[佐藤ひと美のスイーツレポート150]和と洋の垣根を越えたニッポンの新しいお菓子。バター和菓子を展開する新ブランド「八 by PRESS BUTTER SAND」がオープン!

北海道産のフレッシュバターをたっぷり使い、バターそのものの味わいを楽しめるよう研究開発したバターサンド専門店「PRESS BUTTER SAND(プレスバターサンド)」のスピンオフブランドとして、和と洋の垣根を越えた「バター和菓子」を展開する新ブランド「八 by PRESS BUTTER SAND」。

2022年3月9日(水)、大丸東京店 B1F に第1号店となる「八 by PRESS BUTTER SAND 大丸東京店」がオープンしました。

「PRESS BUTTER SAND 大丸東京店 / 八 by PRESS BUTTER SAND 大丸東京店」

住所:東京都千代田区丸の内 1−9−1 大丸東京店 B1F

営業時間:10:00〜20:00  ※準備などの都合により、開店時間が変更になる場合あり

オープン日:2022年3月9日(水)

https://hachi.buttersand.com/

バターの美味しさを、昔ながらの和の製法や日本独自の素材から最大限引き出し、和菓子として表現する新ブランドとして、《和と洋の垣根を越え、美味しさの可能性を末広げていく、ニッポンの新しいお菓子。》を目指したブランドです。

ストアデザインには、“日本に古くから根付いてきた「包む」文化》から、日本の奥ゆかしい心をデザインに取り込めないかと考え「包む」という行為そのものをデザインコンセプトに、店舗自体が和紙で包まれる様しつらえ、和紙とブランドの象徴的なディティールである八角形で構築。

日本の自然が大地を包み込んできたように、大切な誰かのことを想う「包む」という行為そのものが、ブランドコンセプト ・パッケージデザイン・ストアデザインとして一つになっているので、お客様、またその先の人々の心に届く様にと想いを込めデザインされた「八 by PRESS BUTTER SAND 大丸東京店」。

メインの商品ラインナップは3種類。

和バターサンド〈きな粉あずき〉 

国産きな粉と国産の米粉を練り込んだクッキー生地を八角形型の特注プレス機ではさみ焼きし、他にない“サクほろ“食感を生み出しています。

きな粉はコク深い黒豆きな粉と、時間をかけて焙煎した京 風きな粉の2種を厳選しているので、袋を開けた瞬間にきな粉の香ばしさがふわりと広がり鼻腔をくすぶり、ワクワクドキドキとした気持ちにしてくれ、中には北海道産の大納言あずきを使った甘納豆と濃厚なバタークリームで作った上品な甘さのあずきバタークリームが。

《和と洋》それぞれの素材の美味しさを最大限に引き出したバターサンドになっています。

また「八 by PRESS BUTTER SAND 大丸東京店」では、店内で製造する 焼きたて和バターサンド〈きな粉あずき〉も販売しているので、食べ比べするのも楽しいと思います!

おりどら / バターどら焼き

たっぷりのあずきバタークリームをふんわりもっちりのどらやき生地で包んだおりどら。

十勝あずきで作られた、甘納豆のシャリッとした食感と、バターのなめらかな食感のかけ合わせが美味しい一品です。ワッフルのように生地を二つ折りにした、片手で食べやすい形状も特長。

ばたふく/ バター大福

北海道産あずきを炊き上げたあんこの中にバタークリームをふんだんに入れ込み、これまでにない濃厚なコクを感じられる大福に仕上げられています。

滋賀県産のもち米に砂糖や水あめを加え丁寧に練り上げた羽二重餅は、絹のようなキメの細かさが特長。すべすべでやわらかな餅と、中からとろりとあふれ出るミルキーなバタークリームの組み合わせが新しい一品です。

※月毎に、旬の果実がのった限定ばたふくの取り扱いも予定しているとのこと。(3月は〈苺〉)

その他にも、和バターサンド〈きな粉あずき〉 とおりどらの入った「八・詰合せ」6個入・10個入・17個入なども展開。

※BAKE THE ONLINEでの販売は初夏頃を予定

2017年誕生のバターサンド専門店「PRESS BUTTER SAND」は、和菓子にある“はさみ焼き”の製法を取り入れ、バターサンドを新たに進化させたブランド。

焼きたてバターサンドも販売中。(左:フルーツナッツ、中央:つぶ苺、右:小倉あん)

いままでにも地域の素材(あまおう苺、宇治抹茶など)を使用したバターサンドを開発したり、風呂敷で包んだセットなど『日本の贈り物文化』に根付いた商品を提供し、ブランドを育てていくなかで、日本の伝統製法や四季折々の気候、季節の訪れを感じさせてくれる『和菓子』の趣深さに共感し、より深く和を感じられるバターサンドを作りたいと考えたのが「八 by PRESS BUTTER SAND」誕生のキッカケとなったそうです。

バターの美味しさを、昔ながらの和の製法や日本独自の素材から最大限引き出し、いままでの『和菓子』のアプローチとは異なる方法で、懐かしさの中にも新しい要素を取り入れた、和洋折衷のブランドとして誕生。

もちろん「by PRESS BUTTER SAND」という名が入っている通り、これまで「 PRESS BUTTER SAND」が洋菓子ブランドとして培ってきた製法や魅せ方を活かしつつ、和の素材や季節感などを取り入れながら、新しい“和”、新しい美味しさを創り出したい。

その新しい美味しさを創るためには、バターサンドだけに絞り込まず、新しい商材に挑戦していくべきと捉え、今回バターサンド以外の商品(バター大福、バターどら焼き)を開発したのだそうです。

和菓子がお好きな方々には普段ご利用いただく和菓子とは異なる違う新しい味わいを試してほしい。

また、格式のある伝統的な和菓子にはまだ抵抗があるような若い世代の方々にも、堅苦しく食べるというより、日常でお茶と一緒にカジュアルに楽しんでほしいブランドです。

オープン記念として、「つつみ 八×PRESS BUTTER SAND セット」 1,620円(税込)も各日 30 セット限定で販売中。

「八 by PRESS BUTTER SAND」と「PRESS BUTTER SAND」のそれぞれの代表商品である「和バ ターサンド〈きな粉あずき〉」と「バターサンド」を詰合せたボックスを限定デザインの風呂敷で包んだ手土産としてもお勧めなセット。

無くなり次第終了とのことなので、東京駅近辺に来た際には是非立ち寄ってみてほしい。

東京土産の新しい提案。和と洋の融合でまたちょっと違った喜びを。

今回は新しく誕生したバター和菓子を展開する新ブランド「八 by PRESS BUTTER SAND」情報をお届けしました。

次回は”美味しい味覚は人を幸せにする” 春を愛でる甘く可愛いスイーツ特集をご紹介。

お楽しみに!!