[佐藤ひと美のスイーツレポート261]“イタリアのモダンペイストリーの建築家”ジャンルカ・フスト氏が魅せる「ブルガリ イル・チョコラート」で、これまでにないチョコレート体験を。

1884年にローマの宝飾店から歴史を刻み、世界中から愛されているイタリアのハイジュエラー「ブルガリ」が、2007年から日本発進として誕生させたチョコレートブランド 「ブルガリ イル・チョコラート」。

ブルガリだけが提供できる唯一無二のチョコレート体験をお届けするため、これまで15年以上に渡りチョコレート・ジェムズと向き合い、イタリアにルーツを重ね、そのひと粒にイタリア食材や文化などのストーリーを組み込み、新鮮な驚きやエキサイトメントを届けてきました。

例えば「アペリティーヴォ」をチョコレートで表現したり、「シェケラート」のおいしさを一粒に閉じ込め再現するなどチョコレートの既成概念を超え、限界を押し広げるための挑戦を続けてきた「ブルガリ イル・チョコラート」。

これまでにないチョコレート体験を届ける「ブルガリ イル・チョコラート」として、スイーツの世界とイタリアのエレガンスが出逢い、フレーバーのシンフォニーを奏でる人物、ジャンルカ・フスト(Gianluca Fusto)氏がブルガリ ホテルズ&リゾーツのグローバル メートルショコラティエとして就任されました。

ジャンルカ・フスト氏といえば、2019年夏に「ブルガリ イル・チョコラート」とのコラボレーションスイーツを展開。

その際、日本スイーツ協会連載でも[イタリアと⽇本、「ブルガリ イル・チョコラート」が惹き起こす究極のカルチャー体験]をご紹介したことを覚えていますでしょうか。

ブルガリ ホテルズ&リゾーツのグローバル メートルショコラティエに就任後、来日されたジャンルカ・フスト氏に、日本のラボチームと力を合わせて産み出した新生チョコレート・ジェムズの新作フレーバー、それぞれの素材のお話などを伺ってきました。

イタリア伝統菓子のクラシシズムに新しい息吹を吹き込み、シンプルな中にもモダニティを感じさせるスタイリッシュなスイーツを産み出す ジャンルカ・フスト(Gianluca Fusto)について

そのスタイルや創造性、そして繊細な材料使いのメートルパティシエ・メートルショコラティエとして世界的に幅広く活躍されています。

ミラノで生まれ、イタリア料理界の巨匠 Aimo Moroni 氏との出会いをきっかけに、料理から製菓の道へ進んだそう。これを機にペイストリーシェフとしての才能を開花させ、ヴァローナ エコール・デュ・グラン・ショコラの一員として活躍。
フレデリック・ボウ、ヤン・ドゥイッチ、フィリップ・ジブルらと5年間を共にすごし、チョコレートに関する造詣を深め、その技術を成熟。
現在は伝道師としてミラノ、パリ、ロンドン、ニューヨークなど世界中を飛び回り、情熱的かつ厳格に豊かなノウハウを伝えています。

「ブルガリ イル・チョコラート」新生チョコレート・ジェムズ

チョコレート・ジェムズの最大の魅力とは、上品なイタリア菓子のようなフレーバー、そしてユニークなイタリア食材の組み合わせにより生まれる新しいハーモニーをお楽しみいただけるガナッシュ(フィリング)にあります。

さらなる深い味わいのガナッシュを表現するため、チョコレートの厚さを8mmから10mmへと変更。

また使う食材により、四角い形はシングルガナッシュ(1層のガナッシュ)、丸形にはダブルガナッシュ(2層のガナッシュ)で表現。

コーティングに使うチョコレートは従来よりさらに口溶けを追求。

テクスチャーをよくすることで、口にいれた瞬間に舌の温度でチョコレートが溶け始め、シングルでは、カカオとイタリア食材の豊かでより繊細なフレーバーを感じられ、ダブルでは、2つのガナッシュがバランス良く口の中で溶け、混ざり合ってゆく、大胆で濃厚な味わいをお楽しみ頂けるようにと再構築されたチョコレート・ジェムズ。

ジュエリーを彷彿とさせるボックスからチョコレート・ジェムズをとりだし、口に含めたときの感動とその後に続く余韻まで、それはまさにブルガリ イル・チョコラートだけがお届けできるチョコレート体験です。

Gianluca Fusto Japan Unveiling 〜 ジャンルカ・フスト 日本お披露目会 〜

“チョコレート・ジェムズ(宝石)”に、より強いアイデンティティをもたらす新ラインナップ。

イタリアの食材をテーマとする〈イタリアニティ〉に沿いながら、実際チョコレートを作る日本においては、日本のラボチームと力を合わせ一番いい材料を探すだけでなく、シーズナリティも重要視しており、各シーズンごとに季節限定フレーバーの展開をしていきます。

