『混じり合い、生み出され、世界へ』。コンセプトは、“渋谷の中心から、ムーブメントを、発信し、新たな文化を生み出す”中心的役割を担う施設「渋谷スクランブルスクエア」。
今回は、「渋谷スクランブルスクエア/SHIBUYA SCRAMBLE SQUARE」がメディア向けに発行するニュースレターの夏スイーツ企画に参加させていただきました。
「渋谷スクランブルスクエア ショップ&レストラン」は、最旬のアイテムを取り揃える 200 店舗以上のショップが並ぶ商業施設です。
今回は、年間約2500 個ものスイーツを食す日本スイーツ協会 スイーツコンシェルジュ認定資格者 スイーツライターの佐藤ひと美が、「渋谷スクランブルスクエア」施設の 1階スイーツフロアだけでも約 700点を超える豊富なラインナップの中から夏におすすめのスイーツを、最旬トレンドとともにご紹介します。
▷ この夏は“日本茶”と“フルーツ”のかき氷がトレンド
「夏はかき氷が食べたくなりますが、やはりお店で食べた方が美味しいですよね。今年はトレンドである日本茶を使用したものや、果肉を贅沢に使用したリッチなかき氷 が登場しています。さらに近年は、仕上げを自分でしたり、自分の好みにアレンジしたりできる体験型のスイーツが流行っており、私も注目しています。
また今は、遠くへ旅行に行けないぶん、各地の素材を使用したスイーツを食べて、さまざまな観光地へ行った気持ちになれる”スイーツ旅行”がトレンド。」
昨年から外出機会が減ったため、食べることでその観光地の景色まで想像できるような、こだわりスイーツが話題になってくる。
<日本茶> × かき氷
10階 <ocha room ashita ITOEN(オチャルーム アシタ イトウエン)>
「氷いちごと抹茶金時」
口に広がる抹茶の香りとふわふわ食感のかき氷。練乳と果実のソースはお好みでアレンジ可能。温かい日本茶とセットで楽しめます。
【佐藤コメント】緑と白と赤のコントラストが美しく、抹茶部分が濃厚で美味しい。さらに老舗和菓子屋「空也」のあんこがトッピングとしてつくのも驚き。とても贅沢な一品。
14階<神楽坂 茶寮(カグラザカ サリョウ)>
「利き茶かき氷」
京都宇治「老舗 丸久小山園」の抹茶、煎茶、玄米茶を使い、余分なものを加えず仕上げました。
シロップはお好きな量、組み合わせで楽しめるよう別添えで提供。通常のかき氷よりひとくちひとくちが特別な味わいになる新しいお茶の楽しみ方を堪能できます。 温かい日本のお茶かお抹茶をセットで提供します。
【佐藤コメント】ふわふわな氷で、思わず笑顔になるくらいの美味しさ。それぞれで少しずつ利き茶を楽しんだあと、混ぜて食べてみるのもおすすめ。抹茶と煎茶の組み合わせが◎
<フルーツ> × かき氷
13階<鼎泰豐(ディンタイフォン)>
「マンゴピン」
ふわふわな口溶けのピン(かき氷)に、 マンゴとマンゴソースをトッピングしま した。
【佐藤コメント】ミルク氷とマンゴで一気に台湾旅行気分に。食べ進めると底 にも濃厚なマンゴソースがたっぷりで驚きました。最後まで楽しめる一品です。
14階<神楽坂 茶寮(カグラザカ サリョウ>
「赤富士~苺練乳クリーム~」
夏の朝日を浴び、赤く染まる富士山をイメー ジ。
苺の果肉たっぷりの濃厚シロップに、ミルキーな練乳クリームを合わせました。果肉の食感、クリームのなめらかさ、食べ進めるほどに表情が変わる味わいあるかき氷です。温かい日本のお茶かお抹茶をセットで提供します。
【佐藤コメント】いちごの香りが強く、ぐっと香るのが食欲をそそります。爽やかに酸味のある果肉入りの濃厚シロップとフリーズドライの苺に、すっきりとした甘みのある練乳クリームは相性抜群。
▷ 今注目のギルティフリー、身体に負担がかかりにくい植物性和素材が再注目
「洋菓子ならではのバター感の強い美味しさも大好きですが、日本ならではのわび・ さびを感じられるような、造形が美しい和スイーツも大好き。
今夏は特に“くず”などの植物性で身体に負担がかかりにくい昔ながらの和素材に大注目しています。甘いものを食べるときに健康が気になる方も多いとは思いますが、自然素材で身体への負担が少ないため、罪悪感なく楽しめます。この夏おすすめのスイーツです。」
1階:ecute EDITION<船橋屋こよみ(フナバシヤコヨミ)>
「カップくず餅」
江戸から伝わる乳酸菌発酵和菓子「くず餅」は、保存料無添加・低カロリーの体に 優しいおやつです。※<船橋屋>のくず餅は小麦でん粉を 450日間乳酸菌発酵させたものを原料としています。
【佐藤コメント】たっぷりなきなこと黒蜜の絶妙なバランスがくず餅とぴった り。食欲がなくなってしまう夏にもおすすめ。家族で楽しめるくず餅に再注目です。
11階<中川政七商店(ナカガワマサシチショウテン)>
「本葛入り寒天もち」
本葛、寒天、もち米を炊き合わせた、もちもち柔らかな口当たりが楽しい寒天菓子。
産地の名産品と相性の良い素材を合わせ、深みのある味に仕上げました。フレーバーは、出雲いちじくとワイン / 宇治抹茶とあずき / 瀬戸内れもんと蜂蜜 の 3種。
