
甘く、深く、酔いしれる。ショコラ・ノエルは、今や「カカオの旅」。
いよいよ年を締めくくるスイーツのビッグイベント「クリスマス」に向け、街中もイルミネーションの飾り付けが施され、気分も高まってきます。

“イエス・キリストの誕生を祝うクリスマス。現在はキリスト教文化の色濃い欧米だけではなく世界各国でお祝いされ、家族や恋人など、大切な人と過ごす日となっています。クリスマスに欠かせないお菓子は、国や地方によってさまざま。それぞれのお菓子には由来やエピソードがあり、長い歴史の中で人々の温かな想いとともに伝えられてきました。”
(引用 :スイーツ手帖~おいしさをひもとく142の秘密~ 監修 :一般社団法人 日本スイーツ協会リンク:http://shufu.co.jp/books/detail/978-4-391-14665-3)
クリスマスのご馳走といえば、やはり食卓の主役級でもあるスイーツ「クリスマスケーキ」。
すでに予約をした方や、いくつか候補を立てている方もいらっしゃるのではないでしょうか。クリスマスの普及、SNS映えするケーキの登場などにより、この数年クリスマス市場規模は拡大傾向にある中で、原材料費など物価高騰の影響でケーキの価格も上昇傾向にありますが、価格を重視する方もいれば、日常の頑張りのご褒美にクリスマスケーキは贅沢をしたい!と、特別な日にふさわしい、高級感のあるケーキを求める高級志向の層も増えています。
また、低糖質、グルテンフリー、ヴィーガンなど、健康に配慮するといった多様化するニーズに応える商品ラインナップを展開するブランドやホテル、パティスリーも年々増えているように感じます。
昨年に続き、2025年のクリスマスも平日であることから、自宅で家族やパートナーとゆっくり過ごすスタイルが主流となりそうです。そのため、仕事帰りに購入できる予約不要のケーキや、配送サービスを利用する、いわゆる“手軽さ・利便性”のケーキへの需要が増加するでしょう。大人数でのパーティーよりも、少人数で楽しむ人が多いため、小さめサイズのケーキが人気を集める見込みです。
今年で8年目となるクリスマスケーキ特集。
パティシエが駆使しながら手掛けるオリジナルクリスマスケーキの数々を、「こだわりのショートケーキ」、「赤・白のクリスマスカラー」、「チョコレート」、「チーズケーキ」、「お取り寄せの配送ケーキ」と5回に分けて紹介していきます。
是非、お気に入りの逸品を見つけて今年のクリスマスを素敵に演出してみてください。
第3弾のテーマは、甘く、深く、酔いしれる「チョコレート」。
クリスマスケーキの定番といえば、日本ではショートケーキですが、近年では、ショコラティエやパティシエの飽くなき探求心により、チョコレートケーキが王道に並び立つ確固たる地位を確立しています。
今年のチョコレートケーキは、単なる「甘さ」だけではありません。
私たちは今、カカオ豆の産地や品種の個性を楽しむ「カカオテロワール」、そして、ムース、ガナッシュ、ビスキュイといった異なる食感の組み合わせを楽しむ「テクスチャーの妙」という、新たな次元へと誘われています。
伝統的な薪の形(ブッシュ・ド・ノエル)から、職人の革新的なセンスが光るスクエア型、あるいはモダンアートのような球体まで。
第3弾では、そんな最高峰の技術と哲学が詰まった、「形」も「味わい」も多様化した珠玉のショコラ・ノエルを厳選。世界のトップブランドやラグジュアリーホテルの”最高傑作”に酔いしれてください。
〈世界のショコラティエとホテルメイドの贅沢かつ芸術的なチョコレートケーキ〉
〜カカオの深みとテクスチャーの妙。大人のクリスマスを彩る、至高の逸品を〜世界のトップショコラティエが贈る【ブランドの哲学】
◽️Jean-Paul Hévin(ジャン=ポール・エヴァン) ∣〈夢とカカオが織りなす、ショコラの芸術〉
日本市場に「フランス高級チョコレート」を浸透させた、世界的な栄誉に輝くM.O.F.ショコラティエ、ジャン=ポール・エヴァン氏。
彼の創作の根底には、単に美味しいショコラを追求するだけでなく、社会的責任と持続可能性への深いコミットメントがあります。
エヴァン氏は2020年から「ショコラティエ・アンガジェ」に加わり、倫理的なカカオ調達に深く関わっています。その具体的な支援として、2023年にアフリカ・カメルーンのエヌコロサン村にカカオ加工所「エヴァン エヌコロサン」を創設。現地の労働環境改善と高品質カカオの公正な取引を推進しています。
2025-2026年のコレクションテーマは《夢、そしてカカオ》。

