主軸にレトロ感も踏まえたスイーツを取り扱っています。

チョコレートのある幸せな豊かな時間や風景』というテーマから構築されたRURU MARY’S の世界観 には、山や、湖、花といった自然のモチーフを取り入れているそうです。

ブランドカラーのブルーは、こころを豊かにさせてくれる海や空、水を想起させる色。 テリーヌやルルガトーの箱には、幸せなチョコレートの時間をテーマとした、詩が描かれています。

ふたを開けるとあらわれる 草花や、木々。

チョコレートにたどりつくまでの時間に、わくわくする気持ちや幸せな気持ちを感じてもらえるようなデザイン。 

アフターコロナで毎日ひとつひとつの瞬間を充実したものにしたいと思われている方々に、美味しいチョコレートと、誰しもの心の中にある原風景やバラなどのお花を描いたパッケージのお菓子でゆったりと豊かな時間を過ごしてもらえるようなラインナップが取り揃えられています。 

ルル メリー 青山通り店

開業日:2023年6月21日(水)11:00オープン

営業時間:平日、土曜日 11:00〜19:00 / 日曜日、祝日 11:00〜18:00 

定休日:火曜日、年末年始   ※休業日・営業時間が変更になる場合がございます(公式 SNS にて告知予定)

所在地:東京都渋谷区渋谷 1-7-4 青山小林ビル 1F
アクセス:渋谷駅 B5 出口より徒歩 6 分、表参道駅 B2 出口より徒歩8分 

※キャッシュレス決済店舗(現金のお支払いはできません):クレジットカード、交通系 IC カード、QR コードに対応した決済サービスを導入しています。 

メリーオンラインショップ: https://lotte-shop.jp/shop/w/w-Mary
RURU MARY’S 公式サイト: https://www.mary.co.jp/mary/ruru/

2017年のブランド発足以来、各地の百貨店やPOP UP SHOPで高感度な女性から注目されてきた「RURU MARY’S(ルル メリー)」。

待望の路面店はメリーチョコレート創業の地である渋谷に。

こちらでは、ブランドの世界観をストーリーとともに体験いただける場として、路面店を通してパッケージにこめた想いやチョコレ―トの魅力を伝えていく場となっています。 

「ルル メリー 青山通り店」の壁面には、森や木々をイメージした温かみある深いグリーンを全面に採用し、緑の空間にブランドの象徴である花々を描いたパッケージの商品が並ぶことで、まるで訪れた人が自然の中に身を置いている気持ちになれるような空間を創出。

また、細部に至るまでわくわくする「RURU MARY’S」らしさを感じていただけるようにと、アンティーク家具の脚をイメージした柱や金の飾り棚を配置し、お店全体で 「RURU MARY’S」を体験することができる路面店になっています。

ーーーアートディレクター/グラフィックデザイナー 川上 恵莉子 氏のコメント

:アートディレクターとして、ブランドの立ち上げ時のコンセプトメイキングからネーミング、ロゴやパッケージデザイン、ビジュアルやショップディレクション、制服など世界観を作る部分全体に携わっています。

『訪れた方にはぜひ、誰かを思いながらプレゼントを選んでみたり、自分の好きを見つけたり、そういった時間を楽しんでいただ きたいです。店舗限定商品やバレンタイン商品などは、RURU MARY’S の新しい表現を模索しています。様々に変化してく RURU MARY’S を楽しみにしていていただけるとうれしいです。RURU MARY’S はどこか懐かしい佇まいがありながら、一方でまだ見ぬ世界へ導いてくれる、新しい可能性をひらいてくれる存在。私自身、とてもわくわくしながら、デザインを考えています。』

内覧会では、「メリーチョコレート」代表取締役 社長 小屋松 儀晃 氏みずからブランド発足から現在までの流れや、世界観を伺いました。

ブランドにまつわるストーリーを、ディレクターの視点・開発者の視点からも伺うことができました。

ーーーブランドリーダー兼ディレクター  小松﨑 裕寿 氏

RURU MARY’S のベースはメリーチョコレート。70 年以上チョコレートを作り続けてきたその歴史から影響をうけ、アップデートしているイメージです。RURU MARY’S とメリーチョコレートは一つの線で繋がっていて、まったく別のものではありません。そのことを忘れず、こだわりを持ってブランド作りをしています。 

RURU MARY’S では定番のお菓子を丁寧においしく作っています。お菓子自体はあえてオーソドックスに、その定番のお菓子を、川上さんの作るどこか懐かしさとあたたかさを感じつつも、見たことのない新しさを感じるパッケージで包んであげる。定番と新しさ、懐かしさと新しさのコントラストが魅力の一つだと思っています。

ーーーチョコレート開発担当 奥谷 綾乃 氏

バレンタイン時期の商品や今回の新商品「ルル ショコラ」などの開発を行っています。 RURU MARY’Sのファンの方がどのようなチョコレートをRURU MARY’Sに求めているのかを一番に考えながら、開発・試作を行っています。 路面店をオープンするにあたり開発した「ルル ショコラ」は、ありきたりのショコラではない、何度も味わいたくなるオンリーワンの商品を目指しました。10種類の味わいの中にプラリネが3種類あるのですが、どれを食べても新しい発見が出来るように、ベースとなるナッツの種類は全て違う種類を使用し、見た目や食感、組み合わせ素材も全て変えています。メリーチョコレートが過去に販売していたリバイバル商品もあり、懐かしさとおいしさ、レトロ可愛いを表現することに苦労したのでぜひ味わっていただきたいですね。

