[佐藤ひと美のスイーツレポート126]熟成炭火焼き蜜芋スイーツ専門店が手掛ける初のカフェスタイルの旗艦店「& OIMO TOKYO CAFE 中目黒店」、2021年7月24日(土)グランドオープン!!

約2年前頃からじわじわと高まってきた”お芋スイーツ”ブーム。

芋菓子のイメージといえば、じっくりと加熱した『石焼き芋』ではないだろうか。

特に日本の冬の風物詩とも言える焼き芋屋が屋台や軽トラック、またはリヤカーに専用の窯を積み、「いしや~きいも~やきいも~」といった独特の節回しで呼びかけ売り歩く姿を昭和世代の方なら懐かしく連想するのだと思います。

そもそも、焼き芋はどのような歴史があったのか。

さつまいもが日本に伝わったのは、室町時代~戦国時代に中南米からヨーロッパに持ち込まれ、東南アジア、中国を経て、江戸時代の頃に伝来した中南米産のかんしょ(サツマイモ)だと言われています。

そして、江戸後期以降には戦時の食糧難に備える救荒作物であったり、当時、貴重な砂糖の代わりに安くて甘い焼き芋がブームになったのだそう。

「サツマイモ」の名前は、薩摩地方(鹿児島県)に最初に伝わったことが由来とされ、現在では全国各地に60種以上の品種があります。

この数年、とろけるような甘みでブームの火付け役となった種子島産の「安納芋」、そして「紅はるか」をはじめとしたさつまいも農家のマーケティング戦略により、全国各地で甘さを重視した品種改良を経て、ホクホクだけでなく、流行りのねっとり系で甘みが強いものなど野菜というカテゴリーからスイーツでも活用できる幅広い存在になりました。

今回ご紹介する熟成炭火焼き蜜芋スイーツ専門店「& OIMO TOKYO(アンドオイモトウキョウ)」は、昭和の香り漂う石焼き芋のイメージがガラッと変わり、ラグジュアリースイーツとして新たなジャンル『蜜芋バスクチーズケーキ』などを販売するブランドです。

種子島産の熟成サツマイモのみを使用した“オシャレ&ヘルシー”をコンセプトに、素材にこだわったスイーツを展開する「& OIMO TOKYO(アンドオイモトウキョウ)」。

編集プロダクション《Roaster(ロースター)》の代表取締役 大崎 安芸路 氏と、六本木のパティスリー《LOUANGE TOKYO(ルワンジュ トウキョウ)》の統括プロデューサー 越智 通隆 氏が共同で立ち上げた熟成サツマイモスイーツ専門店。

その看板商品は、こだわりの熟成サツマイモを使用した新感覚サツマイモスイーツ『蜜芋バスクチーズケーキ』。

チーズケーキとスイートポテトの2層からなる新感覚スイーツ。

種子島の契約農家から直接買い付けたこだわりの安納芋を、石造りの熟成庫で60日間熟成。

代表取締役 大崎 安芸路 氏自ら契約農家のもとへ

自家製の炭と全長14mの長窯で2時間15分。じっくり、しっとり焼き上げた《究極の熟成炭火焼き蜜芋》と、ブコクリームチーズ、高千穂発酵バター、

太陽卵、てんさい糖、トンカ豆を合わせ素材をしっかりと引き立て、有名グルメガイド3つ星 シェフパティシエによる匠の技が生み出した、新感覚のチーズケーキです。

外側を高温で焼き上げることでケーキの外側に滲み出た蜜がカラメルのような香ばしさを醸します。しっとり甘い蜜芋と香ばしいバスクチーズケーキの新しいハーモニーを楽しむ事ができる『蜜芋バスクチーズケーキ』。

ローンチ後、2020年10月からはECサイトで展開。Amazonの洋菓子部門で第1位の人気を誇る芋スイーツ専門店として話題になりました。

その後、2021年3月には初の実店舗が「ザ・ペニンシュラ東京」内 B1にオープン。

そして今回、スイーツレポートにてメインでご紹介するのは、2021年7月24日(土)にグランドオープンする熟成炭火焼蜜芋スイーツの専門店「& OIMO TOKYO(アンドオイモトウキョウ)」初のカフェスタイルの旗艦店「& OIMO TOKYO CAFE 中目黒店」。

& OIMO TOKYO CAFE 中目黒店 (アンド オイモトウキョウカフェ)

グランドオープン日:2021年7月24日(土)

住所:東京都目黒区青葉台1-14-4  CONTRAL nakameguro 1F

https://goo.gl/maps/6TJtGXZzQNb6SKz6A

Tel:03-6416-4908

営業時間:8:00~19:00(フード18:00L.O. / ドリンク18:30L.O.)

