[佐藤ひと美のスイーツレポート131]《食して旅気分》日本美を楽しむアフタヌーンティー

ここ数年、ホテルのラウンジやカフェで見かけることが多くなった「アフタヌーンティーセット」。

可愛らしい見た目や、スイーツや軽食といった様々な食を少しずつ楽しめるのが魅力の一つ。

そもそも「アフタヌーンティー」とは、イギリス発祥の上流階級文化である社交の場の意味合いを持つ喫茶習慣のひとつですが、現在の日本では簡略化され一般的にも親しまれている生活習慣になりました。

今回は、旅に出るのが難しい今だからこそ改めて感じたい日本の伝統的な文化や技法、また食材などに触れながら、五感で堪能する《食して旅気分》日本美を楽しむお勧めのアフタヌーンティーをご紹介していきます。

■「PALACE HOTEL TOKYO(パレスホテル東京)

都心でありながら美しい緑と水に恵まれた品格のある東京 丸の内「パレスホテル東京」。

天井の高い広々とした空間の1階 ロビーラウンジ「ザ パレス ラウンジ」では、9月1日(水)〜11月30日(火)までの期間、金沢のお茶席で愛されてきた名店御菓子司「𠮷はし菓子所」との特別コラボレーション アフタヌーンティー「金沢のおもてなし」が提供されています。

コラボレーションアフタヌーンティー「金沢のおもてなし」 ※一日限定 25 食

価格:1名 7,200円 / グラスシャンパーニュ付き 9,800円(ともに税・サ込)

販売期間:2021年9月1日(水)~11月30日(火) 

提供店舗:「パレスホテル東京」1F ロビーラウンジ ザ パレス ラウンジ

提供時間:平日 13:00〜15:00、17:00〜18:30 / 土日祝日 14:00 / 15:00、17:00〜18:30(※2時間半制)

営業時間: 11:00~19:30(L.O.)

お問い合わせ:03-3211-5370(アフタヌーンティー予約専用ダイヤル)

メニュー内容:

加賀棒茶・落雁セット〉天野茶店の加賀棒茶、落雁 薪の里・福良雀 

加賀棒茶・落雁セット〉(写真は2人前)

御菓子司「吉はし菓子所」の和菓子の段〉栗金団(10月15日(金)〜:秋の香)、イチョウの寒氷、紅葉の生砂糖、煎餅 千代見草、くるみ餅、流水の生砂糖

御菓子司「𠮷はし菓子所」の和菓子の段

パレスホテル東京 スイーツの段〉能登志賀ころ柿のパンナコッタ、ルビーロマンのジュレ、打木赤皮甘栗南瓜のモンブラン、五郎島金時と抹茶のフィナンシェ、石川産無花果とパッションフルーツのムース、白味噌のスコーン、生醤油のコンディメント 

パレスホテル東京 スイーツの段

パレスホテル東京 セイボリーの段〉百万石しいたけと加賀蓮根 金時草のロワイヤル、スモークサーモンとクリームチーズのロールサンド、柿とプロシュート、加賀太きゅうりのサジキとズワイ蟹、五郎島金時芋ご飯 

パレスホテル東京 セイボリーの段

ドリンク内容〉天野茶店の加賀棒茶をはじめとする日本茶、クラシカルティー、ハーブティー、中国茶、アロマティーやコーヒーなど (25種類以上のドリンクをフリーフローでお楽しみいただけます) 

「美しい国の、美しい一日がある。」をブランドコンセプトとした 「パレスホテル東京」のロビーラウンジ「ザ パレス ラウンジ」では、毎年秋に提供されている”三段重のアフタヌーンティー”で日本の食文化にクローズアップしたコラボレーションを実施しており、今年は“金沢のおもてなし”をテーマに、石川県金沢の御菓子司 「𠮷はし菓子所」とコラボレーションした特別アフタヌーンティー「金沢のおもてなし」を提供。

御菓子司「𠮷はし菓子所」といえば、1947年創業の石川県金沢の老舗御菓子司。 

御菓子司「𠮷はし菓子所

主に予約制の受注販売で上生菓子や生菓子を作っており、数々の名茶会や料亭さんで登場し、その一線を画した美味しさに『𠮷はしさんのお菓子を取り扱うとはさすがですね』と一目置かれる誰もが憧れる金沢の名店です。