ショコラティエの根源的なテーマを追求し、厳格な技術と、カカオへの飽くなき探求心、そして「文化的価値」と「社会的責任」を果たすという哲学が、彼のビュッシュ・ドゥ・ノエルすべてに宿る、渾身のコレクションです。
彼のクリエイションの核となるのが、この自ら関わった最高品質のカメルーン産カカオです。注目すべきは、3種のビュッシュ全てにこのカカオムースを使用しながらも、単なる使い回しではなく、それぞれのフレーバーに合わせてムースの配合や立て方を繊細に調整している点。この妥協なき姿勢こそ、ショコラティエの哲学を物語っています。

エヴァン氏が人生をかけて追い求めた「夢」と「カカオ」の情熱を、この特別なノエルで体験てみてください。
ビュッシュ トゥー モモン(和の独創性が光る)

「終わりゆく一年や、それを彩ったそれぞれの季節に想いを馳せてみても、良いのではないでしょうか。」四季すべてのインスピレーションを込めた特別なビュッシュ。
芳醇なカメルーン産カカオの力強いムースに、柚子ではなく山椒という、新たな和のスパイスをショコラに大胆に融合させた、エヴァン氏の「進化する独創性」。サクサクとしたフイユティーヌを合わせたアーモンド風味のチョコレート層が、香りと食感に奥行きを与えます。山椒のクリアなスパイス感とカカオの深みが織りなす、極めて洗練された大人のサプライズ。
ビュッシュ レクレ(魔法のようなクリスマスの記憶)

「子どもの頃の夢の中で、クリスマスはきっと一番の魔法のようなイベント。」誰もが忘れられない、楽しかった瞬間の記憶を呼び覚ます華やかで普遍的な味わいの再構築。
エヴァン エヌコロサンのカメルーン産カカオのムースと、誰もが心躍るキャラメルクリームのコク、そしてビスキュイパンドジェンヌ(アーモンドのしっとり生地)が織りなす普遍的な美味しさ。キャラメリゼしたヘーゼルナッツとミルクチョコレートのクルスティアン(サクサク層)が、口の中で楽しい時間を提供します。濃厚さと甘さのバランスが絶妙で、テーブルの会話を弾ませる、誰もが楽しめる王道派!!
ビュッシュ エヌコロサン(冷凍配送・カカオへのオマージュ)

「カカオの原産国を讃えて、アフリカの伝統的な織物で華やかに彩った”旅するビュッシュ”。」自身の支援により設立されたカカオ加工所名を冠し、カメルーンと、カカオ生産者への深い敬意を込めた、哲学的な一本。
力強いカメルーン産カカオのムースに、ほのかにアニスが香るカカオのビスキュイとクルスティアンを合わせています。アニスの甘い香りがカカオの力強さを引き立て、複雑で豊かな風味を構築。冷凍配送可能な「旅するビュッシュ」でありながら、カカオへの情熱を感じられる最も哲学的な一本です。
ノエル限定 アントルメ:定番ガトーのクリスマス仕様
エヴァン氏の代名詞ともいえる定番ガトーも、クリスマス限定の装いで登場。