ーーー焼き菓子開発担当 小池 優花 氏

サブレやガトー、テリーヌなどRURU MARY’Sの中で扱っている焼き菓子の研究開発をしています。RURU MARY’S に携わる一人として、各部担当者が集まる会議で意見やアイディアを出し合ったりもします。製品を開発・商品化する上で一番大切にしているのは、納得感。味・ 香りの性質や強弱のバランス、食感等の要素において、お客様が思い描く期待とギャップがなく納得感があるか。また尖りすぎず平凡でもなく、親しみやすい味わいを意識しており、目のお菓子をまた食べたい…と思っていただけるようなお菓子を目指しています。

パッケージやお菓子の認知や愛用者は増えているものの、デザイナー川上さんのイメージする本当のブランドの世界観をまだ伝わりきれていないという「RURU MARY’S」メンバー。

ブランドの魅力を十分に知ってもらうためには、やはり心躍る空間が必要だと思い、お菓子もデザインも一番魅力的に見える空間にしていきたいと、ブランドの世界観を楽しむ初の路面店「ルル メリー 青山通り店」のオープンに至ったのだとか。

ブランドについて、またお客さまとの対話も大切にしていきたい店舗にしていきたいという思いから、ブランド担当チームのメンバーが路面店の販売スタッフとして立つこともあるそうです。いつもいるわけではないそうですが、チームメンバーならではの裏話が聞けるかもしれないと思うと、ワクワク訪問するのも楽しみになりますね!

RURU MARY’S」商品ラインナップ 一例

新商品 「ルル ショコラ」 各378円(税込) 

全10 種類(パッションアプリコット ・ジャンドゥヤフリュイ ・レザン ・ローズミルクティー ・キャラメル ・ピスタチオ ・フランボワーズ ・ジャンドゥヤナッツ ・あまおう苺 ・オレンジ)

ゆったり流れる「縷々(るる)」とした時間を過ごせるチョコレート。味わいと食感がそれぞれ異なる全10種類。

手仕事で生まれる温もりのあるデコレーションは、ショーケースに並んだ時にまるでケーキを選ぶ時のようなときめきを感じられるように仕立てられています。

また、どこか懐かしい…と感じる方も多いのではないでしょうか。

実は「メリーチョコレート」で20年ほど前に販売されていたボンボンショコラから、レシピや構成、フォルムなどを現代に合う味に合わせながら調和と進化させたトキメキあふれるショコラに仕上げたのだとか。

専用箱も各種個数に合わせたサイズで用意されていますので、ご要望に応じて3個〜12個でお詰め合わせいただけるとのこと。

自分へのご褒美、お友達へのプレゼント、おしゃれな集まりの手土産など用途に応じて種類と個数が選べるので、かわいいオリジナルのひと箱を想いを込めて選んでみてくださいね。

数量限定・青山通り店限定パッケージ 「ショコラサブレ(グリーン)」2枚入 410円(税込)

ここでしか買えない、青山通り店限定パッケージのショコラサブレは、路面店の印象的な緑色を装ったボックス入りのショコラサブレです。

中には、大きなナッツをのせたバターが香るさっくりとしたクッキーをチョコレートで包み込みんだショコラサブレ。ヘーゼルナッツ&スイートチョコレートとマカダミアナッツ&ミルクチョコレートの2種類入り。

お花をお渡しするように、お一人お一人に想いを込めて贈るプチギフトとして最適です。 

※通常パッケージもあるので、そちらもぜひ!(2枚入 410円・8枚入 1,188 円 ともに税込)

夏季限定「レモンサブレ

瀬戸内レモンパウダーとフランス産ロレーヌ岩塩を使用したさわやかな味わいのさくさくサブレ。 美しい海と暖かな太陽の光、レモンの木々を眺めて過ごしたゆったり穏やかな時間に思いを馳せて。この季節にだけ出会える味わいのレモンサブレは、ご家族でのティータイムにおすすめです。

ショコラテリーヌ」  3種(ルルメリー ショコラテリーヌ・ルルメリー ショコラテリーヌ オランジュ・ルルメリー ショコラテリーヌ グリオット)2,268円〜

箱を開ける時間も楽しめるショコラテリーヌは、なめらかな口どけと、芳醇なカカオの香りを感じるしっとり濃厚な味わいが特徴。ベネズエラ産カカオマス使用のカカオ分 75%のチョコレート、北海道産バター、砂糖、卵を使ったシンプルな素材で丁寧に焼き上げています。

メリーチョコレート創業の地である渋谷に待望の路面店を誕生させた「RURU MARY’S」。

RURU MARY’Sをきっかけに、メリーチョコレートが70年以上チョコレートを作り続ける中で育まれたおいしさをより多くの方に知ってほしい、純粋に「お菓子って楽しい」って伝えることが出来るブランド。

定番や青山通り店限定パッケージ の他に、季節やイベントごとで限定パッケージも登場しているので素敵な出会いの時間を楽しんでみてくださいね。