金沢のお茶席の場で愛されてきた和菓子は、茶人をはじめ多くの方々から信頼を寄せられています。

今回のコラボレーションアフタヌーンティー「金沢のおもてなし」は憧れの詰まった夢のような内容でした 。

まず最初に提供されるのは、「𠮷はし菓子所」による2つの落雁と、金沢の日本茶専門店「天野茶店」の芳醇な香りの加賀棒茶。

そして続く三段重の一段目には、「𠮷はし菓子所」から届く丁寧に作られた上生菓子や干菓子が入っています。

細やかな技術が光る色鮮やかさに心奪われたのが、可憐で美しい菊花を表現した「千代見草」。

「千代見草」

こだわりの栗を使用した毎年好評の秋の味わい「栗金団」は、東海地区出身の私が親しんできたギュッと栗のかたちに茶巾で絞りあげた栗金飩とは全く異なる口どけ。

「栗金団」

どこまでもふんわりと、口の中で溶け広がり栗の風味が体ごと包み込んでくれるような感覚でした。

(10月15日(金)からは、旬の栗に手間をかけて作られた餡子を合わせた「秋の香」を提供とのこと)。

流水の形をした生砂糖の下には、もっちりとした食感とくるみがしっかりと楽しむことのできる「くるみ餅」が。

「くるみ餅、流水の生砂糖」

小鉢の中には、秋を感じる干菓子とお煎餅が入っています。 

まさに芸術品のような金沢を代表する茶席菓子の老舗御菓子司 「𠮷はし菓子所」の目にも華やかな逸品ばかりが東京でもいただけるとは感動でした。

二段目は「パレスホテル東京」ペストリーシェフ 窪田 修己 氏による加賀野菜をはじめ石川産の食材をふんだんに使い和を感じることが出来るスイーツ 6種類とコンディメント。

御菓子司 「𠮷はし菓子所」とのバランスをしっかりと合わせた温かい愛があふれるラインナップが揃います。

ココットには、石川県能登地域で古くから生産されている果肉が羊羹状で緻密で柔らかい干柿「能登志賀ころ柿」を使用したパンナコッタが。

その隣のグラスには、国内品種トップレベルの粒の大きさを誇る石川県ブランドぶどう「ルビーロマン」を使ったジュレ。

ころんと可愛らしいサイズの「打木赤皮甘栗南瓜(うつぎあかがわあまぐりかぼちゃ)のモンブラン」は素材の甘さが引き立つ仕上がりになっているなど 、それぞれの加賀野菜や果実を和のテイストで、上生菓子を主役にしつつ引けを取らないスイーツを楽しむ事ができます。

スコーンは、白味噌を加えて発酵の風味を演出した「白味噌のスコーン」。

合わせていただくのは、少しとろっとした”みたらし団子のあん”をイメージした「生醤油のコンディメント」と学びになる素材の組み合わせ。

三段目には「パレスホテル東京」シェフによる石川産食材の力強い味わいを活かしたセイボリーを用意。

当コラボレーションにあたり、御菓子司 「𠮷はし菓子所」の𠮷橋 廣修 氏は

「雪国である北陸の地で培われた美意識や文化 を、和菓子を通じて感じていただけたらと思います。東京のお客様のほっとするお顔が見れたらと、心を込めて一つひとつ丁寧にこしらえます」と向き合ってくれたそうです。

また「パレスホテル東京」総支配人 渡部 勝 氏は、「コロナ禍長引く閉塞感の中だからこそ、北陸金沢の魅力に多くの方に触れていただき、旅することの想いを深めてもらえたら嬉しく、今回のコラボレーションを企画した」と話されておりました。

九谷焼や金沢漆器などの美しい器で提供される加賀料理も魅力の一つですが、金沢の茶の湯文化から生まれた和菓子はその洗練された美しさと、繊細な味覚が金沢の粋そのものです。

その醍醐味を凝縮したような御菓子司 「𠮷はし菓子所」の和菓子と、呼吸を合わせた「パレスホテル」のコラボレーションアフタヌーンティー「金沢のおもてなし」。

まだまだ県を越える旅行が難しい中で、五感を通じて味わう「最上質の日本」、食して金沢旅行気分を嗜んでみてはいかがでしょうか。

パレスホテル東京

住所: 東京都千代田区丸の内1-1-1

HP: https://www.palacehoteltokyo.com/

■「ホテル椿山荘東京

「世界をもてなす、日本がある。」をコンセプトに、美しい自然の中で、日本の伝統・文化を受け継ぎ伝えること、また日本のもてなしの心と、世界基準のサービススタンダードを体感する空間や時間を提供する「ホテル椿山荘東京」。

