
いよいよ年を締めくくるスイーツのビックイベント「クリスマス」に向け、街中もイルミネーションの飾り付けが施され、気分も高まってきます。

“イエス・キリストの誕生を祝うクリスマス。現在はキリスト教文化の色濃い欧米だけではなく世界各国でお祝いされ、家族や恋人など、大切な人と過ごす日となっています。クリスマスに欠かせないお菓子は、国や地方によってさまざま。それぞれのお菓子には由来やエピソードがあり、長い歴史の中で人々の温かな想いとともに伝えられてきました。”
(引用 :スイーツ手帖~おいしさをひもとく142の秘密~ 監修 :一般社団法人 日本スイーツ協会リンク:http://shufu.co.jp/books/detail/978-4-391-14665-3)
クリスマスのご馳走といえば、やはり食卓の主役級でもあるスイーツ「クリスマスケーキ」。
早い所では9月中旬から予約受付を開始している店舗もありますが、すでに予約をした方や、いくつか候補を立てている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
クリスマスの普及、SNS映えするケーキの登場などにより、この数年クリスマス市場規模は拡大傾向にある中で、原材料費など物価高騰の影響でケーキの価格も上昇傾向にあります。一方で、日常の頑張りのご褒美に贅沢をしたいと、特別な日にふさわしい高級感のあるケーキを求める志向も強まっています。 また、低糖質、グルテンフリー、ヴィーガンなど、健康に配慮した多様化するニーズに応える商品ラインナップを展開するブランドやパティスリーも年々増えているように感じます。
昨年に続き、2025年のクリスマスも平日であることから、自宅で家族やパートナーとゆっくり過ごすスタイルが主流となりそうです。そのため、仕事帰りに購入できる予約不要のケーキや、配送サービスを利用する、いわゆる“手軽さ・利便性”のケーキへの需要が増加するでしょう。大人数でのパーティーよりも、少人数で楽しむ人が多いため、小さめサイズのケーキが人気を集める見込みです。
今年で8年目となるクリスマスケーキ特集。
パティシエが駆使しながら手掛けるオリジナルクリスマスケーキの数々を、今回は「こだわりのショートケーキ」からスタートし、「赤・白のクリスマスカラー」、「チョコレート」、「チーズケーキ」、「お取り寄せの配送ケーキ」と5回に分けて紹介していきます。
是非、お気に入りの逸品を見つけて今年のクリスマスを素敵に演出してみてください。
第1弾のテーマ:ショートケーキの魅力を徹底解剖
数あるクリスマスケーキの中でも、日本で不動の人気を誇るのが「ショートケーキ」です。
ふわふわのスポンジに、真っ赤なイチゴと雪のように白い生クリーム…クリスマスの夜にぴったりの、華やかで可愛らしいケーキですよね。
■ショートケーキが選ばれる理由

・日本人の好みに合わせた進化
起源は海外にありながら、日本ではしっとりふわふわのスポンジ、甘さ控えめで軽い口当たりの生クリーム、そして旬のイチゴをたっぷり使うことで、日本独自の進化を遂げました。この繊細なバランスが、日本人の味覚にぴたりと合い、国民的な定番スイーツとなりました。
・クリスマスカラーを表現
真っ赤なイチゴと白い生クリームは、クリスマスカラーの赤と白を象徴しています。クリスマスツリーの緑と合わせれば、クリスマスカラーが勢揃いし、雰囲気を盛り上げるのに最適です。
・世代を超えて愛される定番
ショートケーキは、子供から大人まで、幅広い世代に愛されるケーキです。小さい頃は、イチゴやクリームの甘さに夢中になり、大人になると、スポンジのきめ細かさやクリームの風味を楽しむように。家族みんなで楽しめるクリスマスケーキとして理想的です。
・豊かなバリエーション
近年では、定番のショートケーキだけでなく、様々なバリエーションが登場しています。チョコレートが主役のショートケーキやこだわり抹茶のショートケーキ、フルーツをたっぷり使ったもの、クリームのデコレーションにこだわったものなど、その種類は実に豊富。それぞれの好みに合わせて、選べるのも魅力です。
■ショートケーキを選ぶポイント
ショートケーキの美味しさは、スポンジ、生クリーム、イチゴというシンプルな構成要素の品質とバランスで決まります。