公式HP / オンラインショップ

https://www.and-oimo-tokyo.com

先にご紹介した『蜜芋バスクチーズケーキ』は、店舗で購入&イートインでも提供されます。

左『林檎とゴルゴンゾーラの蜜芋パウンドケーキ』・中央『蜜芋モンブラン』・右『蜜芋バスクチーズケーキ』

また、新登場の『蜜芋モンブラン』、『林檎とゴルゴンゾーラの蜜芋パウンドケーキ』はオープン後しばらくはイートインのみで展開とのこと。

今回、オープンに先駆けて完全招待制レセプションパーティにお招き頂いたので、「& OIMO TOKYO CAFE 中目黒店」で提供される数あるメニューからスイーツジャンルを数点試食させて頂きました。

特に、コレは実際に食べて欲しい!と思ったのが、”グルテンフリー、ショートニング・上白糖不使用”の『林檎とゴルゴンゾーラの蜜芋パウンドケーキ』。

下層の安納芋のスイートポテトと上層のメープルのパウンドケーキの間に、程よいアクセントとなるゴルゴンゾーラ。

さらに、仕上げで紅玉をトッピングすることで酸味が加わり、味覚バランスも絶妙なパウンドケーキに仕上がっています。

また、カップ入りアイス『蜜芋ソフトクリーム』は、質の高いジャージー牛乳を使用しながらも、さっぱりとした後味にこだわった特製ソフトクリームがベース。

ここにアングレーズを加えコクと奥行きを広げ、ヘーゼルナッツのさくさくメレンゲ、安納芋の濃厚クリーム、さつまいもチップスをトッピング。一度にさまざまな食感を楽しめるだけでなく、味蕾も喜ばせてくれるソフトクリームでした。

ソフトクリームのような冷たい食べ物は、甘みが弱く感じる性質があるのですが、『蜜芋ソフトクリーム』はお芋の甘みや香り、ミルキーなコクがしっかりと舌の上で柔らかく広がり、『また食べたい!』と思える味わい。

カフェ限定のヘルシーなブランチやランチメニューも展開。

”グルテンフリー、ショートニング・上白糖不使用”『さつまいも2種のふわふわパンケーキ』は、米粉100%のグルテンフリーパンケーキに、濃厚な安納芋クリーム、キャラメリゼしたほくほくの紅あずまを添え、たっぷりのホイップクリーム、キャラメルソース、ジャージー牛乳を使用したソフトクリームが付いた豪華なデザートプレート。

前菜にお勧めなのが『さつまいものフムス』。

茹でたてのヒヨコ豆をペーストして作るフムスに、オリジナルスパイスでアクセントを効かせ、サツマイモのピュレで甘みと、オリーブオイルで滑らかさを加え、最後の仕上げにレモンで味を整えた『さつまいものフムス』。

自家製サツマイモチップスと一緒に楽しめるので、食感のリズミカルな変化もお楽しみいただけるはず。

また、前回のレセプションで大変好評だったキッシュも登場。

”グルテンフリー、ショートニング・上白糖不使用”『蜜芋のキッシュ』は、ベーコン&ポルチーニ入りと、スモークサーモン&ほうれん草の2種展開。

米粉を使用したグルテンフリーのタルト生地に、安納芋がごろごろと入った食べ応えのあるメニュー。

特に、『スモークサーモンとホーレンソウの蜜芋キッシュ』は、グルテンフリーとは思えない生地の味わいと、さつまいもの優しい甘みが、スモークサーモンの塩味と絶妙なバランスです。

 

また、サツマイモといえば、スイーツや軽食だけでなく、おかずや副菜まで幅広く親しまれている素材です。

”グルテンフリー、ショートニング・上白糖不使用”『ゴルゴンゾーラの蜜芋ニョッキ』では、チーズケーキでも使用している「& OIMO TOKYO」特製のサツマイモをベースに、米粉とタピオカ粉をミックスし、やわらかもちもち食感に仕上げたニョッキに、ゴルゴンゾーラとメープルシロップを合わせたソースで仕上げたお食事系メニュー。

コーンのピュレとこんがり香ばしく焼き上げたコーンを添えることで、より奥行きのあるあまじょっぱさも同時に楽しめるようになっている。

店内も落ち着いた雰囲気。

イートインでは、カウンター席やテーブル席のほか屋外テラス席も設置され、愛犬連れOK&ワンチャン用メニューも提供ありとのこと。

もちろんスイーツ系メニューはオンラインショップでも購入する事ができるので、合わせてお楽しみ頂きたい“オシャレ&ヘルシー”な安納芋スイーツ。

一度食べてみたら、冬季だけじゃなくて年中食べたくなるはず。

今回ご紹介させていただいたのは、2021年7月24日(土)にグランドオープンする熟成炭火焼蜜芋スイーツの専門店「& OIMO TOKYO(アンドオイモトウキョウ)」初のカフェスタイルの旗艦店「& OIMO TOKYO CAFE 中目黒店」。

食物繊維やカリウムが豊富なサツマイモは、健康志向に合うことも人気を後押ししている大注目ワードです。

今年の夏は猛暑予想が出ているので、「& OIMO TOKYO CAFE 中目黒店」で素敵な蜜芋時間を過ごしてみてください。

次回は”猛暑も吹っ飛ぶ”夏に食べたいスイーツ特集をお届けできたらと思っています。 

お楽しみに!!