日本一の生産量を誇る栗の名産地「茨城県」。
中でも笠間市は県内で最も栗の生産が盛んな地域で、栗のシーズンには「笠間の栗」を求めて県内外から多くの人が訪れるのだそうです。
にっぽんの美味。いばらき栗
茨城県は、栽培面積・生産量ともに全国第1位を誇る栗の一大産地。
今回のイベントメインとなった『笠間』だけでなく、かすみがうら市・石岡市・茨城市など各地で栽培されています。また、栗の品種も豊富で「丹沢(たんざわ)」「ぼろたん」「利平(りへい)」「筑波(つくば)」「銀寄(ぎんよせ)」「石鎚(いしづち)」「岸根(がんね)」など、ほくほく、しっとり、甘みが強いものなど様々な味覚を楽しむことができる日本一の「いばらき栗」を、体感してみてくださいね。
『笠間マロンコレクション2023』
“日本一の栗産地”茨城県から、笠間市内に主に店舗を構える県内の人気菓子店・カフェ・栗の専門店などが17店舗がルミネ池袋 B1 プリズムガーデンに集合した、和栗づくしの祭典『笠間マロンコレクション2023』。
『笠間マロンコレクション2023』開催概要
開催期間:2023年10⽉31日(⽕)~11⽉6⽇(⽉)
開催時間: 11:00~21:00 ※最終⽇は20:30まで
会場:ルミネ池袋 B1 プリズムガーデン (東京都豊島区⻄池袋1丁⽬11-1 地下1階)
出店数:17店舗
公式HP: https://kasama-marron-collection.com/
主催:茨城県
参加各店のおすすめの絶品ご当地マロンスイーツのほか、マロンスイーツの定番である「モンブラン」も登場。各店のこだわりが詰まった⾒た⽬も味わいも異なる「モンブラン」が10種類あるそうなので、合わせてチェックしてみてくださいね。
*出店⽇が限られている店舗もございますので、詳しくはHPをご確認ください。
さらに、栗本来の美味しさを堪能できる和菓⼦や焼き栗、菓⼦パンなど笠間の栗の魅⼒を存分に味わえるバラエティ豊かなマロンスイーツにも出会うことができます。
『笠間マロンコレクション2023』 商品ラインナップ一例
「⼊やなわぁ⼯房」出店日→10月31日(火)・11月1日(水)〜3日(金・祝)
約50年先々代より受け継ぐ笠間の栗農家が、栽培の傍ら直売所を営み、例年10~3月は栗メニューを提供するカフェが販売する「栗のケーキ」。
自家製米粉を使用したタルトを土台に、バター・卵・アーモンドパウダーで作ったスポンジ生地と、自慢の栗を使った栗の甘露煮をたっぷりと合わせたケーキです。
「いわまの栗や ⼩⽥喜商店」出店日→期間中毎日
⽼舗銘菓からも信頼の厚い栗の専⾨店として、厳選した⽣栗・栗加⼯品の製造販売をしています。栗の美味しさを追求した専⾨店ならではの商品はメディアでも度々取り上げられています。
「お菓⼦の店くりーむ」出店日→11月4日(⼟)〜6日(⽉)
季節ごとの⾷材にこだわったオリジナルスイーツを求めて訪れるファンが多い笠間の⽼舗洋菓⼦店「お菓⼦の店くりーむ」。笠間の栗を使った、上品なモンブランなどを販売します。
「笠間の焼栗 愛樹マロン」出店日→10月31日(火)・11月1日(水)〜3日(金・祝)
栗のまち笠間の焼栗専⾨店。特許を取得した栽培⽅法で育む⾃家栽培の栗が⾃慢とのことで、イベントでは大粒の焼き栗などを提供。
「カサマロンカフェ」出店日→期間中毎日
⾃然に囲まれた中学校の旧校舎の中にあるカフェ。栽培から加⼯までを⼀貫して⼿掛ける、栗農家にしかできないぜいたくな栗のスイーツをお届けしています。
「パティスリーKOSAï」出店日→11月4日(⼟)〜6日(⽉)
平成25年度伊勢神宮奉納品にも選ばれた「茨城の焼栗」等、地産地消を⼼掛け笠間市産の栗を使った⾼品質なケーキや焼き菓⼦を製造販売するパティスリー。
「パティスリーシュール ミガワ」出店日→期間中毎日
“主役は、お客様と洋菓⼦”と謳った透明感のあるモダンな店舗には、感動を与えられる特別感を意識した豊富な種類のスイーツが取り揃えられています。
「笠間栗のモンブラン」は、土台にダックワーズ生地、カスタードクリームと茨城産栗、その上にたっぷりのフレッシュクリームをのせ、自家製マロンクリームを絞っています。
「和栗や」出店日→期間中毎日
笠間市岩間地区の広⼤な⾃社農園で栗を栽培し、⽣栗、焼き栗、栗おこわから和洋の栗菓⼦、モンブランまで、ありとあらゆる栗を使⽤した商品を⼿がける唯⼀無⼆の和栗専⾨店「和栗や」。
販売する「Mont Blanc Chou」は、お菓子作りの基本理念でもある”一口目のインパクトある味よりも、自然で優しい後味を大切に”したシュークリーム。