・グアヤキル ノエル:濃厚なヴェネズエラ産カカオのムースと、カカオとアーモンドのビスキュイの組合せ。
・ショコラ フランボワーズ ノエル:ヴェネズエラ産カカオのムースと、鮮やかなフランボワーズのコンフィチュールを重ねた、酸味と甘みのコントラストが美しい一品。
・オルセー ノエル:ヴェネズエラ産カカオのムースとビスキュイ、アーモンド風味のチョコレートの組み合わせ。
・ベル イル オランジュ(オンライン限定):爽やかなオレンジのジュレとヘーゼルナッツのヌガティーヌが、軽やかさを添える特別仕様。
【 JEAN-PAUL HÉVIN 2025 ビュッシュ ドゥ ノエル コレクション 】
※予約受付、お渡し期間については各店舗へお問合せください
〈お問い合わせ先〉
伊勢丹新宿本店:03-3352-1111(大代表)
日本橋三越本店:03-3241-3311(大代表)
三越銀座店:03-3562-1111(大代表)
表参道ヒルズ店:03-5410-2255
東京ミッドタウン店:03-5413-3676
伊勢丹浦和店:048-834-1111(大代表)
三越札幌店:011-271-3311(大代表)
三越仙台店:022-225-7111(大代表)
三越名古屋栄店:052-252-1111(大代表)
ジェイアール京都伊勢丹店:075-352-1111(大代表)
広島アンデルセン店:082-247-2403(代表)
三越広島店:082-242-3111(代表)
岩田屋本店:092-721-1111(大代表)
オンラインブティック:https://www.jph-japon.co.jp
◽️LE CHOCOLAT ALAIN DUCASSE(ル・ショコラ・アラン・デュカス)∣ 〈カカオの魅惑を五感で味わうアートピース〉
ミッシェル・ゲラール、アラン・シャペルら名だたる料理人に師事、モナコ「ルイ・キャーンズ」総料理長に就任、1990年には当時史上最年少の33歳でミシュランの三つ星を獲得したとして脚光を浴び、一躍フランス料理界の表舞台に立ち、“フレンチの帝王”と呼ばれる世界的に有名なフレンチの巨匠、Alain Ducasse(アラン・デュカス)氏が手掛けるフランス・パリ発のショコラ専門店「LE CHOCOLAT ALAIN DUCASSE(ル・ショコラ・アラン・デュカス)」。

今年のテーマ“魅惑のカカオポッド”のもと、ショコラティエがカカオに抱く情熱を、まるで彫刻のような芸術的なビジュアルと、多層的なテクスチャーで表現しています。
ビュッシュ・ド・ノエル <ビュッシュ・カボス> ※30台限定(要予約)

ケーキというよりも「アートピース」。カカオポッドを幾何学的に表現したデザインは、30台限定という希少性と相まって、最も注目すべきビュッシュ・ド・ノエル。

ショコラのムースとクリームの中に、キャラメルクリームやショコラビスキュイを閉じ込め、“カカオの魅惑”を表現。土台はヘーゼルナッツのプラリネやキャラメリゼしたナッツで構成され、ザクザクとした食感の快感をもたらします。濃厚なショコラ、キャラメル、ナッツの香ばしさが重なり合う、贅沢の極み。食感とデザインのすべてがカカオへの賛歌となる一台。
予約・お問い合わせ:ル・ショコラ・アラン・デュカス 東京工房 店頭、電話(03-5614-5313)、またはオンラインブティック( https://lechocolat-alainducasse.jp/ )へ。
◽️LA MAISON DU CHOCOLAT (ラ・メゾン・デュ・ショコラ) ∣〈パリの永遠のきらめき、ショコラの優美さの極み〉
フランス高級チョコレートの代名詞的存在である「LA MAISON DU CHOCOLAT (ラ・メゾン・デュ・ショコラ) 」は、1977年にロベール・ランクス氏によってパリで創業されました。その哲学は、ガナッシュのなめらかな口溶けと繊細な香りを追求することにあります。
現在は、二コラ・クロワゾー氏がシェフ・パティシエ・ショコラティエとして創作を牽引し、その卓越した職人技から「チョコレートの建築家」と称されています。

2025年のテーマは、光の都パリへのオマージュ『PARIS ÉTERNEL(パリ エテルネル)』。

パリのシックな感性と祝祭の華やかさが融合したコレクションから、創業以来追求してきた濃厚でありながら軽やかな口溶けを体現する、3種の特別なビュッシュ ドゥ ノエルが登場します。
BÛCHE DE NOËL CARACAS ビュッシュ ドゥ ノエル カラカス(ショコラ尽くしの王道)

濃厚なムース・オ・ショコラ ノアールと、なめらかなクレムーショコラオレのテクスチャーの妙を味わう、ショコラ尽くしの一本。ほのかな苦みがアクセントのクレムーキャラメルと、サクサクのクランブルショコラが加わり、ショコラの奥深さと食感の楽しさを両立しています。
BÛCHE DE NOËL SALVADOR ビュッシュ ドゥ ノエル サルバドール(ベリーとの華麗なマリアージュ)

フランボワーズとカシスのガナッシュ、フランボワーズジュレなど、ベリーの甘酸っぱさをたっぷりと使用。4種類のクーベルチュールを使用したガナッシュ モンテ ショコラノアールが全体を優雅にまとめ上げ、濃厚でありながらも軽やかな、女性的なエレガンスを体現しています。
BÛCHE DE NOËL MARRONI ビュッシュ ドゥ ノエル マロニ(松屋銀座店限定・ラム酒が香る大人の栗)