ショートケーキを選ぶポイント①スポンジ
スポンジは、ショートケーキ全体の味わいを大きく左右する土台です。しっとりふわふわ、きめ細かいものがおすすめ。卵の風味も大切です。
ショートケーキの魅力をさらに深掘り! ~生地へのこだわり~
ふわふわのスポンジ、真っ赤なイチゴ、そして雪のように白い生クリーム。クリスマスの定番、ショートケーキ。
その魅力は、何と言ってもそれぞれの素材のハーモニーです。中でも、土台となるスポンジ生地は、ショートケーキ全体の味わいを大きく左右する重要な要素。今回は、ショートケーキの美味しさを支える『生地へのこだわり』について、さらに深く探ってみましょう。
1. 素材へのこだわり
「卵」:卵は、スポンジの風味と食感を決める重要な素材。新鮮な卵はもちろんのこと、黄身の色が濃い卵や、平飼い卵など、こだわりの卵を使用するパティスリーも増えています。卵の美味しさが、スポンジの風味をより一層引き立てます。
「小麦粉」:薄力粉の種類によって、スポンジのきめ細かさや口どけが変わってきます。製菓用の薄力粉の中でも、タンパク質含有量の低いものを使用することで、よりきめ細かく、しっとりとしたスポンジに仕上がります。
「砂糖」:砂糖は、スポンジの甘さとしっとり感を出すために欠かせない素材。上白糖だけでなく、グラニュー糖や三温糖など、種類によって甘さや風味が異なります。それぞれの砂糖の特徴を活かすことで、スポンジに深みのある味わいを生み出すことができます。
2. 製法へのこだわり
「泡立て」:卵白と卵黄を別々に泡立てることで、きめ細かく、ふわふわのスポンジを作ることができます。卵白を泡立てる際には、ハンドミキサーではなく、職人が丁寧に泡立てることで、よりきめ細かい泡を作り出すことができるのです。
「混ぜ方」:粉類を混ぜ合わせる際には、「さっくりと混ぜる」ことが重要です。練り混ぜてしまうと、グルテンが出てしまい、スポンジが硬くなってしまいます。
「焼き方」:スポンジを焼く温度と時間は、オーブンによって異なります。そのため、パティシエは、それぞれのオーブンの特徴を把握し、最適な温度と時間で焼き上げています。
3. 独自のアレンジ
「蜂蜜や牛乳を加える」:蜂蜜を加えることで、スポンジにコクと風味が増します。牛乳を加えることで、しっとりとした食感に仕上がります。
「別立て法と共立て法」:スポンジ生地の作り方には、卵白と卵黄を別々に泡立てる「別立て法」と、一緒に泡立てる「共立て法」があります。別立て法で作ったスポンジは、きめ細かく、ふわふわとした食感に。共立て法で作ったスポンジは、しっとりとした食感になります。
ショートケーキのスポンジ生地には、素材選びから製法、そして独自のアレンジまで、様々なこだわりが詰まっているのです。ぜひ、クリスマスケーキを選ぶ際には、スポンジ生地にも注目してみてくださいね。
ショートケーキを選ぶポイント②生クリーム
口当たりが軽く、甘すぎないものが◎。乳脂肪分の高いものや、動物性と植物性をブレンドしたものなど、種類も豊富です。
ショートケーキの魅力を深掘り! ~生クリームへのこだわり~
ショートケーキの美味しさを左右する、と言っても過言ではない「生クリーム」。
口にした時の、あのとろけるような滑らかさ、優しい甘さ、ミルクの豊かな風味。実は、生クリームには様々な種類や特徴があり、パティシエたちは、それぞれのショートケーキに合う最高の生クリームを追求しています。
[生クリームの種類]
乳脂肪分:一般的に、乳脂肪分が高いほどコクがあり、濃厚な味わいになります。
高脂肪タイプ(40%以上):濃厚でリッチな味わい。しっかりとしたコクを楽しみたい方におすすめ。
中脂肪タイプ(35%前後):バランスの取れた味わい。軽すぎず重すぎず、幅広い層に好まれます。
低脂肪タイプ(30%以下):あっさりとした軽い味わい。カロリーが気になる方や、さっぱりとした後味がお好みの方におすすめ。
動物性 or 植物性:
動物性:牛乳から作られた生クリーム。乳の風味が豊かで、コクがあります。
植物性:植物油脂から作られた生クリーム。あっさりとした軽さが特徴。動物性よりも低カロリーです。
その他:
北海道産:広大な土地で育った乳牛から作られる、濃厚な生クリーム。
ジャージー牛乳:濃厚な味わいとコクが特徴のジャージー牛乳を使った生クリーム。
オーガニック:有機栽培で育てられた乳牛の牛乳から作られた生クリーム。
[パティシエのこだわり]
ブレンド:動物性と植物性をブレンドすることで、それぞれの良さを引き出す。
配合:砂糖の量や、その他の材料を調整することで、理想の甘さや口当たりを実現。
ホイップ:泡立て方によって、きめ細かさや口溶けが変わる。
[生クリームを楽しむ]
風味:ミルクの風味、コク、甘さなど、じっくり味わってみましょう。
口当たり:滑らかさ、軽さ、とろける感じなど、五感で感じてみましょう。
相性:スポンジやイチゴとのバランス、全体のハーモニーを楽しみましょう。
ショートケーキを選ぶポイント③イチゴ
旬のものを贅沢に使用しているものを選びましょう。品種によって、甘さや酸味が異なります。
「甘酸っぱい宝石」 苺の魅力を徹底解剖!

