世界各国で”愛の誓いの日”と定着した2月14日のバレンタインデー。
日本では、1936年に神戸モロゾフ洋菓子店が「バレンタインデーにチョコレートを」という新聞広告を出したのが最初と言われています。(諸説あります)
浸透していったのは1960年代頃。株式会社 メリーチョコレートカムパニーや、その他菓子メーカーや企業、そしてメディアが『女性が男性に1年に1度愛の告白ができる日』と広く宣伝し、今や一年の中でも盛大なイベント事となりました。
1970年代に入ると、愛の告白から恋人同士のイベントへと変化。1980年代は、身近な男性である父親や兄弟にもチョコレートをプレゼントするようになり、やがて職場の上司や学校の友人にもチョコレートを贈る”義理チョコ”という裾野を大きく広げていきます。
2000年代には、現代の需要1位を占めている自分へのご褒美で本物志向のチョコレートを購入するといった”自分チョコ”の傾向が見られるようになりました。
そして、2008年のバレンタイン商戦から話題となってきた”逆チョコ”。
言葉通り、女性が男性にチョコをプレゼントするのではなく男性が女性にチョコをプレゼントするというものです。
海外で行われている本来のバレンタイン風習は、恋人や友達、家族などがお互いにカードや花束、お菓子などを贈り、女性が男性にチョコレートを贈るのは、日本独自の習慣と言われています。
2月14日がなぜ「バレンタイン」なのか。その誕生はローマ帝国時代にあるそうです。
皇帝クラウディウス2世は、兵士たちがなかなか戦争に出たがらない理由を愛する人を故郷に残しその元を去りたくないからだと考え、士気が下がるという理由で、若い兵士の結婚を禁止していました。
そんな若者達を憂いたキリスト教のヴァレンティヌス司祭は、秘密裏に結婚式を行っていたのですが、そのことが知られてしまいます。
当時ローマ帝国では、ローマ国教が優勢。キリスト教徒であったヴァレンティヌス司祭は、改宗を命じられたものの拒否したことで投獄され、処刑されてしまいました。
ですが、人々の愛を結び続けたヴァレンティヌス司祭は、後にキリスト教において愛の守護聖人とされ、その命日である2月14日が愛の守護聖人”聖バレンタイン”を祭った日=バレンタインデーとなりました。
今や、日本におけるバレンタインは多様化してきています。
好きな人に告白する、恋人や配偶者に愛を伝える、友人とチョコレートを楽しむ、職場の人に感謝を伝える、家族と過ごすだけでなく、普段以上に豊富な種類のチョコレートが市場を賑わせているので自分へのご褒美として食べたことのないチョコを買う日であったり、家族と一緒に楽しくスイーツを作る日など、日頃言えない感謝を表現する日としてのコミュニケーションツールにも活用されているようです。
そこで、今回テーマにしたい”逆チョコ”。
女性だってパートナーにかかわらず、義理でもチョコレートをもらえるのは嬉しいものです。
わがままを言ってもいいのであれば、美味しだけでなく可愛く特別感のあるものが嬉しい!
と言うことで、バレンタイン当日直前に「これが嬉しかったよ!逆チョコレート」の情報をお伝えさせていただきます。
男性の皆さん!要チェックですよ(笑)
滋賀・近江八幡の老舗和菓子舗「たねや」のグループとして、1995年4月に設立した洋菓子製造販売で多くのファンをもつ洋菓子店「CLUB HARIE(クラブハリエ)」。
連日大行列を生む人気商品「バームクーヘン」のイメージが強いかと思いますが、バレンタインシーズンに展開するチョコレート商品も非常に技術力も高いのです。
2年に一度アメリカにて開催される洋菓子の国際大会「 ワールド・ペストリー・チーム・チャンピオンシップ(WPTC)」2010で優勝した山本隆夫 シェフが率いる「CLUB HARIE(クラブハリエ)」は、国内外で優勝経験をもつ職人が揃っています。中でも今注目するべき人物は、チョコ工房 工房長を務めている「第17回 クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2021」日本代表にも選出された原田 誠也 シェフ。
「CLUB HARIE(クラブハリエ)」バレンタインラインナップの中でも注目なのが、ショコラティエの高い技術力をダイレクトに表現するボンボンショコラを強化することで、改めてチョコレート本来の美味しさを味わってほしいと一新されたボンボンショコラです。
そのラインナップの中で私が”逆チョコ”としてオススメしたいのが、通常のボンボンショコラの4分の1のサイズで展開する「プティボンボンショコラ」。
女性が一口で食べられる普通のショコラの4分の1のサイズで仕上げられた「CLUB HARIE(クラブハリエ)」バレンタイン商品です。
イタリア・ブロンテ産ピスタチオを贅沢に使用した「ピスタチオ」や、優しく甘い香りが余韻で口鼻に広がる「シナモン」、レモンの爽やかな酸味とホワイトチョコレートのまろやかな甘みが広がる「レモン」、ナッツのような香りと濃厚でミルキーなカカオの風味と酸味を堪能できる「ガーナ」、力強いカカオの風味とフローラルなアロマの「エクアドル」などショコラティエのこだわりがつまった「ショコラアソート」から厳選した8種類、計19粒のボンボンショコラの詰め合わせです。いろんな味を贅沢に楽しみたい、そんな欲張りな女性に嬉しい「プティボンボンショコラ」。
この見た目もとってもキュートなボンボンショコラ。
誕生のきっかけは、グランシェフの山本さんがオーストリア ウイーンを訪れた際に出会った”宝石箱”のチョコレートに惹かれたからだそう。
私自身も、オーストリアのウィーンに店舗を構える「Altmann & Kuehne(アルトマン・ウント・キューネ)」の宝石箱ショコラを知り合いの輸入代理店に日本に入れることはできないのか?と相談したほど惚れ込んだサイズなので、日本人のシェフがこのサイズを実現してくれたのは非常に嬉しかったのです。
と言っても、通常のボンボンショコラを製作するよりさらに、4分の1のサイズにカットするというひと手間工程が増える「CLUB HARIE(クラブハリエ)」のプティボンボンショコラ。
そのため、製造数も限られていますが、催事会場で発見したら即買いをお勧めします!
むしろ、男性の皆様にお伝えしたい!感謝の気持ちを”逆チョコ”「プティボンボンショコラ」と添えて、今年は大切な方に贈ってみてはいかがでしょうか?
2月14日まで開催中 各百貨店のバレンタイン催事、「CLUB HARIE(クラブハリエ)」のブースへ真っ先に行ってみてください。
今回は、多様化するバレンタイン。当日 直前にお届けしたい”逆チョコ”お勧めをご紹介させていただきました。
皆様にとって素敵な2020年のバレンタインを盛大で思い出に残る日にしてみてください!
次回は魅力的なチョコレート情報をご紹介いたします。
どうぞお楽しみに!