マロンコンフィを散りばめた濃厚な栗のムースに、香ばしいペカンナッツを合わせた松屋銀座店限定の特別なビュッシュ。ラム酒をほんのり効かせることで、栗本来の風味を最大限に引き出し、大人のクリスマスにふさわしい至福の香りの余韻を残します。
予約・お問い合わせ:https://www.lamaisonduchocolat.com/ja_jp/stores
〜 空間美学と技の競演。聖夜を飾る、洗練された大人のためのショコラ・ノエル 〜 東京の夜を彩る【ラグジュアリーホテルの独創性】
◽️The Westin Tokyo(ウェスティンホテル東京) ∣ 〈時を超える味わいと、新しい感性の交差〉
緑豊かな恵比寿に位置し、2024年10月に開業30周年を迎えたウェスティンホテル東京。

大規模リノベーションを経て「都会のウェルネスホテル」として生まれ変わったこのホテルは、その美食においても時を超えて受け継がれるヨーロッパの伝統と、現代の感性を融合させています。

今年のコレクションは「Westin Christmas 2025 where timeless stories begin」をテーマに、伝統的なドイツ菓子をベースとしたティラミスやザッハトルテといった定番を、リキュールの芳醇な香りと洗練されたデザインで、大人のためのショコラ・ノエルへと昇華させています。
オレンジザッハ(芳醇なリキュールが香る新作)

オーストリアの伝統菓子ザッハトルテをベースに、今年はオレンジのコンフィチュールをサンドして華やかな風味をプラス。チョコレートガナッシュには、芳醇なオレンジリキュール「コアントロー」を効かせており、好相性のチョコレートとオレンジが織りなす大人のためのハーモニーを堪能できます。
ラズベリーショコラ(くちどけ豊かなボックス型)

小麦粉を使わずに仕上げたくちどけ豊かなチョコレート生地と、なめらかなムースショコラを重ねたボックス型のデザイン。自家製ラズベリーコンフィチュールの酸味がチョコレートの深みを際立たせるアクセントとなり、華やかな赤とビターな黒のコントラストがクリスマスプレゼントを思わせる、スタイリッシュな一台です。

予約・お問い合わせ:
予約受付:~2025年12月10日(水)18:00まで
引渡期間:2025年12月18日(木)~25日(木)11:00~20:00
引渡場所:12/18, 19:パティスリー・バイ・ウェスティンホテル東京、12/20~25:宴会場「楠」
予約方法:オンライン予約(https://www.theterracetokyo.com/jp/specials)・事前決済 / レストラン予約(03-5423-7865)10:00~20:00
◽️Andaz Tokyo(アンダーズ 東京) ∣ 「和の感性とモダンデザインの融合」
虎ノ門ヒルズ 森タワーの最上階に位置し、常にモダンアートのようなクリエイションを追求するアンダーズ 東京。

シェフ パティシエのノルマン ジュビン氏が手掛ける今年のコレクションは、日本の伝統工芸や繊細な素材からインスピレーションを得た、日本のエッセンスが光る独創的なチョコレートケーキで祝祭のテーブルを彩ります。

ウィンタークラウン(アールグレイ&パッションフルーツのショコラムース)

クリスマスリースをイメージした、洗練された大人のためのショコラムース。奥行きのある華やかな香りのアールグレイムースと、爽やかなパッションフルーツの酸味を効かせたチョコレートのアクセントが主役。アールグレイとヘーゼルナッツのダコワーズが軽やかな口当たりをもたらし、気品ある香りと洗練されたハーモニーが特徴です。

予約・お問い合わせ:
予約期間:〜2025年12月18日(木)
受取期間:2025年12月21日(日)~12月25日(木)
予約方法:オンラインにて事前予約(7日前まで、販売予定数に達し次第終了)
受取場所:ペストリー ショップ / アンダーズ 東京 1階
03-6830-7765 (ペストリー ショップ直通/10:00~19:00) URL:https://restaurants.andaztokyo.jp/jp/news/pastry-christmascake2025
◽️Conrad Tokyo(コンラッド東京) ∣ 「洗練された和のモダンとオーナメントの輝き」
銀座からほど近い汐留に位置し、和のモダンデザインをコンセプトとするコンラッド東京。世界的な製菓コンクールでの受賞経験を持つエグゼクティヴ ペストリーシェフ、岡崎正輝氏が率いるチームは、エレガントで洗練されたクリスマススイーツを提供します。