【佐藤コメント】酸味や甘味が強すぎることなく、もちもち食感で上品な味わいを楽しめるのはさすが。夏にもさっぱりと楽しめるおすすめのスイーツです。
▷ 今年の贈り物は個包装が最適。夏は柑橘系でさっぱりしたものを
今夏も過酷な暑さが予想されています。 「夏の贈り物には個包装がマスト条件。 贈った相手が賞味期限などを気にせず好きなタイミングで食べられるような配慮が大切。せっかく喜んでほしいのに、いつまでに一気に食べなければ、と相手の負担にしてしまうのは嫌ですね」。
夏の贈り物には、柑橘系をはじめ、さっぱりとしたスイーツが好まれ、今年も数多く登場しています。
1階: TOKYU Foodshow<PRESS BUTTER SAND(プレスバターサンド)>
「バターケーキ詰合せ〈檸檬〉」
PRESS BUTTER SANDがお届けする夏のギフト「バターケーキ詰合せ〈檸檬〉」は、「瀬戸内の恵み」をテーマに、瀬戸内レモンを使用した「バターサンド〈檸檬〉」と「バターケーキ〈檸檬〉」を詰合せました。
【佐藤コメント】バターサンドはレモンのさわやかな酸味と苦みがしっかり感じられる味わい。 一方、バターケーキは、甘味が強く、幅広い年齢の方に楽しんでもらえそう。とてもバランスの良い詰め合わせです。
1階:ecute EDITION<銀座甘楽(ギンザカンラ)>
「小夏一番」
高知県産の小夏果汁をたっぷりと使用した贅沢なゼリーです。
【佐藤コメント】思わず笑顔になってしまう、かわいいネーミング。まるで小夏をそのまま食べているような味わいです。常温保存でき、日持ちもするので、相手の負担になることなくお渡しすることができます。
SPECIAL INTERVIEW
スイーツライター・佐藤ひと美が答える!この夏おすすめのスイーツ
――プライベートでもよく「渋谷スクランブルスクエア」にいらっしゃっているそうですが、魅力を教えてください。
そうなんです。すごく大好きで、毎月3回くらいは来ています。「渋谷スクランブルスクエア」が他の商業施設と違うところは、スイーツショップの質にすごくこだわっていらっしゃるところ。本当に良いスイーツショップを取り揃えているなと、 毎回そのセレクトに信頼感を感じています。
――本当にお好きなことが伝わってきます。では、佐藤さんにとって、スイーツはどんな存在なのでしょうか。
スイーツは、コミュニケーションツールだと思っています。私がスイーツ好きになったきっかけは、仕事で海外を飛び回り、各地でチョコレートを買ってきてくれた祖父の影響。小さなころから各国のスイーツが身近にあり、お土産をきっかけに各地の話題や素材など祖父との会話を楽しみました。そして今は、3歳になる息子が食にあまり興味を示さないときに、例えば「ケーキに使われている卵は調理法を変えると卵焼きになるんだよ」のように伝え、コミュニケーションをとっています。 贈り物としても、スイーツはとても素敵なものですし、すべての方を笑顔にでき、 会話のきっかけとなると思っています。
――最後に、今回さまざまなトレンドのスイーツを食べていただきましたが、感想をお聞かせください。
普段はスイーツショップに訪れることが多かったので、渋谷スクランブルスクエアのスイーツフロア(1階)以外にもこんなに質の高いスイーツがあることに驚かされました。お店のこだわりが随所に見られ、各店舗の工夫と自信が感じられました。渋谷スクランブルスクエアには来るだけでプチ旅行気分が味わえる魅力的なお店があるので、また今度ゆっくり来たいと思います。
※表示価格は、標準税率10%(軽減税率対象商品は8%)の消費税を含んだ税込み価格です
今回は、「渋谷スクランブルスクエア」ニュースレターの中で紹介する”オススメの夏スイーツ”企画でお声がけいただき、数ある商品の中から、この夏特にコレは!!というおすすめのスイーツをセレクトしてきました。
いつも使っているお店以外にも“食して感じる旅”や、“素材をどう楽しんでもらえるか”といった深い取り組みをされている店舗が多くて、私自身さらに『渋スクいいじゃん!熱いー♡』と改めて感じる楽しい時間を過ごすことができました。
特に、<神楽坂 茶寮>の「利き茶かき氷」が気になっていた私。3種類のお茶シロップをそれぞれかけたら最後は味が混ざるのかな?と思って実際に訪問したら『取り分け用の専用皿』があり、そこに好みの量の氷を入れて食べるスタイル。
なので、シロップの分量を自分好みに配合して食べる。それが、ちょっとした実験のようで楽しかった!また、氷の削る温度も見極めている。ということも知ることができたので、またゆっくりと味わいに伺いたい!!!と思ったかき氷でした。
是非、本格的な夏を快適に、そして楽しみながら過ごすことのできる“涼しく快適に感じる夏スイーツ”選びの参考にしていただけると嬉しいです。
<渋谷スクランブルスクエア 概要>
名称:渋谷スクランブルスクエア/SHIBUYA SCRAMBLE SQUARE
所在:東京都渋谷区渋谷2丁目24番12号
開業:第I期(東棟)2019年 11月 1日 ・第II期(中央棟・西棟)2027年度