クリスマスショートケーキに欠かせないもの、それは真っ赤に輝く《苺》。 クリスマスカラーを彩るだけでなく、その甘酸っぱさが生クリームやスポンジの甘さと絶妙なハーモニーを生み出し、ショートケーキをより一層美味しくしてくれる、まさに「甘酸っぱい宝石」のような存在。
近年では、苺の品種改良が盛んに行われており、甘さ、酸味、香り、大きさ、形など、様々な特徴を持つ品種が登場しています。そのこだわりはますます強くなっており、パティシエたちは最高のショートケーキを作るために、様々な品種や産地から厳選した苺を使用しています。
[ 苺の品種 ]
「あまおう」: 大粒で甘みが強く、芳醇な香りが特徴。
「紅ほっぺ」: 果肉がしっかりとしていて、甘酸っぱい味わいが特徴。
「とちおとめ」: 甘味と酸味のバランスが良く、ジューシーな味わいが特徴。
「スカイベリー」: 大きくて美しい円錐形が特徴。甘みと酸味のバランスが良く、香りが高い。
「章姫」:果肉は柔らかく、ジューシーで、甘みが強い品種。美しい長い円錐形も特徴。
「ゆめのか」:酸味が少なく、まろやかな甘さを持っています。果肉は柔らかく、果汁が多い品種。
「さちのか」:甘味と酸味のバランスが良く、香りが高いのが特徴。全国的に栽培されているので、入手しやすい。
上記の品種以外にも、まだまだたくさんの苺が存在します。 近年では、白い苺や、ピンク色の苺など、見た目も個性的な品種も登場しているので、ショートケーキを選ぶ際には、使われている苺の品種にも注目してみましょう。
パティシエがこだわって選んだ苺は、きっと最高の味わいを届けてくれるはずです。
ショートケーキを選ぶポイント④デコレーション
クリスマスらしい飾り付けや、個性的なデコレーションにも注目!

近年、クリスマスショートケーキのデコレーションは、ますます多様化し、進化しています。 定番のサンタクロースや雪だるまの飾り付けはもちろん、チョコレート細工や飴細工、フルーツを使った芸術的なデコレーションまで、見ているだけでワクワクするような美しいケーキがたくさんあります。
こだわり「ショートケーキ」のポイントを踏まえ、2025年、一流のパティスリーや名門レストランが厳選素材と卓越した技術で生み出す、「究極のスタンダード」から「深化を遂げた新潮流」まで、豪華なラインナップを徹底解説ます。
【極上の定番】素材と技術が光るプレミアム・ショートケーキ
各店の矜持が詰まったショートケーキは、一見シンプルながらも、その素材選びと配合の妙にパティシエの哲学が凝縮されています。
パレスホテル東京