庭園内に建つ数奇屋造りの料亭「錦水」で、10月1日(金)〜11月10日(水)の期間、平日限定で日本酒「久保田」とのコラボレーションアフタヌーンティー「KUBOTA アフタヌーンティー」が提供されます。 

「KUBOTA アフタヌーンティー」※平日限定

価格:1名 5,500円(税込・サ別) 

提供期間:2021年10月1日(金)〜11月10日(水) 

提供店舗:「ホテル椿山荘東京」庭園内 料亭「錦水」

提供時間:12:00〜15:00(最終入店 13:00)

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[席数限定] 宿泊付きプラン

《朝食付き》「KUBOTAアフタヌーンティー」付きステイ

https://www1.fujita-kanko.co.jp/fujita-kanko/stay_pc/rsv/detail_plan_calendar.aspx?hi_id=47&lang=ja-JP&smp_id=1416&_ga=2.151822905.1066278347.1630285309-1860744894.1582001058

ご予約・お問い合わせ:03-3943-5489(10:00〜19:00) 

URL: https://hotel-chinzanso-tokyo.jp/restaurant/plan/kubotaafternoontea/

メニュー内容:

内容:

上段:スイーツ〉「ゆずリキュール」ティラミス、「翠寿」羊羹、「萬寿」生チョコレート、「紅寿」フィナンシェ、「純米大吟醸」コンポートベリー、プレーンスコーン 

上段:スイーツ

下段:セイボリー〉ずんだ餅、米粉パンのカナッペ(2種)、豆腐味噌漬け、袱紗焼き、粟麩の田楽 

下段:セイボリー

別皿〉サーモンと穴子の手毬寿司 2 種、久保田 雲海ホイップ

ウェルカムドリンク〉久保田 フローズン甘酒 with トマトジュース、久保田 利き酒セット (純米大吟醸・萬寿・紅寿) ※利き酒セットは、国内状況により提供できない場合もあり 

東京のホテルで初めてアフタヌーンティーを提供したと言われている「ホテル椿山荘東京」。

古き良きものに新しい視点を加えていくことを常に心がけており、その中で1987年に誕生した慶弔のおもてなしから招待の会食など多く承ってきたおもてなし の場である料亭「錦水」で初めてのアフタヌーンティーを提供することに挑戦。

日本酒を活かした和のテイストのアフタヌーンティーという事で、英国の伝統的なスタイル 3段のティースタンドではなく手毬のような可愛らしい丸い 2段の器を採用されています。 

使用する日本酒は、1830(天保元)年創業の新潟県にある日本酒の酒蔵「朝日酒造」を象徴する銘柄「久保田」シリーズ。

1985年に誕生した「久保田」は、当時の時代の変化を読み取り”淡麗辛口”という日本酒の新たな方向性を確立。2019年10月からは、誕生当時の基本理念はそのままに、新たなブランドメッセージ「常に進化する美味しさ」のもと、ブランドリニューアルを行い、新商品の発売や商品リニューアルのほか、日本酒の新たな楽しみ方などを提案しているのだそう。

そんな中での、今回のコラボレーションアフタヌーンティーは、日本酒ビギナーの方にもおすすめ!

ウエルカムドリンクの「久保田 フローズン甘酒 with トマトジュース」は、

上品な甘さとすっきりした後味を追求し、甘酒が苦手な方でも飲みやすい味わいの「久保田 こうじあまざけ」を使用したアルコール 0%のドリンク。

最初はそのままフローズン甘酒をサクサクと崩しながら、日本酒「久保田」で使われている米と麹、仕込み水を使用した麹甘酒の上品な甘さとすっきりとした後味を楽しみます。

一緒に提供されるトマトジュースは、酸のものと相性の良い甘酒のため、途中からお好みで入れ混ぜて飲んでいただくのもおすすめなのだとか。 

また、「ホテル椿山荘東京」の庭園演出「東京雲海」をイメ ージした「久保田 雲海ホイップ」は、「久保田 千寿」を煮立て豆乳ホイップと合わせ泡立てたものを、久保田のお猪口・升に入れ冷やして提供。