シュー生地には、自然豊かな茨城県奥久慈地方、自然養鶏家の尾関さんが育てた愛情たっぷりの卵のみを使用。
中には、『自然養鶏卵』の黄身部分だけを炊き上げる贅沢なカスタードクリームを配合したモンブランクリームがたっぷり入っています。栗本来の美味しさを残しながらも、栗特有の重たい食感をできる限り減らしたのだとか。さらに、栗の旨味が凝縮した匠の『渋皮栗』と、生乳の風味が生きている低温殺菌の『純生クリーム』も合わさった旨味たっぷりのシュークリームです。
「栗のいえ」出店日→期間中毎日
フランスのミシュラン3つ星店や⾼級ホテルでシェフパティシエを務めたオーナーシェフが、地元笠間市で2021年にオープンさせた創作栗スイーツを堪能できる古⺠家カフェ「栗のいえ」からは、シェフ拘りの”あえて絞らない”スタイルで削ったこぼれモンブランを、テイクアウト用に木箱入りのかわいらしいサイズで販売。
独自のスタイルで風味豊かに仕上げた和栗ペーストの下に隠れているのは、乳脂肪分39%にブレンドした北海道産生クリーム、自家製和栗の渋皮煮、風味豊かなサクサク食感のアーモンドメレンゲ。
「CINARIS/シナリス」出店日→期間中毎日
茨城県の農産物の豊かさに惚れ込んだシェフが⾃ら⾜を運び厳選した⾷材を使⽤して、シンプルながら素材の良さを活かしたケーキの数々が⼈気の「CINARIS/シナリス」からは、和の味わいを使った「笠間栗と奥久慈ほうじ茶」が登場。
アーモンドクリームの上に、クランブル生地をあしらい、その上にたっぷりのほうじ茶クリーム。笠間栗ペーストを絞ったら、ほうじ茶メレンゲで食感や香ばしさをプラスした上品なモンブランです。
「洋⾵笠間菓⼦グリュイエール」出店日→期間中毎日
「おいしい素材を使っておいしいお菓⼦を作る」ことを理念に掲げ、⻑年愛される洋菓⼦店。栗をはじめ地元の笠間市で作られる豊かな農産物を使⽤し”洋⾵笠間菓⼦”として昇華させています。
「笠間地栗のモンブラン」は、さっくりとしたパイ生地にしっとり焼き上げたアーモンドクリーム、栗のカスタードクリーム、上質な生クリームに自慢のマロンクリームを全体に絞り重ね、上には渋皮栗をあしらっています。
『笠間マロンコレクション2023』開催を記念したオープニングセレモニー
初日には、東京都内で『笠間マロンコレクション2023』オープニングセレモニーが開催されました。
ゲストとして登壇されたのは、栗スイーツ好きの井上咲楽さん、スピードワゴンの井戸田潤さん、茨城県食のアンバサダーを務めるToshi Yoroizuka オーナーシェフの鎧塚俊彦氏。
『栗といえば井上咲楽と言っても過言ではないくらい、栗とは切っても切り離せない関係なんです』と栗をイメージしたという衣装を着て栗好きをアピールした井上さんと、毬栗に初めて触れたという井戸田さんのイガグリキャッチチャレンジで会場でほんわかムードに。
笠間の栗の美味しさや魅力についてのお話しだけでなく、鎧塚シェフによる実食ジャッジのオリジナルモンブランづくり対決も実施。
絞り方のアドバイスとして目の前で鎧塚シェフのお手本をまじまじと見つめていました。
『笠間マロンコレクション2023』 商品ラインナップ一例でもあげた出店店舗から、「栗のいえ」・「洋⾵笠間菓⼦グリュイエール」・「CINARIS/シナリス」の試食をしたお三方。
「洋⾵笠間菓⼦グリュイエール」笠間地栗のモンブランを試食した井上さんは、その美しさに『わぁ〜美味しい!栗のほっくりした甘みと、何層にも重なる食感と、なめらかさとあってすごく上品です。』と大喜び。
「CINARIS/シナリス」笠間栗と奥久慈ほうじ茶を試食した井戸田さん。『メレンゲのサクサクさが楽しい。苦味の奥に深い甘みがあるのよ!ほうじ茶とのバランスもいいですね〜』
と、急に火サスのアイキャッチなリズムで『あまあま、あまあま、あ~ま~~い!「サスペンスあま~い」が出ました!』と渾身のギャグを披露。
「栗のいえ」笠間のこぼれモンブランを試食するのは鎧塚シェフ。
『中がサクサクしているのでモンブランの王道ではあるが、見た目が面白い。笠間の栗のいいところを全面的に出していて、きちんとした作り方をされているのだな。と伝わってくるモンブランです。』
このイベントを通して、笠間のマロンスイーツに触れて魅力に惚れていただき、実際に笠間まで足を運んでもらいたいとの思いで実施されている『笠間マロンコレクション2023』。
ぜひ、この機会に「笠間の栗」のマロンスイーツを食べ比べ、自分好みの逸品を見つけてみてはいかがでしょうか。