『スペリュール』

「プレミアム」の名にふさわしい、細部に渡るこだわり。大粒で糖度と果肉感に優れた栃木県産苺「とちあいか」を主役に据え、そのフレッシュな酸味と好相性の2種の生クリームをブレンド。さらに、クリームにはヴァニラビーンズの芳醇な香りを効かせ、沖縄産黒糖やフランス産A.O.P.バターでスポンジとクリームの味わいに深みとコクを与えています。 ※苺の入荷状況により、品種変更となる場合もあり
—パレスホテル東京 CHRISTMAS CAKE 2025 ご予約・お引渡し情報—
予約期間:2025年10月1日(水)〜ご購入日の6日前まで ※限定数ケーキは 売切れ次第終了
お引渡し期間:2025年12月20日(土)〜12月25日(木)
お引渡し場所:パレスホテル東京 1F ペストリーショップ「スイーツ&デリ」
お問合せ:Tel. 03-3211-5320(予約専用ダイヤル) ※オンラインショップ( www.palacehoteltokyo.com/shop )でもご予約可能
ホテルニューオータニ

『エクストラスーパーダブルショートケーキ』

今年初お目見えとなる、「エクストラスーパーシリーズ」をさらに進化させたホテルニューオータニ最高峰のスイーツです。
これまでの「一つのフルーツ」という概念を覆し、博多あまおうと、糖度14度以上の静岡県産マスクメロンという2種の最高級フルーツを共存。

フルーツにはエルダーフラワーの葛を纏わせることで、濃厚な甘みを最大限に引き出しています。スポンジ生地には無農薬の「玄米卵」を使用し、軽やかな九州大牟田産生クリームを合わせており、苺・メロン・スポンジ・クリームの織りなす究極の調和を、ひとくちで二度、三度愉しめる至福のケーキに仕上げています。
『新エクストラスーパーあまおうショートケーキ』

極上の口どけを追求し、パティシエの飽くなき探求心が生んだ傑作。
主役の博多あまおうの風味を最大限に引き立たせるために、スポンジには、玄米を食べて育った鶏の玄米卵を使用した生地と、ホテルオリジナルの雑穀「Jシリアル」を使用した生地の2種類を採用。軽やかな九州大牟田産生クリームと合わせることで、口の中で溶けるような食感に仕上げた究極の一品です。スポンジ中段に忍ばせた黒蜜が味わいに奥深さを加え、苺・スポンジ・クリームが「三位一体」となって溶け合う瞬間は、まさに至福の体験です。
—ホテルニューオータニ「パティスリーSATSUKI」CHRISTMAS CAKE 2025 ご予約・受け取り情報—
予約期間:東京・幕張 予約期間:2025年10月1日(水)〜2025年12月22日(月)※お引渡し希望日の3日前まで / 大阪 〜2025年12月23日(火)※お引渡し希望日の2日前まで
お引渡し期間: [東京] 2025年12月20日(土)~12月25日(木)11:00~21:00 [幕張] 2025年12月20日(土)~12月25日(木)11:00~19:00 [大阪] 2025年12月19日(金)~12月25日(木)10:00~20:00
お問合せ: [東京] Tel. 03-3221-7252 パティスリーSATSUKI直通(受付時間11:00~20:00) [幕張] Tel. 043-299-1639 パティスリーSATSUKI直通(受付時間10:00~20:00)[大阪] Tel. 06-6920-7325 ※12月25日(木)までの専用回線(受付時間10:00~20:00)
ホテル椿山荘東京