今年は、クリスマスオーナメントをテーマにしたケーキも登場!アルコール不使用で幅広い層が楽しめるチョコレートケーキを、華やかなデザインと上質な味わいで展開します。
オルネ・ド・サパン(モミの木の飾り)

フランス語で「モミの木の飾り」を意味する、クリスマスツリーに見立てたチョコレートケーキ。

ダークチョコレートの酸味とオレンジの爽やかなアクセントを効かせたチョコレートムースの中に、カラメリゼしたヘーゼルナッツのムースを重ねています。濃厚で深みのある味わいながら、柑橘の風味で軽やかに食べ進められる、大人のためのショコラ・ノエルです。

予約・お問い合わせ:
予約期間:〜2025年12月22日(月)
予約方法:公式サイト(https://conrad-tokyo.hiltonjapan.co.jp/restaurants/lp/christmas-sweets)にてクレジットカード決済(電話予約不可。受取日3日前までに要予約)
受取期間:2025年12月1日(月)~12月25日(木)12:00~20:00
受取場所:12/1~18:28階「セリーズ」、12/19~25:28階会議室(期間により場所が異なります)
◽️Royal Park Hotel(ロイヤルパークホテル) ∣ 「絵本から飛び出す、夢と物語のショコラ」
東京・日本橋に位置するロイヤルパークホテルは、「粋な街の、意気なおもてなし」をコンセプトに、新旧が交差する街でクオリティの高いサービスを提供し続けています。当ホテルのクリスマスケーキは、毎年開催される「クリスマススイーツコンテスト」の入賞作を商品化しており、若手パティシエの知恵と感性、高い技術が光る、物語性豊かなクリエイションが魅力です。

また、定番のラインナップにも常にこだわりを注いでいます。今年は、クラシックなブッシュ・ド・ノエルの装いを一新。長年愛される伝統の味わいに、新鮮な魅力を加えて登場しました。
ブッシュ・ド・ノエル

装いを一新したそのビジュアルは、緻密な木の皮の模様が施され、ゴールドの飾りが映える伝統的な美しさ。食卓に置くだけで、優しいクリスマスを演出してくれます。
濃厚なチョコレートとキャラメルの風味を、バニラババロアが優しく包み込む絶妙なバランスを追求。さらに、3~4名様分でこのクオリティと価格は、ホテルのケーキとして非常にコストパフォーマンスが高く、手軽に贅沢を楽しみたい方に最適です。
予約・お問い合わせ:
予約期間:〜2025年12月15日(月) ※入賞作は要予約
予約方法:1F スイーツ&ベーカリー「粋」店頭、お電話、オンライン(https://www.rph.co.jp/sp/christmas2025/#takeout)にて受付予定
受取期間:2025年12月20日(土)~25日(木) ※受け取り場所は期間により異なる
03-3667-1111(代表)もしくは、店舗へお問い合わせください。
至高のショコラ・ノエルをあなたのテーブルに
私が今年出会った、クリスマスのチョコレートケーキたちは、世界のトップショコラティエたちが追求する、カカオをめぐる哲学と芸術の最前線を目の当たりにしました。
ジャン=ポール・エヴァン氏は、カメルーン産カカオに込めた持続可能な哲学と繊細なムースの使い分けでカカオのテロワールを表現し、ル・ショコラ・アラン・デュカスが贈る【30台限定のアートピース<ビュッシュ・カボス>】は、圧倒的な芸術性と希少性をもって五感すべてでカカオの魅力を堪能させてくれました。そして、LA MAISON DU CHOCOLATは、パリの優美さとなめらかな口溶けの極みを追求することで、ショコラのエレガンスを体現しています。
これらトップショコラティエの極みに加え、東京のラグジュアリーホテル群は、ウェスティンの伝統再構築、アンダーズの和の革新、コンラッドのモードなデザイン、ロイヤルパークの物語性という、それぞれの美学をチョコレートで見事に表現してくれました。
「伝統のブッシュ」から「革新のスクエア」、そして「絵本から飛び出したような物語性」を持つクリスマスケーキまで、2025年のチョコレートケーキは、まさに「形と味わいの多様性」の最高傑作が揃っています。
カカオのテロワールが持つ奥深い香りと、計算し尽くされたテクスチャーの妙。あなたの今年の聖夜は、どの「究極の一台」によって彩られるでしょうか。
日常の喧騒を忘れさせてくれる、甘く、深く、酔いしれるショコラの魔法。
ぜひ、本レポートを参考に、あなたのクリスマスを最も贅沢な時間へと昇華させてください。