安孫子宏輔の「あびこ菓子」 〜幸せって食べたら甘いと思う。〜 #32 Season3「福島スイーツ編」スタート! 日本橋ふくしま館MIDETTEに行ってきた(中編)

「SWEETS COMMUNITY」での連載当初から、スイーツコンシェルジュとして地元・福島の魅力を発信したいと語っていた安孫子さん。その思いを形にしたSeason3では「福島スイーツ」をテーマに、地元・福島の地を彩るスイーツを紹介し、福島県を盛り上げていきます! 中編もアンテナショップ「日本橋ふくしま館 MIDETTE」から、佐々木館長ともにおすすめスイーツをお届けします。


第32回 定番から注目新商品まで、福島スイーツ紹介します!

まずは場所のおさらいから。福島県のアンテナショップ「日本橋ふくしま館 MIDETTE」は、三越前駅・神田駅・日本橋駅・小伝馬町駅から徒歩圏内のアクセス抜群な場所に位置しています。

今回、店内をご案内いただいた「日本橋ふくしま館 MIDETTE」の佐々木館長。

早速、売り場を巡ってみます。

入り口を入って左手にあるのが銘菓コーナー。奥にある飲食コーナーでは、日本酒の飲み比べやご当地ラーメンなども食べることができ、近隣にお勤めの方にも人気のスポットです。

まずは定番お土産スイーツから紹介!

館内でも売上の上位に入る福島銘菓がズラリ! この一角だけでも代表的なお菓子はそろっています。

佐々木館長 MIDETTEで不動の1位の売上なのが「ままどおる」ですね。

安孫子 昔からあって、当たり前のように食べてきたお菓子なんですが、お土産で買っていったときに「ままどおるってどんなお菓子?」と聞かれると、一瞬、何て説明していいか分からなくなります(笑)。「ままどおる」ってスペイン語で「お乳を飲む子」っていう意味なんですけれど、「ミルクたっぷりママの味」のCMソングが有名ですよね。

佐々木館長 福島県民なら、みんな歌えますよね(笑)。

人気No.1の「ままどおる」(三万石)。安孫子さん自身もお土産でよく購入するのだそう。
バターを使った生地でミルク味のあんを包んだ、スティック状の焼き菓子(ミルク饅頭)が入っています。味わいも香りも優しい!

安孫子 そして、次は「薄皮饅頭」ですが、僕が地元にいる頃は、まだ日本三大饅頭として推していなかったんですよ。東京に出てきてから知りました。それに、薄皮饅頭のパッケージがこういうふうになったのは、最近ですよね。

佐々木館長 そうですね。プラスチックのパッケージなったおかげで賞味期限が長くなったんですよ。

福島三大銘菓の「薄皮饅頭」。柏屋は定番の箱入りタイプの他に、プラスチックケースに入ったスマートパックを販売している。8~15日間だった賞味期限が30日間に延びたのだそう。まさにパッケージ革命!

安孫子 食品ロスも少なくなるし、お土産を配る側としても賞味期限に余裕ができるのは嬉しいですよね。

佐々木館長 最近人気の「Sweets Manju(スイーツマンジュ)」は、ストロベリーやマンゴーなどのフルーツ風味を餡を包んだ薄皮饅頭で、フルーツの香りがしっかりしていておいしいんです。

安孫子 気になっていました。コレ、まだ食べたことがないです。買ってみようと思います。

「柏屋薄皮饅頭」はつぶあん、こしあん、宇治抹茶の3種類。「Sweets Manjyu」はスイートポテトがおいしいそうです。

福島三大銘菓の一つ「ゆべし」について語った記事はこちら!

安孫子 県外ではまだ知らない人がいるかもしれないですけれど、家にあったらテンションがあがるお菓子が「いもくり佐太郎」です。スイートポテトなんですよ。

佐々木館長 これは相当おいしいです。

「いもくり佐太郎」(ダイオー)は栗の入ったスイートポテト風のスイーツ。しっとり、ホックリとした軽い食感で、止まらないおいさ。隣の「ショートブレッド」は福島県羽鳥湖高原にある英国を再現した施設「ブリティッシュヒルズ」のもの。スコットランド地方の伝統菓子をオリジナルレシピで提供しています。

安孫子 玉羊羹も福島スイーツを語る上では外せないですよね。羊羹自体の歴史は江戸時代かららしいですけど、戦時中に羊羹を持ち歩けるようにするために、このような仕様にしたそうです。

佐々木館長 楊枝でプチッと刺すと、羊羹がプリンッ出て来て、いいですよね、玉羊羹(笑)。

ゴム風船に羊羹を注入した玉羊羹(高嶋屋)。NHK朝の連続テレビ小説「エール」にも登場しました。

気になった商品を一気に紹介していきます!

安孫子 「酪王カフェオレ」も全国的にメジャーになりましたよね。コンビニでアイスも販売されたり、サブレとかいろんなスイーツも展開しているので。 

福島県民のソウルドリンク「酪王カフェオレ」(酪王協同乳業)。

「ここまでの品揃えは地元でも見られないかも。酪王カフェオレの1000ミリリットルが手に入るのはありがたいです」(安孫子)

人気品種のあかつきを使った新作の「酪王ももオレ」は「さっぱりとしていておいしい」と佐々木館長。他にも、名前に反して固くて飲みにくい(濃厚なので)とテレビで話題になった、「会津の雪 ソフトクリーミィヨーグルト」(会津中央乳業)も購入可能です。

安孫子さんが驚いたという郡山銘販の「銘菓 福島のもも」。「桃を箱で注文すると、こんな感じに梱包されて届くんですよ。箱のデザインも秀逸で、コレはうまいな、と思いました」(安孫子)

桃の果肉を瞬間冷凍させた「ももふる」(ももがある)。「こうやって冷凍パックになっていると、いつでもおいしい桃が食べられますよね。いろんな種類があるし、ミキサーでスムージーにしてもいいですよね」(安孫子)

担当者一押しという、黄金桃を使った「黄金ももれーど」(しらかわ五葉倶楽部)。あかつきを使った「ももれーど」と比較するのもおすすめ。

福島県が生産量No.1の「ナツハゼ」を使った「ナツハゼの実ジャム」(けんちゃんファーム)。これはレアです。

安孫子 銘菓・加工品コーナーを中心に見てきましたけど、新商品に関しては、桃が強すぎる印象ですよね(笑)。桃以外にも本当においしい果物多いんですよ。もっといろんな果物を使ったスイーツが増えるといいですよね。

佐々木館長 そうですね。

~後編に続く~

後編では、地元福島でもあまり知られていない注目のスイーツやその他の特産品を紹介するほか、今後の展望などについてもお話していきます。

■日本橋ふくしま館 MIDETTE

営業時間| 10:30~19:00
休 館 日| 年末年始 ※公式サイトをご確認ください
所 在 地| 東京都中央区日本橋室町4-3-16 柳屋太洋ビル1階

オンラインストア「ふくふくマルシェ」
https://fukufukumarche.com/

撮影/伊藤 駿