『極 ガトー・オー・フレーズ』

王道ながらも「極」の称号を冠する素材への徹底したこだわりが光る逸品。飾り立てない純白のケーキの裏側には、細部への揺るぎない技術が凝縮されています。

スポンジは、新鮮な平飼い有精卵と国産小麦粉をベースに、和三盆や発酵バターを加え丁寧に焼き上げ、しっとりとしたコクを生み出しています。クリームは、北海道産の脂肪度が高い生乳をメインに独自にブレンド。これにより、ほんのり黄色を帯びた、濃厚でありながら口どけの良い、滑らかな質感を実現。
合わせる大粒の苺は、甘みと酸味のバランスが優れたものを選び、ひと手間かけてコーティングすることで、素材そのもののポテンシャルを最大限に引き出しています。
—ホテル椿山荘東京 クリスマスケーキ 2025 ご予約・お引渡し情報—
予約期間:2025年10月1日(水)〜11月30日(日) ※限定数ケーキは 売切れ次第終了
お引渡し期間:2025年12月23日(火)〜12月25日(木)
お引渡し場所:ホテル椿山荘東京 3階「サロン」
お問合せ:Tel. 03-3943-7613(9:00〜20:00) / ショップ「セレクションズ」のテイクアウト商品オンライン予約ページより、 お受取日時、商品を選択、必要事項をご入力のうえ、事前クレジット決済にてご予約。 https://www.tablecheck.com/shops/hotel-chinzanso-tokyo-takeout-hct/reserve ※電話、店頭でのご予約は不可
東京會舘
『苺のクリスマスケーキ』

伝統に裏打ちされたクラシックな配合が特徴。
生クリームは動物性と植物性を独自の配合でブレンドすることで、ふんわりとした口当たりの後にコクのあるリッチな味わいが広がるという、理想のテクスチャーを実現しています。

特筆すべきは、苺へのひと手間。スライスした苺に芳醇な香味のマラスキーノ酒とパウダーシュガーを絡ませて2段重ねにすることで、華やかな香りと奥深い甘さがケーキ全体に加わり、伝統的な味わいに大人の深みをプラス。しっとり軽やかなスポンジ、バニラエッセンスで香り付けされたクリーム、そしてマラスキーノ酒の香りが、聖夜にふさわしい贅沢なハーモニーを奏でます。
—東京會舘 CHRISTMAS CAKE 2025 ご予約・お引渡し情報—
予約期間:2025年11月1日(土)〜ご購入日の3日前まで ※限定数ケーキは 売切れ次第終了
お引渡し期間:2025年12月20日(土)〜12月25日(木)
お引渡し場所:東京會舘 本舘 1F スイーツ&ギフト
お問合せ:Tel. 03-3215-2015(直通)
【シンプル・イズ・ベスト】名門の哲学が息づく定番の味
余計な装飾を排し、素材の組み合わせと技術の精度だけで勝負する。ブランドのアイデンティティを最も明確に表現する、洗練された「究極のスタンダード」をご紹介します。
アンダーズ 東京

アンダーズ 東京のショートケーキは、シェフ パティシエ ノルマン ジュビン氏のエレガントな哲学と上質な素材が息づく逸品です。
『プレミアム ストロベリーショートケーキ』

シェフ パティシエ ノルマン ジュビン氏が手掛ける、究極の上質さを追求したエレガントな一品。

ふんわりとしたスポンジに、北海道産プレミアム生クリーム、そして甘味と酸味のバランスに優れた福岡県産あまおう苺をたっぷり重ねた贅沢な構成です。さらに、食感のアクセントとしてストロベリーチョコレートで周囲を包み込むことで、シンプルでありながらもあまおうならではの濃厚な味わいと極上のハーモニーを堪能できます。
『クラシック ストロベリーショートケーキ』

多くの人に長年愛され続ける、基本に忠実で洗練されたアンダーズ 東京の定番の味。
たっぷりとサンドされた国産いちごと、しっとりとした優しい味わいの極上スポンジ、そして甘さ控えめで軽やかな生クリームが織りなす、至福のハーモニーが魅力です。余計なものを加えない基本に忠実な製法を守ることで、ご家族や大切な方と過ごすひとときにふさわしい、普遍的で洗練された味わいを追求しています。
—アンダーズ 東京 CHRISTMAS CAKE 2025 ご予約・お引渡し情報—
予約期間:2025年10月1日(水)〜12月18日(木) ※販売予定数に達し次第、ご予約の受付を終了
お引渡し期間:2025年12月21日(日)〜12月25日(木)
お引渡し場所:アンダーズ 東京 1F ペストリー ショップ
お問合せ:Tel. 03-6830-7765 / ご予約はオンラインにて https://restaurants.andaztokyo.jp/jp/news/pastry-christmascake2025
東京ステーションホテル