この粋なスタイルに思わず興奮する方も多くいらっしゃるはず。

スプーンですくってみると、ムースのようなフワフワ食感の食べる雲海が口の中で広がっていく。

アルコールは飛んでいるそうですが、日本酒感は感じられます。

田楽味噌を日本酒でのばし串に刺さった「粟麩の田楽」のもちもち食感や、表面を炙った「豆腐味噌漬け」、新潟名産の枝豆の優しい甘みが活かされた「ずんだ餅」などのセイボリー。

錦糸卵とキャビアをのせた「サーモンの手毬寿司」に、「穴子の手毬寿司」も、日本酒を活かした和テイストのアフタヌーンティーには嬉しいラインナップ。

上段のスイーツは、日本酒の香りや風味を楽しめるスペシャルメニューが豊富です!

上段:スイーツ

久保田ブランド 初のリキュール商品を使用した「ゆずリキュール ティラミス」では、ゆず本来の香りが強い「久保田 ゆずリキュール」 を生地にたっぷり染み込ませ、クリームの中にもゆずの皮を。

「ゆずリキュール ティラミス」

ティラミスの甘さとともに、口の中にゆずの爽やかな香りと味が上品に広がっていきます。

朝日酒造」で発売から35年以上に渡り多くのお客様から愛されている「久保田 萬寿」の深みのある味わいを活かし、チョコレートと合わせた「萬寿 生チョコレート」は、萬寿の華やかな香りとビターで濃厚な口どけ。

「萬寿 生チョコレート」

加熱殺菌を一切していない大吟醸の生酒「久保田 翠寿」の良さを消さないために火を入れずに使用できる羊羹で表現した 「翠寿 羊羹」。

「翠寿 羊羹」

羊羹の中には、翠寿で漬けたオレンジピールを入れ、翠寿の特徴でもある、舌触りなめらかで上品な甘さの羊羹に仕上げられています。 

辛味と酸味が調和し、ほのかな甘味の中にドライさを感じる「久保田 紅寿」に漬け込んだドライチェリーを忍ばせた「紅寿 フィナンシェ」は、上のシャンティークリームにも紅寿を合わせ、しっとりとした食感のフィナンシェとドライチェリーの味わい、紅寿の香りを楽しむことかできるなど、数寄屋造りの料亭「錦水」でいただく銘酒と料亭の魅惑のマリアージュ。

「紅寿 フィナンシェ」

東京雲海と共に、”和”の心を研ぎ澄ます素敵な時間を是非過ごしてみてはいかがでしょうか。

また、久保田とともにご家庭で料亭「錦水」の味をお楽しみいただけるテイクアウトメニューも10月1日より提供開始とのこと。

詳しく知りたい。という方は 

URL: https://hotel-chinzanso-tokyo.jp/shop/recommend/kubotatakeout

を確認してみてください。

♢ コラボレーション特設ページ

URL: https://hotel-chinzanso-tokyo.jp/kubota2021/

 「ホテル椿山荘東京

住所: 東京都文京区関口2-10-8

HP: https://hotel-chinzanso-tokyo.jp

■「ANA InterContinental Tokyo(ANAインターコンチネンタルホテル東京)

エネルギーに満ちた「東京」の街と同様に進化を続けた歴史とともに、その賑わいや人々の出会いを彷彿とさせるような「訪れるたびに新しく、心わきあがるような体験」をお届けすることを目指す、赤坂・六本木・霞が関まで各徒歩圏内という東京の中心部に立地した「ANAインターコンチネンタルホテル東京」。

ロビーの中央に位置する寛ぎの空間「アトリウムラウンジ」では、 10月1日(金)〜2022年1月31日(月)までの期間、日本の伝統的な修復の技術「金継ぎ(きんつぎ)」をテーマにホワイトチョコレートを使用した「金継ぎアフタヌーンティー」が提供されます。 

「金継ぎアフタヌーンティー」

価格:1名 6,588円(税・サ込)

提供期間:  2021年10月1日(金)〜2022年1月31日(月)

提供店舗:「ANAインターコンチネンタルホテル東京」アトリウムラウンジ / 2FL  

提供時間:11:00〜17:00(最終入店)※2時間制 

ご予約・お問い合わせ:レストラン予約 03-3505-1185 

URL: https://anaintercontinental-tokyo.jp

メニュー内容:

