都心でありながら美しい緑と水に恵まれた品格のある東京 丸の内「パレスホテル東京」。
皇居外苑にほど近い場所にあり、丸の内1−1−1というアドレスを持ち、『美しい国の、美しい一日がある。』をブランドコンセプトとした「パレスホテル東京」は、各所に日本人の誇りが詰まった場所です。
過去の［佐藤ひと美のスイーツレポート］でも、何度かご紹介したことのある「マロンシャンティイ」は、時代を越えて愛される、パレスホテル伝統のシグニチャーでもあるスイーツです。
9月・10月には、厳選した栗の美味しさや風味を満喫することのできる期間限定のマロンシャンティイが、ペストリーショップ「スイーツ＆デリ」に登場します。
「プレミアム マロンシャンティイ」
価格：1,350円（写真右端）
提供期間：2023年9月1日（金)～ ※栗がなくなり次第終了
期間限定のプレミアムな味わいのマロンシャンティイ。
本年は、上品な甘味が特徴の徳島県の和三盆糖に、味の相性が良い同じ四国の愛媛産和栗を合わせています。
「小布施産和栗のプレミアム マロンシャンティイ」
価格：1,800円（写真左端）
提供期間：2023年10月1日（日）～ ※栗がなくなり次第終了
長野県小布施産和栗を使用し、クリームには小布施産栗蜂蜜を合わせました。ブランド栗として知られる栗の良質な甘味と風味をご堪能ください。
スタンダードな「マロンシャンティイ」は通年楽しむことができますが、毎年秋限定で登場している「プレミアム マロンシャンティイ」・「小布施産和栗のプレミアム マロンシャンティイ」は、使用する砂糖も、それぞれの栗の特徴を活かすことができるよう使い分けをしています。
丁寧に裏ごしした栗を、甘さ控えめのなめらかでふわっと軽いシャンティイ（生クリーム）が包み込む。シンプルでありながら繊細なテクスチャーを是非味わってみていただきたい！
通年販売「マロンシャンティイ」
価格：1,050円（写真中央）
薄いジェノワーズ（スポンジ生地）の上に、粗めに裏漉した甘露煮の栗をふわっとまとめてのせ、まるで真っ白なドレスをまとわせるかのようにたっぷりの生クリームで包み込んだ純白なスイーツ。
甘露煮の栗はミンチ状にして一旦まとめてから、目の粗い網に通してそぼろ状にしているそう。注意すべきは、なめらかに裏漉しすぎず、あえて小さな粒を残すこと。
そのひと手間を加えることで、口に入れると栗がほろりと崩れて、軽やかで上品な甘みの生クリームと混じり合い、噛むごとに豊かな風味が広がります。
また、土台のスポンジ生地は厚さ2mm程度と、口溶けを邪魔しない絶妙なバランスを保っているため、ひと口を切り分けても全体的にバランスが良いのです。
「マロンシャンティイ」が誕生したのは、1961年の開業時のこと。それから半世紀以上にわたって受け継がれているのは、近代フランス料理の父、オーギュスト・エスコフィエの薫陶を受け、その本流を受け継いだグラン・シェフ（初代料理長） 田中徳三郎氏の教えによるものだとか。
◼️マロンシャンティイ とは
初代総料理長 田中 徳三郎より受け継ぐ伝統の逸品であり、時代を越えて愛される、パレスホテル伝統のシグニチャーでもあるスイーツ「マロンシャンティイ」。
「栗と生クリームだけのシンプルなデザートだからこそ、お客様に驚きと感動を与えたい。」と受け継がれている田中の教え通り、1961年のパレスホテル開業時から変わらないこだわりが詰まっています。
栗は全体になめらかにするのではなく、粗めに裏ごしし小さな粒を残すことで食感に変化が加わり、噛むほどに風味が口に広がります。また土台のジェノワーズに乗せる際、ふんわりと空気を含ませて固めることでほろりとした食感に。軽やかな口あたりに仕上がります。
* グランド キッチン (1F)、ザ パレス ラウンジ (1F)、プリヴェ (6F)、スイーツ＆デリ (B1F) でお楽しみいただけます。
それぞれ異なる厳選した栗の美味しさや風味を満喫できる3種の「マロンシャンティイ」。
期間限定の「プレミアム マロンシャンティイ」・「小布施産和栗のプレミアム マロンシャンティイ」はともに栗がなくなり次第終了の限定品。
2023年9月1日（金）にリニューアルオープンをするホテル 地下1階 ペストリーショップ「スイーツ＆デリ」でも、もちろんテイクアウトが可能なので、職人の手仕事とこだわりがつまった3種の「マロンシャンティイ」を是非味わってみてください。
