2025年VD「おいしかったチョコレート」みんなの実食レポート集④

バレンタインシーズンに楽しんだチョコレートの実食レポートが続々と集まりました。こだわりが詰まった逸品や印象的な味わいを、リアルな感想とともにご紹介します。さらに、前回「サロン・デュ・ショコラ 2025」をレポートしてくれたレフティさんが、新たなレポートを追加。チョコレートの魅力をたっぷりお届けします!

Normandie Chocolat」のエクアドル 野生のクリオロ75%

「サロン・デュ・ショコラ2025」東京会場Part3に出展されていた「Normandie Chocolat」で見つけたBean to Barを展開している「カカオの木」のブランドの商品。

カカオショックのこの時期に野生のクリオロ!?と自分的にはちょっとびっくり。
店員さんに「本当に野生のクリオロなんでしょうか?」と思わず聞いてしまった…笑。

現状、クリオロ種は幻のカカオと呼ばれ、世界のカカオの生産量のうちごく数パンセントしか占めていない。しかも野生なんて滅多にお目にかかれない逸品。

袋を開けるとクリオロ種独特のカカオの香りがあり、食べてみると途中から苦味が少々感じられ、最後までその苦みが付きまとう。カカオ75%ということは残りの25%は砂糖だが、苦みを和らげるためのような役目に感じられ、甘さはほとんど感じられない。

カカオというものは本来こういう風味なんだと思わせるようなカカオマニア向けのチョコレート。
エクアドルはカカオの品種が豊富だが、いかにも同国らしい奥が深いカカオだと感じた。

CHOCOLATIER PALET D’OR」の獺祭ショコラ

山口県の銘酒「獺祭」を使用したショコラ。
ビタータイプとミルクタイプがある。
食べてみると前者は途中から日本酒の風味が感じられ、後味もその風味が続いて余韻として残る。
後者は初めから少々の塩味があり、ちょっとしたアクセントになっている。
こちらは前者に比べて日本酒の風味はごく僅かに感じられる程度。でも、ここに塩を使うなんてインパクトのあるアイデアだと思う。

0cal/ダイエットは明日から「夜アイス&クレープ専門店」の生チョコブリュレ

現在流行している夜の時間帯しか営業していないアイスクリームショップの生チョコを使ったブリュレソフト。

カップの中のベースは、ミルク、チョコ、チョコミックス、抹茶、抹茶ミックスの中から選択できるので、チョコミックスをチョイス。

トップのとろとろの生チョコレートが見た目よりかなり濃厚。ほんの数分時間を空けてから食べようとするとカップからとろけ出す位柔らかい。

アイスのフレーバーはなんと約30種類! チョコレートのフレーバーは他にも複数あるが、自分的にはこの商品が最もインパクトがあっておいしい。