プチガトー(13種類)〉金継ぎ風モンブラン、ミニチョコレートコーンと金柑コンポート、ホワイトチョコレートボール、チョコレートマカロン、ホワイトチョコレートとバニラのムース、レモンゼリーとホワイトチョコレートパンナコッタ、「フェレロ ロシェ」(ヘーゼルナッツとココアヘーゼルナッツクリームが入ったチョコレート菓子)、ホワイトチョコレートドーム、ビターチョコレートムース、チョコレートスコーン/レミントン ホワイトチョコレート&ココナッツ、「ラファエロ」(ココナッツミルククリームとアーモンドが丸ごと入ったサクッとした食感のココナッツ菓子)、パッションフルーツチョコレートコーンパフ

セイボリー(4種類)〉チキンとクリームチーズサンド、ヤリイカのゼリー寄せ、スモークサーモンロール、ホタテとトリュフ 豆乳バンズ

ドリンク〉ドイツの老舗紅茶メーカー「ロンネフェルト」の紅茶やハーブティー、フレーバーティーを多種類ラインナップするほか、コーヒー、日本茶など(全26種類がフリードリンクでお楽しみいただけます)

テイクアウト用アフタヌーンティーも販売されるとのこと。

価格:3,200円(税込)

内容:スイーツ9種類 / セイボリー3種類 ※お飲み物は含みません ※前日までに要予約


「金継ぎ」とは、古くなって壊れた器を漆によって接着し、金粉などで装飾して仕上げる日本の伝統的修復技術。

ANAインターコンチネンタルホテル東京」最上級客室カテゴリー「クラブインターコンチネンタルルーム」の内装が、この「金継ぎ」をコンセプトに デザインされていることから、「金継ぎ」によって蘇った器を愛でるように、ホワイトチョコレートを用いた芸術品を愛でるような優雅なひとときをお楽しみいただきたいとの思いを込め、”ホワイト&ゴールド”のチョコレートの饗宴「金継ぎアフタヌーンティー」を提供。

黒い板に金継ぎのような模様が入った特製スタンドには、ホワイトチョコレートをベースに、金箔や金粉のソース、パールパウダーなどで華やかに飾り付けたムースやケーキ、マカロンなど 13種類のプチガトーと 4種類のセイボリー(塩味のメニュー)が出迎えてくれます。

中でも是非注目して欲しいのが、フランス産の栗の深みのある上品な味わいと苦みのないホワイトチョコレートとの相性が絶妙な「金継ぎ風モンブラン」のスイーツ自体に入った金継ぎ模様。

アーモンドサブレの上に、深みのある上品な味わいのフランス産のマロンクリームを絞ったモンブラン。その上に薄いホワイトチョコレートのディスクを乗せ、金粉を混ぜた水あめで金継ぎをイメージした模様を入れ、華やかな一品に仕上げた作品とのこと。

ゼリーに散りばめられた金箔が見た目の華やかさを引き立てるグラスデザート「レモンゼリーとホワイトチョコレートパンナコッタ」 は、ホワイトチョコレートをベースにした濃厚なパンナコッタと、爽やかな酸味のレモンゼリーの組み合わせ。

オーストラリア発祥の菓子・レミントンをモチーフとした「レミントン ホワイトチョコレート&ココナッツ」は、バニラ風味のスポンジケーキにホワイトチョコレートを染み込ませ、さらにココナッツをまぶしたあと、ホワイトチョコレートとホイップクリーム、金箔で飾り付け。

しっとりとした食感で、ホワイトチョコレートの優しい甘さが口の中に広がるラインナップで出迎えてくれる「金継ぎアフタヌーンティー」。

金継ぎ模様だけでなく、金箔や金粉のソース、パールパウダーなどで飾り付けを施した美しく甘美なホワイトチョコレートのスイーツとともに、優雅なお茶のひとときを満喫してみてはいかがでしょうか。 

ANAインターコンチネンタルホテル東京

住所:東京都港区赤坂1-12-33 

HP: https://anaintercontinental-tokyo.jp

なかなか旅に出るのが難しい今だから。改めて、日本の伝統を五感で堪能する《食して旅気分》を楽しんでいただけたら嬉しいです。

次回も笑顔を引き出す癒しのスイーツ情報をお届けできればと思います。

お楽しみに!!