ヨーロッパにおいて四季の4つの象徴的な素材を選んだ限定フレーバー

春季はレモンを、次作の夏季にはいちごを採用。

日本のいちごは冬から春にかけてのイメージだとは思いますが、イタリアでは夏が一番美味しい季節。イタリアに想いを馳せてほしいことから、イタリアの季節の食材を全世界共通のテーマにシーズンフレーバーをお楽しみいただけたらと考えているそうです。

現在販売中、初夏の風を感じる新作《季節限定》「アーリーサマー リモーネ」は、レモンを閉じ込めたガナッシュとジェラティーナ(イタリア語でゼリー)の2層構造で仕上げられた魅力的なひと粒。 

季節限定チョコレート・ジェムズ 「アーリーサマー リモーネ」

販売期間:2024年4月25日(木)〜2024年6月30日(日)まで

価格:1個  1,780 円(税込) ※公式オンラインショップでは2箱より販売

上層はレモン果汁の入ったガナッシュが風味豊かで滑らかな口当たり、下層はフレッシュレモンのジェラティーナで、程よい酸味と軽やかな食感で、チョコレートの濃厚さとバランスを取りながら、爽やかな後味を残します。

2層のハーモニーから生まれるレモンの余韻は、春から夏へと移ろいゆく季節にのせて甘美なメロディーを奏でます。

また、6月下旬には新しい季節限定フレーバーとして「フラーゴラ」を発売。

イタリア食材や文化などのストーリーと、《記憶・発見・感動》を組み込んだチョコレート・ジェムズ。現在展開中の定番フレーバー3種も試食してきました。

中でも、ジャンルカ・フスト氏が愛してやまない一粒というのが、ミラノの伝統的な料理サフラン・リゾットをインスパイアした「ザッフェラーノ エ マンドルラ」。

リゾットで使われるお米の代わりに採用しているのは、シチリア島のアーモンド。

このアーモンドは、通常のものに比べエッセンシャルオイルが多く含まれており、とても香りがよく、甘みがあるのだそうです。

大分県竹田市で約120年続く“竹田式”を守り栽培されている国産サフランを使ったホワイトチョコレートガナッシュとホワイトアーモンドのジャンドゥーヤをビターチョコレートでコーティングしています。

続いて、ジャンルカ・フスト氏の《記憶》の一粒が、オレンジフラワーウォーターやオレンジ花のはちみつをミルクチョコレートと合わせたオレンジハニー「ミエール エ アランチャ」。

ジャンルカ・フスト氏ご自身の幼少時代、母親がオレンジの香りのするミルクチョコレートケーキを作ってくれた思い出の味を表現。

オレンジ花のはちみつ入りミルクチョコレートガナッシュをミルクチョコレートでコーティングしています。

使用しているマダガスカルのミルクチョコレートは酸味が特徴で、オレンジの酸味が相性抜群。

そこに、まろやかなオレンジ花のはちみつと、イタリアのオレンジフラワーウォーターを合わせることでピュアな香りが凝縮された余韻が広がっていきます。

子供の頃に感じた、甘くて柔らかい”思い出の味”を感じる事ができると思います。

10年前からジャンルカ・フスト氏が採用しているレシピを、現代の味に再構築した「アチェートバルサミコ エ フィーキ」は、バルサミコ酢といちじくを組み合わせたチョコレート。

北イタリアのバルサミコ酢と、南イタリアのいちじくを合わせて、イタリアへの味覚の旅を堪能できる一粒です。

南米のミルクチョコレートを合わせる事で、いちじくの酸味とバルサミコ酢の酸味を柔らかくし、まろやかな味わいに仕上げられています。

ガナッシュの中にあえていちじくの実の中に小さな花を残すことで、プチっとした食感も楽しい。

それぞれ、大胆で濃厚な味わいの数々にうっとりします。

ジュエリーを彷彿とさせるボックスからチョコレート・ジェムズをとりだし、口に含めたときの感動とその後に続く余韻まで、それはまさにブルガリ イル・チョコラートだけがお届けできるチョコレート体験。

それは、まるでチョコレートの概念を別のレベルに引き上げてくれる革新的な味わいを楽しむ事ができました。

4月に発表されたラインナップ”あらたなチョコレート体験〜シーズンごとの物語/ タヴォレッタ・リモーネ・エ・ノッチョーレ〜”コレクションのほか、夏頃には果実をふんだんに使用した新作スイーツも展開される予定です。

新生ブルガリ イル・チョコラート、ぜひ皆さんも注目してくださいね!!