安孫子宏輔の「あびこ菓子」 〜幸せって食べたら甘いと思う。〜 #014 ティラミス

※安孫子宏輔さんのCandy Boy卒業に伴い、“安孫子宏輔(Candy Boy)の「あびこ菓子」”を再編集して公開しております。


安孫子宏輔さんのスイーツ連載「あびこ菓子」。 今回のテーマは大人向けスイーツの代表格「ティラミス」。初めて食べたときの印象とは?

第14回 安孫子さんとティラミス

――今回のテーマは「ティラミス」ですが、安孫子さんの年齢からいうと、ティラミスは小さい頃からありましたよね?

ありましたけど。えっ、ありませんでした?

――それがなかったんですよ。

ティラミスってブームになったんですよね。いつ頃でしたっけ?

――1990年頃ですね。ところで、初めて食べたときの印象は?

僕、ティラミスは単純に味が好きなんですよ。コーヒーもチーズケーキも好きなので。

子どもの頃は、上のクリームはすごくおいしいけれど、下のスポンジ部分は少し苦いなって思っていたんですが、初めて食べたときから好きでした。

大人になった今となっては、ベストなスイーツですよね。

永遠に食べられるんじゃないか、というイメージです。

最初はどこで食べたんだろう? もしかしたらクリスマス界隈のときに給食で出たのかもしれない。

マスカルポーネを知らなかったので、生クリームだと思って食べたら違くて……。チョコでもないし、正体がわからなかったです。でも、「なんかおいしい!」と。

なので、ティラミスという「分類ができないすごくおいしいもの」という認識でしたね。

――どんなときに食べますか?

たまに食べたくなりますよね。コンビニでも売っていますし、レストランで選べるデザートの中にあると頼みます。

――選べるデザートといえば、パンナコッタ、ティラミスあたりが定番ですよね。

確かに。選べるスイーツであったらティラミスを頼みます。

――作ったことはありますか?

それがないんですよ。ティラミスは挑戦してみようかな。

――そういえば、緊急事態宣言中はいろいろ料理を作っていたようですが。

タイを捌きましたよ。

真鯛のポワレを作ろうと思って、切り身がほしかったんですけれど、近くのスーパーに売っていなくて。

自粛期間だったので、遠くのスーパーに行くわけにもいかず……。これ見よがしに一匹売りはしていたので挑戦しました。

――鱗の処理とか大変ですよね。

ウロコ取り機がなかったので、ペットボトルの蓋で取ったんですけれど、鱗って結構飛ぶんですよね。

――魚売り場の人に頼むと、捌いたり、鱗をとってくれますよ。

言えば良かった……って、真鯛トークになりましたけれど、(話を戻して)コーヒーは今勉強中です。

――そういえば、エスプレッソマシンは使いましたか? #006 アフォガート

それが、まだなんですよ。

――ティラミスもエスプレッソを使いますから、本格的なエスプレッソで作ったらさらにおいしそうですよね。

ちょっとこだわった豆で作ってみたいですよね。

豆によっても細かい味わいが違ってくると思うので。

――食べごたえもありつつ、さっぱりもしていますからね。

勘違いしちゃいますよね。食べ放題とかだと大容量で置いてあるじゃないですか。バットに入っているようなのが。

大きいバットのティラミスは夢ですよね。ホームパーティーみたいなのをするときに作るとテンションあがりますよね。

大きいティラミス作ってみよう! “ティラミス作れる系男子”を目指したいと思います。

――“ティラミス作れる系男子”、いいですね。ぜひ作ってみてください。ありがとうございました。

撮影|伊藤 駿


※安孫子宏輔さんは2022年12月31日をもって、Candy Boyを卒業しております。