創業110周年という歴史と伝統を持つ東京ステーションホテルのショートケーキは、「本物の味わい」を追求した、安心感のある上質さが魅力です。
『クリスマス ショートケーキ』

館内のレストランやルームサービスで長年愛されてきた味を、クリスマス仕様に昇華。
最大の魅力は、厳選した30粒もの国産いちごをトップにも中にも贅沢にあしらっている点です。しっとりと焼き上げたスポンジと、ミルク本来の風味を活かしつつ、いちごの酸味と調和するよう甘さ控えめに設計されたクリームが絶妙に重なります。「甘みと酸味の調和」を極めた、創業以来の歴史に裏打ちされた王道の美味しさです。
—東京ステーションホテル CHRISTMAS CAKE 2025 ご予約・お引渡し情報—
予約期間:2025年10月1日(水)〜12月14日(土)
お引渡し期間:2025年12月20日(土)〜12月25日(木) ※12/22は除く
お引渡し場所:東京ステーションホテル 2F バー&カフェ カメリア前エレベーターホール
お問合せ:Tel. 03-5220-1951(カメリア直通)
【新潮流】こだわりとコンセプトで選ぶ個性派ショートケーキ
ショートケーキの枠を超え、健康志向やハイブリッドな味わいを追求した、今年のトレンドを象徴するラインナップです。
ハイアット セントリック 銀座 東京「NAMIKI667」
『クリスマス ショートケーキ』

ペストリーシェフ大澤隆一氏(「トロフェ・ドゥ・キュルノンスキー2023」最優秀技術賞受賞)が手がける、サステナビリティと素材の品質に徹底的に配慮した一品。
スポンジ生地にはオーガニックシュガーやケージフリーの卵を使用し、軽やかなテクスチャーと風味を追求しています。主役には、とびきり甘く、美しい形が特徴の埼玉県産ブランド苺「あまりん」を贅沢にサンド。北海道産生クリームにオーガニックシュガーとバニラを合わせたコク深いホイップで全体を包み込み、真っ白な雪のようなクリームの上には、ルビーのようにきらめく苺やミントが散りばめられています。
その姿は、まさにクリスマスブーケのような華やかさで、銀座並木通りのモダンな哲学を感じさせます。
—ハイアット セントリック 銀座 東京 クリスマス ショートケーキ ご予約・お引渡し情報—
予約期間:〜2025年12月17日(水) ※販売予定数に達し次第、ご予約の受付を終了
お引渡し期間:2025年12月22日(月)〜12月25日(木)
お引渡し場所:ハイアット セントリック 銀座 東京 3F NAMIKI667
お問合せ:Tel. 03-6837-1300 / https://namiki667.com/news/2025/09/Christmas.html
東京ステーションホテル
『クリスマス チョコレートショートケーキ』

ショートケーキをチョコレートの次元へと昇華。
厳選したカカオ55%と63%をシェフ自らブレンドして作ったこだわりのガナッシュを使用し、濃厚さと口当たりの軽やかさを両立。ほのかな苦みが心地よい絶妙なバランスです。さらに、たっぷりのチョコレートシャンティの中には10粒のまるごといちごが忍ばせてあり、カットする瞬間の鮮やかなサプライズも計算し尽くされています。
—東京ステーションホテル CHRISTMAS CAKE 2025 ご予約・お引渡し情報—
予約期間:2025年10月1日(水)〜12月14日(土)
お引渡し期間:2025年12月20日(土)〜12月25日(木) ※12/22は除く
お引渡し場所:東京ステーションホテル 2F バー&カフェ カメリア前エレベーターホール
お問合せ:Tel. 03-5220-1951(カメリア直通)
東京マリオットホテル

『Vegan Shortcake(ヴィーガン ショートケーキ)』

アレルギーや健康志向に対応したヴィーガンの限界に挑戦。
ペストリーシェフ 石和氏が「動物性の食材を一切使わない」ことにこだわり、さらに小麦粉も使用しないグルテンフリーを実現。

