【インタビュー】『ピーナッツバターの本』著者・HAPPY NUTS DAYに聞く「ピーナッツバターの魅力・作り続ける理由」

ピーナッツの産地、千葉県九十九里で生まれたピーナッツバターブランド・HAPPY NUTS DAY。スケートボートやBMXを通じて知り合った3人の若者たちが、ピーナッツバターの会社「HAPPY NUTS DAY」を立ち上げました。彼らがなぜ、“ピーナッツバター作り“を始めたのか?「HAPPY NUTS DAY」をはじめて変わったこと、仕事をする上で大切にしていること、これからやりたいこと、さらにこのたび出版される『ピーナッツバターの本』の魅力など、色々とお伺いしました。


Profile HAPPY NUTS DAY

「高齢化と過疎化の進む、地元・九十九里浜を盛り上げたい」そんな想いを持った、スケートボードやBMXを通じて知り合った3人の若者たちがピーナッツバターの会社「HAPPY NUTS DAY」を立ち上あげた。地元の農家や腕ききの焙煎職人の手を借りながら、2年近くの試行錯誤の末、完成。そのピーナッツバターがフードディレクター野村友里さんの目に止まったことを皮切りに、食ツウたちの注目を浴び、2013年10月から2014年1月に開催されたスヌーピー展(六本木ヒルズ・森アーツギャラリーセンター)では、スヌーピーとコラボしたピーナッツバターを販売し、瞬く間に完売となる。日本にピーナッツバターブームを巻き起こした。

■HAPPY NUTS DAY
http://happynutsday.net/


――「HAPPY NUTS DAY」をはじめたきっかけ、なぜ『ピーナッツバター』作りをはじめたのかを教えてください。

HAPPY NUTS DAY――3年前、仲間と一緒にスケートボードをしに行った千葉県で美味しいけどカタチが悪いからと商品にならない“はねだし”と呼ばれる落花生に出会いました。それ以来、よくはねだしでピーナッツバターを遊びで作る様になりました。気づけば夢中になり、ピーナッツバター屋さんを始めました。「ピーナッツバターで、人々の幸せな1日の脇役にでもなれたらいいね。」って理由で、HAPPY NUTS DAYと名付けました。

――HAPPY NUTS DAYの現在のお仕事内容を教えてください。

HAPPY NUTS DAY-――メインはピーナッツバターの販売です。今年から“School of Peanut”という農業体験を始めました。さらに、落花生の種まき実作業と、蒔いた種の成長を紹介するメルマガを配信。秋には収穫体験。そして、最後に収穫した落花生を焙煎し、ピーナッツバターにして参加者にお送りすることをしています。

――HAPPY NUTS DAYが仕事をする上で大切にしていることはなんですか

HAPPY NUTS DAY――農家、焙煎師、工場、僕ら、販売店、買う人みんながバランス良くしあわせになれるように努力しています。

――HAPPY NUTS DAY をはじめて、自分自身が変化したこと、周囲の人達の変化などはありましたか?どんな変化なのか教えてください。

HAPPY NUTS DAY――ピーナッツバター作りは、あくまで仲間との遊びにすぎませんでしたが、今では“日本の落花生が持つ価値の高さを伝えたい。”という想いを強く持っています。そして、中々相手にしてくれなかった農家の方々、落花生業界の先輩方もようやく相手をしてくれるようになってきました。

――改めて、このたび出版される『ピーナッツバターの本』の魅力を教えてください。

HAPPY NUTS DAY ――この一冊があれば、ピーナッツバターを使い切らない事はまずないかと思います。僕らも知らなかったピーナッツバターの活用法に驚きです。是非、読んでみてください。

――HAPPY NUTS DAYとして、今後取り組みたいこと、これからの展望を教えてください。

HAPPY NUTS DAY――ピーナッツを千葉県の名産に留まらず、日本の名産にする!

――最後にスイーツファンに向けて、メッセージをお願いできればと思います。

HAPPY NUTS DAY ――いろんな楽しみ方ができるピーナッツバター、皆さんの日常をより彩ってくれるはずです!


ピーナッツバターの本

著者:HAPPY NUTS DAY

出版社:誠文堂新光社

発売日:7月6日

ピーナッツの産地、千葉県九十九里で生まれたピーナッツバターブランド・HAPPY NUTS DAYによる、日本初のピーナッツバターの食べ方BOOK。「ピーナッツバターってどんなもの?」「食べ方がわからない」「買っても全部使いきれない」という人も多いのではないでしょうか。そこで、本書ではピーナッツバターの魅力から、全国各地の食ツウたちが教えてくれるとっておきの食べ方紹介。ヘルシーなドリンクやパンケーキ、フレンチトーストなどのスイーツから、野菜をたっぷり食べられる魅惑のディップなどピーナッツバターを余すところなく活用し尽くし、お腹も心もハッピーになる全てをここにぎゅっと詰め込みました。今日も明日も明後日も…、いつでも食べたくなるような、ピーナッツバターの魅力をたっぷりとお届けします。また、HAPPY NUTS DAYが自信を持って紹介したい食ツウたちのアイデアは、日々の生活に役立つこと間違いなしです。