2025年VD「おいしかったチョコレート」みんなの実食レポート集③

バレンタインシーズンに楽しんだチョコレートの印象的な味わいを、リアルな感想とともにお届け。今回は、2025年にオープンしたばかりの「CALATIR(カラティール)」のボンボンショコラから、特に印象的だった2つのフレーバーを、スイーツコンシェルジュ・深山真一さんがレポートてくれました。

CALATIR」の ボンボンショコラ4個入

「オーボンヴュータン」や「パトリック・ロジェ」など、国内外の名店で研鑽を積んだ熊谷治久シェフ。

2012年に自身の店「レタンプリュス」をオープンし、2025年1月には、厳選したカカオ豆を使い、一からチョコレートを作り上げるBean to Bar専門店として、「CALATIR(カラティール) Lab店」を立ち上げました。

今回購入したのは、「CALATIR」のボンボンショコラ4個入りのアソート。
この中から、2つのフレーバーを紹介します。

まず試したのは「Pistache」。

ガナッシュとの二層と思っていましたがプラリネのみのショコラでした。

ショコラセパレータでカットすると、口に含む前から自家製ピスタチオの香ばしいプラリネの香りがふわりと広がります。

もちろん、口の中でもその芳醇な香りが持続し、最後までピスタチオの風味を堪能できる一粒です。

続いて「Coeur」。

こちらもシェル型ですが、フランボワーズのパートドフリュイとガナッシュの二層です。

パートドフリュイの滑らかさ、ガナッシュの口溶けと口当たりの変化も楽しみながら一体感が生まれる逸品でした。