「SWEETS COMMUNITY」での連載当初から、スイーツコンシェルジュとして地元・福島の魅力を発信したいと語っていた安孫子さん。その思いを形にしたSeason3では「福島スイーツ」をテーマに、地元・福島の地を彩るスイーツを紹介し、福島県を盛り上げていきます! 中編もアンテナショップ「日本橋ふくしま館 MIDETTE」から、佐々木館長ともにおすすめスイーツをお届けします。
第32回 定番から注目新商品まで、福島スイーツ紹介します!
まずは定番お土産スイーツから紹介!
佐々木館長 MIDETTEで不動の1位の売上なのが「ままどおる」ですね。
安孫子 昔からあって、当たり前のように食べてきたお菓子なんですが、お土産で買っていったときに「ままどおるってどんなお菓子?」と聞かれると、一瞬、何て説明していいか分からなくなります(笑)。「ままどおる」ってスペイン語で「お乳を飲む子」っていう意味なんですけれど、「ミルクたっぷりママの味」のCMソングが有名ですよね。
佐々木館長 福島県民なら、みんな歌えますよね(笑)。
安孫子 そして、次は「薄皮饅頭」ですが、僕が地元にいる頃は、まだ日本三大饅頭として推していなかったんですよ。東京に出てきてから知りました。それに、薄皮饅頭のパッケージがこういうふうになったのは、最近ですよね。
佐々木館長 そうですね。プラスチックのパッケージなったおかげで賞味期限が長くなったんですよ。
安孫子 食品ロスも少なくなるし、お土産を配る側としても賞味期限に余裕ができるのは嬉しいですよね。
佐々木館長 最近人気の「Sweets Manju(スイーツマンジュ)」は、ストロベリーやマンゴーなどのフルーツ風味を餡を包んだ薄皮饅頭で、フルーツの香りがしっかりしていておいしいんです。
安孫子 気になっていました。コレ、まだ食べたことがないです。買ってみようと思います。
安孫子 県外ではまだ知らない人がいるかもしれないですけれど、家にあったらテンションがあがるお菓子が「いもくり佐太郎」です。スイートポテトなんですよ。
佐々木館長 これは相当おいしいです。
安孫子 玉羊羹も福島スイーツを語る上では外せないですよね。羊羹自体の歴史は江戸時代かららしいですけど、戦時中に羊羹を持ち歩けるようにするために、このような仕様にしたそうです。
佐々木館長 楊枝でプチッと刺すと、羊羹がプリンッ出て来て、いいですよね、玉羊羹(笑)。
気になった商品を一気に紹介していきます!
安孫子 「酪王カフェオレ」も全国的にメジャーになりましたよね。コンビニでアイスも販売されたり、サブレとかいろんなスイーツも展開しているので。
安孫子 銘菓・加工品コーナーを中心に見てきましたけど、新商品に関しては、桃が強すぎる印象ですよね(笑)。桃以外にも本当においしい果物多いんですよ。もっといろんな果物を使ったスイーツが増えるといいですよね。
佐々木館長 そうですね。
~後編に続く~
■日本橋ふくしま館 MIDETTE
営業時間| 10:30~19:00
休 館 日| 年末年始 ※公式サイトをご確認ください
所 在 地| 東京都中央区日本橋室町4-3-16 柳屋太洋ビル1階
■オンラインストア「ふくふくマルシェ」
https://fukufukumarche.com/
撮影/伊藤 駿