豆乳クリームと、大豆粉・米粉のスポンジで、従来のパサつきや物足りなさを克服。大豆製品や米油などをベースに、タンパク質も加えることで、ヴィーガンでありながらも遜色なくショートケーキの味わいを再現した研究の成果を体現しています。トップには和歌山県のブランド苺「まりひめ」をたっぷりとあしらい、味わいとコンセプトを高次元で両立させています。
『Christmas Shortcake』

スポンジ生地に高知県産「土佐ジロー」の卵を使用し、食感はしっとり柔らかくコクのある味わいを実現。甘さ控えめの真っ白なシャンティクリームと、ブランド苺「まりひめ」のコラボレーションが、口の中でふわっと溶ける優しい甘さを生み出します。

ブランド卵とブランド苺の共演による、素材の良さが際立つホテルメイドの定番です。
—東京マリオットホテル CHRISTMAS CAKE 2025 ご予約・お引渡し情報—
予約期間:2025年10月 1日(水)10:00~ 12月15日(月)
お引渡し期間:2025年12月18日(木)~ 12月25日(木)
お引渡し場所:東京マリオットホテル 1F Pastry & Bakery GGCo.
お問合せ:Tel. 03-5488-3911
Dining33「Dining33 Pâtisserie à la maison」

「シャンティフルール」

フランスの三つ星レストランなどで修業を重ねたシェフパティシエ浅井拓也氏が手がける、芸術性とカカオへの敬意を表現した一品。
特筆すべきは、デコレーションに施されたチョコレートのバラ。ヴァローナ社の上質な「エクアトリアール」チョコレートを極限まで薄く伸ばし、花びらを一枚ずつ丁寧に刮いで仕立てるという、高度な職人技が光ります。ケーキの中には瑞々しいイチゴを忍ばせ、周囲にはラズベリーや赤・白のスグリを贅沢にあしらっています。洗練された彩りと繊細な味わいが織りなす、視覚的なインパクトも絶大な、気品漂うショートケーキです。
—Dining33 Pâtisserie à la maison CHRISTMAS CAKE 2025 ご予約・お引渡し情報—
予約期間:2025年10月1日(水)〜12月6日(土)
お引渡し期間:2025年12月20日(土)〜12月25日(木)
お引渡し場所:Dining33 Pâtisserie à la maison
お問合せ:Tel. 03-4232-5801
【スタイルで選ぶ】アソート・ハイブリッド型
「どれか一つに絞れない」というスイーツ愛好家のわがままを叶える、欲張りなスタイルです。
品川プリンスホテル

『シャンティー・ドゥミ』

フレーズ(生クリーム)とショコラ・フレーズ(チョコレート)の2種類のショートケーキをアソートにした贅沢な一品。
生クリームの風味を生かした定番と、フランボワーズぺパンでキレのある酸味を加えたチョコレートの対比が楽しい、シェアにも最適なハイブリッドケーキです。
—品川プリンスホテル CHRISTMAS CAKE 2025 ご予約・お引渡し情報—
予約期間:〜2025年12月22日(月) ※限定数ケーキは 売切れ次第終了
お引渡し期間:2025年12月20日(土)〜12月25日(木)
お引渡し場所:品川プリンスホテル ブーランジュリーシナガワ(メインタワー 2F)
お問合せ:Tel. 03-5421-1114
2025年、ショートケーキは「深化」の時代へ
今年のクリスマスケーキ特集第1弾は、ショートケーキという「永遠の定番」が、いかに多様に、そして深く深化しているかを証明するラインナップをご紹介させていただきました。
究極の定番を選ぶなら、苺やクリームの品種にまでこだわった究極の素材使いに注目し、極上の口どけを追求した一品を選ぶべきでしょう。また、新潮流に見られるように、ヴィーガン対応やブランド苺へのこだわり、そしてチョコレートとの斬新なハイブリッドは、ショートケーキの持つ無限の可能性を感じさせます。
単なる「苺と生クリームのケーキ」ではなく、パティシエの技術と哲学、そして素材への飽くなき探求心が凝縮されたショートケーキ。
ぜひこのリストを参考に、今年の聖夜に輝く「最高のショートケーキ」を見つけてくださいね。